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≪人妻ユイの不倫文化論≫働きに出たがったら要注意?!

  • 2015年09月23日  仮屋園 ユイ   



    人妻の中でも、特に欲求不満度が高いのが「専業主婦」。掃除に洗濯、家事にお子さんがいらっしゃる家庭であれば育児も…。全てにおいて手を抜けば罵られ、ダメ嫁のレッテルを貼られてしまうという逃げ場のない彼女達のSOSのサインは、「働きに出ること」なんです。今回は働きに出たい人妻の心理と不倫についてお話ししたいと思います。

     

    【仕事をしていれば、自由な時間が出来る】

    自分から望んでしたはずの結婚ですが、女性側がなぜか息苦しく感じてしまうことがあります。それは、家事の負担です。男性も家事をしようという風潮になってはきたものの、なんとなくやはり家のことは女性が…という概念が私達日本人には根付いていますよね。世の専業主婦達がなぜ欲求不満なのか、なぜ不倫ドラマを見てキャーキャー言っているのかというと、家庭そのものが重くのしかかってきているため。専業主婦ですから、家庭の維持のために様々なことをしなければなりません。それが勤め…と手を抜くことはおろか、サボるなんてもってのほか。でも、彼女達だって人間です。友達とお茶したい時もあれば、家でのんびりテレビでも見て休みたかったり、ジムで汗を流したいと思ったりするんですよね。でも、家事をしないで自分のしたいことをすると、とてつもない罪悪感に襲われます。

    ご主人のお給料で食べさせてもらっているのに、更に家のことはせず遊び呆けている…そんなダメ嫁だと思われるんじゃないかと専業主婦の多くは日々劣等感と共に生きています。そして、ワーキングマザーが羨ましく見えて「仕事自体は大変そうだけど、自分の時間を持っていていいな…」となるんですよね。

     

    【家庭的な夫ほど、束縛しがち…】

    更に厄介なのが、最近流行っている家事をよくやるご主人様。イクメンとか、カジメンとか色々ありますがそれがまた専業主婦にとってみれば災難です。仕事も家事もする旦那様…素晴らしい!それに対してあの嫁は…となってしまうのを恐れているんです。そして、あまりに家庭的な男性は、女性にも家庭的さを求める傾向がありますので、束縛しがちのように感じます。

    わたしが取材してきた中では、家のことも仕事も頑張ってくれる旦那様ではあっても、奥様が友人とお茶するのを「俺休みなのにー」と言って快く送り出してくれなかったり、交際費をケチって「友達と遊ぶくらいなら、家族で遣おうよ」なんて言ってきたり…ゾッとするようなお話もチラホラ。ご主人からの「家庭の押し売り」で、専業主婦は家庭から逃げたくなっちゃうんです。そして、社会に出れば出会いがあるわけで…はい、昼顔妻までのレールが無事(?)敷かれました!となるのです。

     

    【縛り付けられると、逃げたくなる】

    確かに、家庭に縛り付けられると息苦しくなりますよね。仕事だって、好きな仕事を好きなだけ…とはいかず「やらなくきゃならない」と思うから余計に辛くなります。家庭に居て、家庭を守っていかなければならないから…という責任を背負っている上、家庭以外に居場所がなくなると「ここに居なければならない」と感じ苦痛になってしまいます。働きに出れば仕事を理由に家を空けられますし、正直なところ自由な時間もお金も出来ます。専業主婦にとっては、そんな自由がたまらなく眩しいんです。

     

    【私自身、働くことで自由を手に!】

    この人とはやっていけない…と思っても、専業主婦の離婚後は厳しい現実が待ち構えています。再就職といっても、特段資格もないと安月給で激務の仕事にしか採用してもらえなかったりします。そうして疲弊するのが目に見えているので、息苦しさのあまり別れたいと思っても別れられないという女性だって多いんです。でも、働くことによってキャリアを捨てず、また就業期間に空白を作らないことでブランクを捨てていれば、再出発に向けて大きく前進することができますよね。働くことは、自由を手にすること。自分の時間を得て、自分の社会を築く…家庭とは違った意味での息抜きの場になるということを世のご主人は覚えておいた方が良いのではと不倫妻ユイは思います。

    わたし自身も、そうでした。仕事を辞めて専業主婦となった途端に、社会の歯車から外れて孤立したような気分になりました。自分は家庭の中で暮らすだけでも、社会の歯車は回り続けます。それが寂しくて仕方なかったんです。そして、「俺が食べさせていってやる」という頼もしくまた恩着せがましい主人の言うことになんとなく嫌悪感を抱くようになりました。そうして間もなく不倫人妻が生まれたワケです。

    働くことで、関わる相手が出来ます。親密になりたいと思える異性とも出会えるかもしれません。一度は家庭に隔離された女性が、主人には言えない秘密の社会を得ることによって、ちょっと楽しくまた嬉しい思いをするのです。「働きたいな」の一言は、奥様の不満が凝縮されていると思って良いでしょう。今一度、家庭の在り方を見直すチャンスでもあるのではないでしょうか…。そう、奥様がわたしのような不倫妻になってしまわないように、です。