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≪人妻ユイの不倫文化論≫仕事を辞めてまで不倫愛を貫いた女

  • 2017年07月27日  仮屋園 ユイ   



    不倫をするためには、時間の制限が大きく障害になってきます。自分が仕事をしている時間は対応するのは無理ですし、専業主婦の場合は家庭を守るという使命がありますから、時間というのは不倫の代表的な障害です。そこで今回は、自由に使える時間が無かった女性が、仕事をやめてまでとある男性との不倫に突き進んでいったお話しをご紹介していきます。彼女はなぜ仕事をやめてまで、不倫愛を突き進んだのでしょうか。早速一緒にみていきましょう!

     

    ■夜勤のある職場で、彼との連絡さえ難しくなる

    彼女は高校を卒業してずっと介護業界で仕事をしてきていました。資格も取り、将来は試験を受けケアマネージャーとして働けたらいいな…と話していたほど仕事熱心な女性です。彼女とわたしの出会いは高校2年のときでした。たまたま同じクラス選択で同じ文系に入ったことがキッカケで、よく話すようになりました。

    「介護の仕事は、母がやっていたからいいなと思っていました。介護職は辛いし汚いし、給料安いしで倦厭されがちだと思いますけど、母は誇りを持ってやっていたし、わたしもそんな母を素敵だと思っていました。高校を卒業したら、母が勤めている系列の施設で働こうって決めてたんです」

    高校を卒業したら、有言実行!本当に彼女は介護業界に就職し、将来を悩み進学する子が大勢いるなか、彼女は夜勤のある介護の仕事に奔走したのです。問題は、皆と生活時間が違うということ。高校3年の夏から、サッカー部の男の子と付き合っていたのですが、彼は大学進学組。彼と彼女とでは生活する時間が全く違い、連絡をとることさえままならなくなってしまったのでした。

     

    ■今まで自分を認めてくれた異性は彼だけだった

    時に、人生を閉じる現場にも遭遇する介護の仕事。3度目の赴任では認知症が進んだ人が入所するグループホームに勤め、心身共に疲弊する毎日に耐えていたといいます。そんな中で、施設の経営者男性と恋仲になったといいます。

    「彼はわたしの仕事に対して、下に見ている部分がありました。そんな仕事辞めちゃえって、何度言われたことか。彼とうまくいかなくなって別れてからは、異性とのお付き合いとは離れて毎日仕事に明け暮れていましたから、自分を認めてくれるような男性と関わることはありませんでした。そんななか、定期的に訪れる施設の経営者男性に声をかけられ、いつも頑張っているねと言われてドキっとしたんです。多分そのときは、何の気なしにかけた挨拶代わりの言葉だったのでしょうけど…それでもわたしは嬉しかったんです」

    その日を境に、彼女は段々と壊れてしまうことになるのです。

     

    ■奥さんと別れさせるために、試行錯誤する日々

    月に数回訪れる彼の目に留まるように、一生懸命に働いた彼女。そして彼から「頑張っているから、今後夕食でもご馳走するよ!」と言われて連絡先を交換したといいます。男性は50代半ば、彼女は20代後半…下心あっての誘いでしょう。しかし彼女はそんな下心でさえも愛だと感じ、彼の誘いにのってしますのです。

    「彼と一緒に食事をするようになってから、本当に毎日楽しくなりました。基本的に、食事しているところを見られてはマズいので、ホテルに彼が部屋をとってくれて、ホテルメイドの美味しい料理を部屋まで運んでもらうんです。今まで経験したことのないVIP待遇に、はじめは嬉しすぎて泣いちゃいました。仕事の話、プライベートの話をお互いにしていってわかったことは、奥さんになにかとこき使われているということ。彼は、奥さんの人格を否定していました。地位があるから、なかなか簡単に離婚も出来ないようで苦しんでいました。絶対に別れてほしいと思って、彼の自宅にFAXで『仮面夫婦、別れろ』と書いたものを送ったこともありましたし、奥さんのいる前で彼の話をしたりして不倫をにおわせることもしました。不倫が悪いことだというのは知っていたけれど、彼の話を聞いていると彼がかわいそうで。わたしはこんなに良くしてもらっているから…なにか恩返しをしたくて、仕事をやめて、彼の予定に合せることに専念したんです」

    食事は普通の場所で出来ず、ホテルに部屋をとる…ここでもう、道ならぬ恋だと気付いてほしかったところです。美味しい食事を振る舞ったあとは、彼女の体を堪能しようと考えての行動に違いありません。しかし彼女は彼のことを本当に好きになってしまい、気を引くためか本当かは定かではないような家庭の話を信じ込んでしまったのです。彼と会うために、仕事まで投げ打ってしまいました。

     

    ■冷静になり再就職、そして彼との別れ…

    隠して付き合っていたにも関わらず、彼とのいけない交際のウワサは広がっていました。元々の職場の人からはLINEで、やめた理由は不倫なの?という内容が来たこともあったといいます。

    「冷静になって考えると、あり得なかったんです。貯金はもうすぐ底をつくし、いつまでも実家にパラサイトするわけにもいかない。所長に相談しに行って、不倫のことも話しました。彼には申し訳ないけど、わたしは恋をしていると思い込んでいたみたい。結局彼からは会おうとか食事しようとは連絡はくるけど、それ以上のことは言ってこないですから…遊ばれたんですよね。前よりも給料が下がってしまったけど、同じ職場に復帰できました。そして、職場恋愛は自由だけど不倫はやめなさいとか色々と叱られました」

    彼女の再スタートは、大変だったことでしょう。一時の感情で不倫に走り、仕事までやめてしまう…恋は本当に危険なものだということがわかりました。