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≪人妻ユイの不倫文化論≫不倫で女は“嫉妬”に狂う

  • 2014年11月12日  仮屋園 ユイ   



    恋愛感情につきものなのが“嫉妬”。大好きな人の全てを知ることが出来ず、そして相手をほとんどの場合で自分のものに出来ない不倫では、その嫉妬は更に倍増します。嫉妬に狂った女達がとった、恐ろしい行動を今回はご紹介します。

     

    【不倫相手の奥さんが許せなくなって…】

    これは私の体験談です。不倫ってしている時はとても楽しくって、久々に恋に落ちたかのような感覚に毎日が心躍るのですが、不倫相手と上手くいかなくなってきたときにふと、相手の奥さんのことが頭に浮かびます。上手くいっているときは相手の奥さんのことなんて微塵も感じないのですが、不思議なものでなにかしらのすれ違いが起こった時に

    「帰って何事もなかったかのように、奥さんに癒してもらうんだろうか…」

    と考えると、胃が痛くなるほどイライラしました。奥さんに対する、嫉妬というヤツです。

    パートナーがいる中で恋仲になってしまうのが不倫ですから、自分自身が不倫相手の全てを手に入れられるワケはありません。そんな当たり前ことわかっているはずなのに、わたしは相手の奥さんをどうしても憎く感じてしまうのです。不倫といえど恋愛、不倫相手のベクトルが全て自分に向いて欲しくなりますし、奥さんのことを良く言われたりなんかしたら本当に頭に来ます。こんなに素敵な男性に不満を抱かせながらも、妻として平然と生きているなんて…わたしだったらこんな不満を抱かせるようなことしないのに!と奥さんのことを悪く言いたくなるのです。そして実際に、「わたしの方がいい女だよ」とアピールしてしまったことがあります。

    たかが不倫、されど不倫。不倫に慣れた今であれば、不倫相手が奥さんのことをペラペラしゃべっても冷静に聞き流すことが出来ますが、当時のわたしはまだ浅はかでした。奥さんに嫉妬して、奥さんよりもいい女アピールをしたところで本当に不倫相手の興味がわたしに完全に向くなんてことはありません。不倫なのに必死になって結果、重い女になってしまっている“ただのイタイ女”。冷静に考えればありえないようなことも言ってしまえるのが、嫉妬の恐ろしいところです。嫉妬を飼いならせないうちは、不倫をしないほうが得策だと感じた経験でした。

     

    【直接対決で、男性が板挟みになることも】

    数少ない不倫友達Aの体験談ですが、なんと不倫相手の奥さんと面と向かって話したことがあるとか…そんな危険なことをしたら、奥さん側の嫉妬も相まってまさに泥沼化してしまうんじゃないかとハラハラしながら話を聞いていましたが、そのパターンで苦しんでいたのはなにより不倫をした男性自身でした。

    友人Aと不倫相手は社会人サークルで知り合ったそうです。共通の趣味を通じて親しくなり、その打ち上げ等で盛り上がって気付いた時には意気投合していたんだとか。そして、不倫相手の男性のちょっとしたミスで、そのサークルに奥さんが登場してしまい、友人Aと不倫相手の奥さん、そして不倫相手の3人が同じ場所に居合わせてしまったそうです。そんな状況、考えただけでもゾッとします。

    奥さんは、ご主人の異変に感付いていたのか…はたまた女のシックスセンスというやつなのか、友人Aに

    「うちの人のこと好きになっても無駄ですよ。わたしは別れる気はありませんから」

    と言い放たれたそうです。その時の不倫相手の男性のあたふたした具合といったら、それはそれは滑稽だったそうな。なにも、不倫をしている当事者だけが嫉妬の感情に心乱され狂ってしまうわけではありません。不倫をされた奥さんの方だって、不倫女性に対して激しく嫉妬をするのです。自分の所有物を横取りされたかのような気分でしょうか。嫉妬に狂い、まるでドラマのような言い合いを一目もはばからずしてしまった友人A達。不倫をするうえで、男性は女性の嫉妬にどう対処するか…いかに処理するかを考えておいたほうが良さそうです。

     

    【不倫解消後に渦巻く嫉妬】

    不倫に終わりが訪れる時には、世間やパートナーにバレてしまい強制終了するか、引っ越しなどで簡単に会える距離ではなくなってしまったというケースが考えられます。女の嫉妬が最も燃え盛るのが、やむを得ない引っ越し等で会えなくなってしまったとき。わたし自身、仲が良く会うたびにとても盛り上がっていた不倫相手が突然「引っ越すことになった」と言いだしてきたとき、とにかくショックを受けました。

    会いたくても会えない、そんなもどかしさが面白くもあるのが不倫。でも、会える可能性がゼロだと全く燃えないのも不倫です。こんなに盛り上がっておいて、急にもう二度と会えませんだなんて、納得いかないのです。

    わたしに飽きたとか、もう会いたくなくなったというならもうスッキリさっぱり別れられるのですが、「本当は俺もまだ会いたいよ」なんて言われた日には、ショックで立ち直れなくなります。世の中の“仕方ない”こと、それにさえ納得がいかずに悶々としてしまうのです。あの人が転勤さえ命じられなければ、もっと楽しい時間を一緒に過ごすことが出来たのに…奥さんはもちろん一緒に行くんだろうな、これほど彼に満たされない思いを抱かせているのに、これからも一緒に生きていくんだろうな…そんなことを考えて不倫相手のパートナーに嫉妬してしまうのです。

    どんなに自分自身が満ち足りていても、他人のモノってなんだか輝いて見えるもの。そうして、無い物ねだりをして結果女は嫉妬深くなってしまうのです。嫉妬は冷静な判断力を衰えさせ、完全犯罪のはずの不倫のボロを出してしまうことにも繋がりかねませんから、自分の中の嫉妬心をなんとかコントロールしなければ…と、私は日々心がけています。