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≪人妻ユイの不倫文化論≫恋に破れて不倫で癒す女

  • 2016年03月09日  仮屋園 ユイ   



    誰でも、恋をするもの。そしてその恋が実るように、ひたむきに努力をして一心に想いを注ぎます。でも、その真っすぐな思いが届かずに恋に破れてしまったとき、人は本当に人を愛することに疲れたり、怖くなったりしてしまいます。今回は、恋に破れてしまった痛手から、不倫ばかりに走るようになってしまった女性についてお話しをしていきたいと思います。

     

    【一生懸命に愛したのに…】

    お付き合いは6年。大学を卒業してからずっと同じ男性に愛を注いできたというKさんは、もうすぐ30歳になろうとしています。その男性とは、結婚を視野に入れて同棲していたそうです。それなのに、うまくいかなくなってしまったそうで…。

    「キッカケは彼の帰りが遅くなったこと。気が付いたら彼は朝帰りまでするようになってました。はじめは仕事の付き合いと言ってたけれど、段々帰りが遅くなる理由さえ話してくれなくなりました。もう、予感はありました。でも決定打が欲しくて彼のスマホを見たら…もう想像通りって感じで。浮気ですよ、浮気。こんなに長く一緒にいたのにと裏切られたって悲しくて辛くて。一生懸命にずっと彼だけを愛してきたんですよ?」

    6年間の大恋愛が壊れてしまったのは、彼の浮気。職場で浮気相手とは出会い、段々と深い仲になってしまったんだとか。Kさんの想いはむなしく、彼の気持ちがKさんの元へ戻ることはなかったんだそうです。

     

    【本当に信じなければ、傷つくこともない】

    「彼のことは、本当に信じていました。むしろ、信じ切っていたかもしれません。だからこそ、浮気をされてつらかった。信じすぎていたのかも…と思うくらい。本当に誰かを信じたりしなければ、なにをされても傷つくことはないよな!とも思ったんです。だから、彼と別れてからは本気で恋愛していません。好奇心で恋愛している感じですね」

    誰かを信じることで、裏切られるリスクが生じます。もちろん、皆それをわかった前提で恋をします。裏切られたら怖いとか、失ったらどうしようとか…そんな不安を抱えているけど止められない気持ち。それが“恋”だからだと筆者は思うんです。でも、Kさんの心は折れてしまったよう。一生懸命に長年愛した結果に、恋愛を本気でできなくなってしまったんです。それから、好奇心での恋愛ごっこにいそしむようになったようです。

     

    【悲しまないために、悲しみに慣れておく】

    セフレは3人、お金持ちのパトロンが1人。ビッチには見えないKさんは、今4人の男性に囲まれて生活を送っています。ちなみに、そのセフレは皆既婚男性。世間一般ではこれを不倫関係といいますよね。でもKさんは不倫だと認めていないんだとか。

    「不倫って、本気で恋愛している既婚者のことを言う気がするんですよね。わたしの場合は、お互いに本気ではありませんから。好きだけど、一番に好きじゃないし愛してはいない。あのブランドが好き、スイーツが好き、みたいな感じで彼らが好き。どこへも行ってほしくないとか、一緒になりたいとかは思わないんですよね。これって、本気じゃないからでしょう。わたし、わかるんです。彼との恋愛は本気だったから、本気の恋愛はこんなにスッパリ割り切れないってことくらいわかってるんです。退屈しのぎと、いいスリルを感じている感じ。本気で愛されないことって悲しいけど、悲しみに慣れればもっと強くなれるはずですからね」

    悲しみに慣れるために、悲しい今を生きるKさん。誰かに一生懸命に愛されたいという本心を隠しながら、本気でもない男性に抱かれて、本当に愛していない男性になんでも買ってもらう。ヒマはしないし、誰かのモノを横取りしている感もあって好奇心は満たされていることでしょう。でも、不倫のプロである筆者が思うにこういうタイプの女性って不倫に向かないと思うんですよね。それはなぜか…『本当に人を愛し愛される幸せを知っているから』です。

    空虚な毎日に疲れて、退屈で、不倫をする筆者のような人間って、Kさんのように大恋愛をして満たされ切った思いをしたことがありません。愛され信じられ、自分も相手を信じて愛する…これを本当に経験したことのある女性だと、不倫なんて味も素っ気もないことでしょう。そして、事後は罪悪感と焦燥感だけが残るでしょう。結果、悲しみに慣れるどころか悲しみまみれの生活になってしまいます。

     

    【これで良いのか迷う日々…だけど】

    実際Kさんは、この毎日で良いのか…と迷っているそうです。

    「結婚願望もありますし、そろそろ運命に人と出会っておきたい気持ちもあります。でも、また信じて裏切られてしまうのが怖くって。」

    裏切られることを恐れては、恋って出来ないんですよね。愛される幸せを感じるよりも、誰かを一心に愛することの幸せをKさんには思い出してもらいたいと思った筆者でした。と大真面目なことをお話ししましたが、そんなわたしは今日も不倫三昧です。遊びだとわかっている筆者の不倫。足りないパーツを埋め合えるのでわたしにとってはコスパが良いお付き合いです。本当の恋の幸せを知らないからこそ、浸れるぬるま湯なのかもしれませんね。