TOP > イククルコラム > ≪人妻ユイの不倫文化論≫もう会えない?不倫相手と別れたあとの関係

≪人妻ユイの不倫文化論≫もう会えない?不倫相手と別れたあとの関係

  • 2015年09月02日  仮屋園 ユイ   



    不倫はバレたらもう終わり?ドラマや映画では、世間様に不倫関係が知られてしまった後は大抵がもう離れ離れになってしまいますよね。実際のところ、不倫をしているのがバレてしまって不倫相手と別れたあとの関係って、どんなことになっているのか気になりませんか?数々の不倫を経験し、更に数々の体験を聞いてきたユイが核心に迫ります。

     

    【“昼顔”に例えられた通りの感情が】

    なかなか触れられない「不倫」を一躍時の話題にのし上げた連続ドラマが、「昼顔」ですよね。育児に家事、仕事を一生懸命にこなしながらも不倫に向かってただひたすらに走ってしまう主婦の心情が細かに描かれた…不倫コラムニストとしては大変共感の出来る見応えのあるドラマでした。別れたあと、もう絶対に不倫相手とは会わないという展開にもっていきながらも、なにかしらの含みを持たせるような終わり方をしたように思えますが、見ていた皆さんはどういった気持ちだったのでしょうか。ドラマのタイトルでもある「昼顔」は、まさに例えるにはピッタリの植物。伸びたツルが土の中を這い巡り、地表に出た部分を切っても切っても地中の見えない部分でどんどん育っていく…。不倫ってまさにそんな感じなんですよね。見える部分イコール不倫がバレたということ、でも不倫相手への気持ちは心の奥深くでどんどん大きくなっていきます。

     

    【くすぶる思いは誰にも止められません】

    ダメ!と言われたらどんどんしたくなるのと同じで、禁じられた恋愛には歯止めが利きません。不倫関係が明るみになって別れた2人が、本当にもう2度と会わないかといった疑問が残るのが正直なところ。そこは大人なんだし理性的に、もう会わないんじゃないの?と思うかもしれませんが、そこまでの理性がある人ならばそもそも不倫という扉を開かないはず…。欲望に忠実な2人だからこそ、許されない不倫をしたんですから、会いたい気持ちを抱き続けていれば必ずまた会うことになると思います。

    わたし自身、一度別れた不倫相手と2人で会ったことが実際に何度もあります。別に、会ったからといって体の関係を求めるわけではなく、思い出話に浸るといいましょうか…学生時代の同級生と会って話して盛り上がる感覚で、楽しかった当時のことを話して一緒に盛り上がるんです。興味を持って近づいて、親しくしすぎて大目玉を喰らった2人が、2人しかわからない思い出話をすると楽しいんです。実際に元不倫相手と飲んで話して…わたし自身も楽しかったですから。

     

    【現実から逃げたい場合は、逃避行も】

    わたしのように心の隙間を埋めるようなタイプの不倫や、わたしの数少ない不倫友達(数が多かったら困りますよね)のように肉体関係の充実を図るタイプの不倫では、別れた後に顔を合わせることがあっても、別れる前のように深い関係には戻らない傾向が強いと感じています。なぜなら、もうスリルは無いからです。お互いを知りすぎてしまっているので、出会った当初のドキドキ感が薄れています。それに、また関係が戻ったのがバレて慰謝料請求〜なんてなったらもう大変。面倒なことになりかねません。そういった事態を避けるためにも、お別れ後にまたヨリを戻して再度不倫関係に…ということは前述の2タイプに限って言えばあまり考えなくてもいいかと思います。

    しかし、本当にキケンなのが「現実から逃れるために不倫をしている人2人」です。遊びでも癒しでもなく、本気で今を変えたくて不倫をする人だっています。今あるものを全て投げ捨ててでも手に入れたいなにかがあるならば、一度別れたとはいえ不倫仲が再燃して結果逃避行までしたという体験談も届いています。リスクは承知、でももう引き返せないところまで進んでしまったという2人も中にはいるんです。本当にドラマのような人生を送る人もいるのね…と思うほど!

     

    【幸せに暮らすか、裕福に暮らすか】

    チラっとお話ししましたが、不倫がバレればお相手の奥様から慰謝料の支払いを求められることだってあります。嫌だ、払いたくないとってもは支払いの義務が生じて逃げ切ることは困難なんだとか。お金があれば、裕福に暮らせますよね。生活していくためにお金ってとっても大事ですから、わざわざお金をばらまくような不倫を進んでする必要もありませんし、不倫しちゃった人達も可能ならばバレなければいいなーと思ってお付き合いを続けていると思います。しかし、なんらかの満たされない思いを不倫で解消している事実はお金では消せません。

    わたし自身も様々なリスクを承知で不倫をしているのです。「今あるお金を持って裕福に暮らす」のか、はたまた足りないものを欲しがって不倫して「お金を失うことになっても幸せに暮らすか」を天秤にかけているのかな、と日々感じてなりません。不倫相手と別れたからといって、不倫の関係が完全に途切れることはなく、不倫相手にも不倫をした自分自身にも、そして巻き込んだパートナーにも一生その関係は刻み込まれるものなのでしょう。