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≪人妻ユイの不倫文化論≫不倫相手の職場で違った“場所”と“時間”

  • 2014年09月17日  仮屋園 ユイ   



    なにかしら仕事をしていなければ、人は生活していくことができません。今までわたしが不倫してきた相手男性にも、それぞれの仕事がありました。彼らは仕事を口実に、不倫にあてる時間を捻出していたのですが、不倫相手がどんな仕事をしているかによって、良く会う場所と時間に違いがハッキリ現れていたんです。

     

    【比較的融通の利く営業職の男性とのデート】

    わたしの知り合った営業職の男性は、特に時間に縛られることもなく、わたしと会ってから自宅へ帰る…なんて日も珍しくありませんでした。属に言う“直帰”というものなのでしょうね。この男性は、わたしより12歳も上だったこともあり、いつも会う場所は“個室でオシャレ…美味しいお酒の飲めるお店”。さすが、営業のお仕事をされているだけあって、色々な情報をたくさん知っていました。他の人でこんなに毎回デートの度に素敵なお店を教えてくれた男性はいませんでしたね。個室ということもあって、人目を気にせずのんびり2人の時間を楽しめることも、とてもこの男性と過ごして心地良かったな…と思える点のひとつです。

    昼間に会うときは、お互いの自宅から離れた場所にある喫茶店で。周りから見れば、仕事の打ち合わせに見えるように、お互いしっかりとしたビジネスライクな服装で会うと決めていました。実際に、たまたまわたしの知人と喫茶店で鉢合わせになったことが1度だけあったけれど、「なんかの面接だった?」と後日メールがきた程度でした。“詰めが甘い”男性と不倫をすると自分も大火傷してしまいますが、この営業職の男性の計画的で常に周りへの警戒をしておきながらも、2人の時間を目一杯楽しむことが出来るデートは不倫に最高に適していると感じました。

     

    【勤務時間の不規則な製造業の男性とのデート】

    日本の経済を支えるいわゆる第2次産業、製造業。その勤務実態は、お勤めしている人ならおわかりかと思いますが、とにかく勤務時間が不規則だということ!夜に出勤して、昼間に帰ってくる…なんてことが日常的に行われている過酷な仕事だと思います。昼勤と夜勤の繰り返しで、体内時計の調整が大変そうでした。

    この男性と会うのは、昼夜問わず会えるカラオケボックスが多かったですね。カラオケボックスは個室ですし、食べ物、飲み物にも困らない。長時間いても、料金も手ごろで利用しやすいという利点がありました。カラオケを楽しんだり、デザートを食べながらお互いのことを話したり、夜勤明けでどうしても眠い時、彼は部屋でわたしの膝まくらで仮眠をとっていたくらいでした。彼とは大人の不倫デート…というよりは、なんだか学生時代に戻ったような、爽やかで若返るようなデートが多かった気がします。これはこれで、とても新鮮でしたし楽しかったです。

     

    【転勤の多い職種の男性とのデート】

    わたしの数ある不倫経験のなかでも、群を抜いて一番多いタイプが“転勤”のある仕事に勤めている男性。全国に支店のある企業に勤めている男性だったり、公務員の人だったり…とにかく転勤族の男性が多かったですね。きっと、今住んでいる場所に長く暮らすワケではないということから、不倫をしても深くハマらないだろうとか、どうせ知り合っても引っ越してしまえば簡単に縁が切れるだろうと考えている人が多いのだと思います。そういった転勤の多い職場に勤めている男性の大抵が、単身赴任で独身気分を謳歌しているものですから、会うのは専ら彼の借りているアパートです。単身赴任ではない男性でも、奥さんのいない自宅に平気で招き入れようとしてきました。「嫁は今、パートに出ているから…」なんてこと、何度言われたことでしょうか。

    わたしとしては、まさに不倫!といったスリルを一番味わえる相手がこの転勤族男性相手なのですが、やはりリスクが大きすぎましたね。自宅に上がり込むということは、なにかしらの痕跡を相手の自宅に残してしまうということです。秘密がバレてしまうかもしれないという危険な行為は、本当は好ましくないのですが、会う時間も会う場所も存分に用意されているこういった男性相手の不倫はつい、深みにはまってしまいそうになりました。

     

    【色々な職種の男性と会ってみて思うこと…】

    それぞれの仕事があって、事情があって、それでも会いたい2人だから不倫を重ねるのですが、ごく一般的なサラリーマンの方との不倫は一番難しかったです。気持ちが盛り上がってきそうなときに限って中々会えなかったり、彼があまりに帰りが遅くなったりすると奥さんからお叱りのLINEが彼の携帯に立て続けに届いたり…時間に融通が利かないので、デートの時間と場所を確保するのに本当に苦労しました。そのぶん、会えた時の嬉しさは他の職種の男性とは比べ物にならないほど!

    どんな仕事をされているとしても、その男性自身に魅力があって、そして会うために一生懸命“慣れない嘘”をついている姿が、この不倫妻であるわたしにはなんともソソルものがあるんです。自分の視野が広がるし、スリルがあって、たくさんのデートが楽しめる…それぞれ色々な種類の仕事をしている男性と仲良くなれる不倫がやめられない、危ない人妻ユイでした。