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≪人妻ユイの不倫文化論≫“不倫しない派”だった友人の驚くべき変貌

  • 2016年04月13日  仮屋園 ユイ   



    不倫なんて絶対にイヤ!という友人知人、多いかと思います。不倫コラムニストとして活動し、趣味は不倫!と仲の良い間柄には公表しているわたしにさえ「不倫なんかやめなさいよ」と徹底的に“不倫しない派”だった一人の友人の驚くべき変貌ぶりについて、今回はお話しをしていこうと思います。

     

    【不倫は悪だ!と言っていた彼女】

    わたしと彼女は、社会人になってから始めた習い事を通じて出会いました。趣味が同じということもあり、あっという間に意気投合。そしてわたしの素性を話すことになったのです。ライターって職業は、彼女からしたらパッと見なにをやっているのかわからないようで“スーパーニート”なんて言われていたのが心外で素性をバラしたんです。すると「不倫なんて絶対にイヤ!最悪!不倫とかするやつ最低!」とバンバン言ってきたんです。胸が痛みましたが、確かに最低かもなぁとも思い抵抗はしませんでした。そんな純愛一筋の彼女が、まさか不倫をするなんて当時のわたしは考えてもいませんでした。

    それから数年経ち、相変わらずたまに会って他愛もない話で盛り上がる2人だったのですが、実は…と恋愛相談をされることに。好きな人ができて、相当本気なんだけれど問題があるようで。「その人、結婚してたんだよね…」とポロり。不倫とか絶対ダメだってあんなに言ってたのに?!と思わず大きな声でツッコミを入れてしまいましたが、彼女の深刻さは相当なものでした。

     

    【知っていても、気持ちが止められなかった】

    聞けば、友人が好きになった相手とは会社の上司。不倫コラムニストとしては、不倫あるある、よく聞くパターンです。仕事の相談をしているうちに、段々と親密になっていって、上司としてではなく一人の男性として見るようになってしまったというもの。そもそも、単純接触の原理といって、毎日顔を合わせるような間柄であればあるほど、愛情というものは育まれやすいという心理学での一説があります。学校で同じクラスとか、職場が同じとか、そういうのって恋愛に発展しやすいんですよね。そしてその上司と2人で飲みにいくようになって、気がついたら「好きだった」んだとか。

    既婚者であることを知っていながら、自分の気持ちを止められなかった彼女。どうしようかと悩み、上司のその気持ちを伝えると「俺たちもっと早くに出会っていたら良かったのにね」と言われたと、彼女は泣きながら話してきました。うーんこれは重症です。不倫する男性がよくいうお決まりのセリフにも、彼女はもうキュンキュンしてしまっている。その上司が本気なのか遊びなのかの判別もついていない。そこで彼女にわたしは言いました。「上司は、本気で付き合ってくれているの?それとも、奥さんにバレたら困る!ってスタンスで会ってるの?」すると「バレるならバレてもいいかな…」って言ってた、と。その男、本当に大丈夫?と不安になりつつ、止められない恋心を見守ることにしたのでした。

     

    【「大好き」が悲しいから、成り下がる覚悟】

    自分のところで楽しそうにする彼。でも、このあと奥さんのもとへ帰っていくのか…と思うと胸が苦しくて仕方なかったそう彼のことを大好きだと思うのが悲しくなってきてしまったから、もう我慢できない!と彼女は暴挙に出たのです。なんと、自分から上司の自宅に電話をかけて、奥さんに「ご主人と不倫している者なのですが、ご主人と別れる意思はありますか?」と言い放ったそう。その日の午後から上司は“身内に不幸があった”とかどうとか…で、数日会社を休んだそうです。奥さんと話し合いをしていたのでしょうね。

    そして、出した結果が離婚だったんだとか。わたしの友人にしてみれば勝利です。晴れて上司であり彼でもある男性を、結婚という檻から逃がすことができたのですから。

    そうして、彼女はバツイチになった上司と関係を深めました。ある程度の年齢になっての離婚を経験すると、なかなか新しい恋愛相手が見つからないことを不安に思うのでしょうか。上司はわたしの友人以外に出会いを求めることなく、すんなりと元不倫相手である彼女との交際をスタートさせました。不倫しない派だった彼女は、不倫の挙句離婚までさせて、男を寝取った女になり下がったのです。

     

    【不倫の末の略奪婚。今の心情は…】

    不倫期間はおよそ半年。奥さんに不倫の慰謝料を請求されてもおかしくない状況でしたが、そういったことは一切なかったようです。不倫をした夫、ということを純粋に見限った結果でしょうね。そして、彼女は元不倫相手である彼と今年の2月に結婚を果たしました。

    「奥さんと離婚してくれて本当によかった。だって、こんなに素敵な人と一緒に暮らしていけるんだもん!子供もほしいし、マイホームも買ってもらう!めっちゃ幸せだよ」

    不倫しない派だった彼女は、不倫をして別れさせ、そして結婚までしてしまったのです。こんな展開、さすがのわたしでさえ予想していませんでした。