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≪人妻ユイの不倫文化論≫不倫中の“倦怠期”とは?

  • 2015年01月28日  仮屋園 ユイ   



    不倫妻にとって寂しくツラい年末年始が過ぎ、いつもの日常が戻ってきて嬉しく感じる今日この頃。家族が集まる時期は自ずと不倫仲が疎かになり、あれだけ盛り上がっていた気持ちも冷え切ってしまいます。

    恋愛には必ずといって良いほど訪れる“倦怠期”。

    それは不倫恋愛に現れては当事者達をどん底に突き落とす…本当に恐ろしい爆弾なんです。

     

    【“愛すること”で得る満足を、打ち砕く!】

    どうせ実ることの無い不倫なんかに、どうして心ときめかせたり時間を費やしたりするのか…不思議に思う人もいるかもしれません。でも、不倫の先に明るい未来が待っていることも十分にあり得る世の中になってきてるんですよ。日本は4組に1組が離婚すると言われていたのが、最近になって3組に1組が離婚するようになったとか。結婚してもお互いに愛することの大切さを忘れずに、いつまでも思い会っていられる夫婦でない限りは結婚生活をなにもなく過ごすということのほうがとても難しいことのようにわたしは思えます。

    人は誰しも愛されたいと思うものですが、悲しいことに“ギブアンドテイク”な世の中。愛は求めてばかりでは得ることが出来ません。誰かを愛してこそ、誰かに愛してもらえるんですよね。そうして、夫婦同士で愛することが出来なくなった人は他の異性に愛を注ぐわけなんですが、 “誰かを愛すること”で得る喜びを簡単に打ち砕いてしまうのが倦怠期。

    そもそも、不倫は人目を避けて日は当たらずとも一心に与える愛が心地よいんですが、倦怠期に陥ってしまった途端になんだか愛することが苦しく感じてきてしまうんです。わたしは不倫相手の男性と出会い惹かれあったとき、お互いの心の隙間を埋めあうために愛し合うということが最高に心地よかったんですけど、気付いたら上手くいかなくなり始め…その途端に、なんだか相手のために愛を消費することが悔しく感じてしまい大事な連絡を疎かにするようになりました。

     

    【埋められないことが気になりだして…】

    不倫という特殊な恋愛だからこそ思い通りにいかないことが多すぎて、段々面白くなくなってきた結果、倦怠期に突入してしまうというパターンがとても多いです。実際にわたしも、倦怠期を迎えてそのまま仲が冷めていったことが数回あります。不倫には、メールや電話が欠かせない重要なコミュニケーションツールなのですが、わたしの場合はなんだか満たされなくて物寂しい気持ちが止められずに倦怠期を迎え、そして連絡を取る頻度がガクッと減りました。そもそもの“不倫関係”がツラくなってきてしまったんです。

    お相手の男性を好きになりすぎると、とても苦しいんですよね。恋って楽しい反面満たされない思いがあると押しつぶされそうになるくらいツラいと思います。不倫という恋愛には、満たされない部分や我慢しなければならない要素が多すぎます。それでも良いから心通わせたい!と思って仲を深めていくのですが、段々とそんな“して当たり前の我慢”が出来なくなってしまいました。

    本当はもっと会いたい。奥さんのところに帰らないでほしい。重い女の代名詞とも言えるセリフです。何度不倫を重ねても、本当に不倫相手の男性を好きだと思ってしまうとついそんなどうしようもないワガママを止められなくなってしまうんですよね。そんなこと言われた相手は「難しい女だな」とわたしのことを思い、扱いに手を焼き始めますし、わたし自身は満たされない思いでいっぱいになってなんだかイヤになってきてしまいました。大人の秘密の恋愛、不倫ですが…思いのほか子供じみたことをしているのがリアルなんです。

     

    【倦怠期を越えられる不倫仲ほど危ない?!】

    たかが不倫、されど不倫。実際にわたしと職場不倫をしたくさん心も体も重ね合わせた男性がいるんですけど、その方との不倫は倦怠期を2度は越えたと思います。そして、3度目の倦怠期が決定打になりお別れをすることになりました。その当時わたしは独身で彼が既婚者だったのですが、まずは奥さんの存在が妬ましく思えてイライラしてしまった倦怠期。そして仕事のことでぶつかり合って彼のことが憎く思えた倦怠期。そして、不倫が本当に恋愛として認められるように、彼が奥さんと別れると言い出し始めたことから生まれた倦怠期です。

    倦怠期、一般的な恋愛中のカップルに訪れるのと不倫仲の2人に訪れるのとで決定的に違うのは、倦怠期の先に待っているものだと思うんです。倦怠気を乗り越えて、カップルは結ばれるワケですが、不倫仲の2人が倦怠期をバンバン乗り越えてしまうと、必ず一方若しくは両方の家庭が崩壊してしまいます。家庭を崩壊させても良いと思って不倫を始める人って本当にごくごく少数しかいなくて、ほんの出来心で…という人が多いですから倦怠期の大波にのまれて自然と不倫関係が無かったことになる場合が大半です。それが、本気で何度も倦怠期に出くわすたびに折り合いをつけて乗り越えていってしまうと、その先には結婚…の前に、“離婚”を迎えることになります。

    わたしは当時付き合っていた彼が離婚をチラつかせ初めてから、一気に気持ちが冷めてしまいました。「なに本気になっちゃってるの」なんて思ったくらいに…その必死さというか、余裕の無さ加減に幻滅してしまったんですよね。結局わたしと別れた後、またその彼は別の女性と不倫をし、離婚をした後その人と再婚をしたそうです。倦怠期に対してあまりに耐性がある人は、軽い気持ちで仲を深めてしまうと危険だと思いますよ。