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≪人妻ユイの不倫文化論≫敢えて結婚指輪を外さないワケ

  • 2015年03月18日  仮屋園 ユイ   



    既婚者でも、結婚指輪をつけている人と外している人がいますよね。

    結婚している証ともいえる結婚指輪…それを外している人は、いわゆる出会いに“ウェルカム”状態で、つけている人はそういったことをお断りという意思表示なのかとお考えの方も多いのではないでしょうか?

    今回は、敢えて指輪を外さず大人の遊びを楽しむ人についてお話ししていきますね。

     

    【“結婚してます”アピールで、魔除け?】

    いつ、なにがあっても、絶対に幸せにするから…そんな誓いが込められた結婚指輪。独身の人からしてみれば、左手の薬指に指輪があるかないかで大きくその人に対する印象が違ってきますよね。“既婚者”であるとわかったなら、「あまり立ち入った話をしないほうがいいんだろうな」なんて私が独身だったころは思っていました。結婚してますと周囲に自然に伝えられる左手の薬指のリング、ここは結婚してますアピールと受け取るべきだと思うんですよね。だって、合コンで彼氏や彼女がいるのを隠す心理と同じ。今の相手よりも更に素敵な人が現れたら、自分に彼氏なんていない!とウソをつきたくなるものです。でも、結婚指輪をつけていればそういったウソはつけません。では、なぜ結婚指輪を外さずに、大人の遊びをする人間が存在するのでしょうか。

    まず、既婚者相手に恋愛をすることってとってもツラいですよね。本当に信頼できる親しい友人にしか、そういった恋愛をしていると話すことができません。会いたい時間に会えないし、カッコイイ人だなと思って勢いで一度でも抱かれてしまったら、叶わぬ恋の相手に身を捧げてしまったことを後悔するかもしれません。かといって、本気でワンナイト・ラブといった割り切りの関係で遊ぶほど寂しくないというのが既婚者。不倫を楽しみたい悪い大人は“真剣に恋愛がしたい”と思っていますから、そういった遊び目当ての子を相手にしたくはありませんし、重すぎる相手も困ります。ですから、結婚指輪は一種の魔除け的な象徴と捉えて良いのではないでしょうか。

     

    【覚悟がある子だけ、寄ってきてもOK】

    わたしの不倫経験のなかでも、印象に残っている既婚男性がひとり。まさに、結婚指輪を堂々と付け、異動でわたしの居た部署に来たときの挨拶の第一声が「嫁います。」だった人。結果、その人とは深い関係になりすぎて、最終的にわたしが転勤になったのを機会に別れることが出来ましたが、その男性は奥様と離婚してしまったそうで…なんとも申し訳の無いことをしたと今でも覚えています。その男性はとにかく嫁いますアピールがすごかったんですよね。飲み会のときにも、おひらきの時間になると奥様がお迎えにあがるほどの“絵に描いた仲良し夫婦”でした。でも、そんな“善い夫”でいるに嫌気が差していたのでしょうね。とある打ち上げの帰りに、顔がタイプだと伝えたら目の色が変わって、「この後2人で飲もう」と言い、迎えに来た奥様に「まだ付き合いがあるから今日は先に帰ってて」と電話をしていたくらいでしたから、これはチャンスだと思ったのかもしれませんね。

    俺は結婚している、嫁とも仲良くやっている、それでも俺と関係を持つか?そう言わんばかりの態度と言動でした。中途半端な気持ちでは、俺に関わるなよ…と言っているかのような雰囲気で、なんとも言い難い空気感に美味しいとはいえないお酒を飲んだのを覚えています。結婚指輪は、愛の証。でも本当は遊びたい、悪さをしたい、そんな気持ちを抑えこむための錠だったのかもしれません。彼とはその夜初めて、関係を持ちました。なにか吹っ切れたような、無我夢中でわたしを求めるその様子は、既婚者特有の余裕感など一切なく、ただの愛に飢えた男性だったのを覚えています。その後も社内ではただの上司と部下。2人きりになったときにだけお尻を触ってきたり、キスをしたり…。

    わたしは数々の不倫の経験がありますが、不倫をしている男性は3種類に簡単に分けることができます。まずは、既婚者としての余裕感を存分に発揮し、わたしに揺さぶりをかけてくるタイプ。そして、金銭的な余裕からか、なにもかも欲しがるモノを与えて喜ばせようとしてくるタイプ。最後に、家庭では威厳ある父なのか…わたしに対しては猫のように甘えてくるタイプです。この男性は最後に紹介した甘えるタイプ。見た目とは想像もつかない甘えん坊でした。

     

    【禁断の関係、指輪の裏にはパートナーが…】

    のめり込むほどに輝きを増す左手の薬指。不倫はもちろん許されない恋、人知れず育む愛です。夢中になるあまり、もっともっと相手が欲しくなります。2人で過ごす時間は就業時間後の1時間で良かったのが2時間、3時間…最終的には「今夜は泊っていってよ!」なんて言って相手を困らせて無理させてでも自分の元へ引き止めたくなるもの。結婚指輪をつけて堂々と不倫という遊びにふけっている男性は、楽しい時間を過ごしてもしっかりと今を見つめ直すことが出来る人のように感じます。指輪を見れば、パートナーと自分にしか知りえない様々な思い出がよみがえるのですから…所詮わたしのような間を埋めるだけの女になにもかも捨てて本気になるわけがありませんよね。別れはツラいですが、実らないとキッパリわかっていながらもじっくり恋愛ゲームを楽しめるタイプが、結婚指輪をつけている男性のようにわたしは感じています。