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≪人妻ユイの不倫文化論≫遠距離不倫の大きな魅力!

  • 2014年12月17日  仮屋園 ユイ   



    しょっぱなから浮ついたお話で申し訳ないのですが、今わたしは恋をしています。もちろん、不倫です。お相手は、まだわたしが社会に出て働いていた頃の同期です。そして、お互いに住んでいるところは日本国内でも陸が繋がっていないような遠距離です。飛行機を乗り継いでいくしかありません。そんな遠距離こそが不倫を120パーセント楽しめるというお話を、今日はしていきたいと思います。

     

    【ドキドキ感を最大限に引き出すために】

    不倫人妻のわたしの毎日に足りないもの…それは“刺激”と“共感”です。夫婦生活が長くなると、相手に合わせるということが少なくなってきたように感じます。つい、我を通そうとしてしまうんですよね。主人もそういうところがあって、夫婦喧嘩も最近はしばしば…相手を思いやる気持ち、相手の話に共感をすることが足りない日々でした。そして最大の問題点といえるのが刺激不足、いわゆるマンネリってやつです。そんな2つを満たしてくれる相手が最近になって見つかりました。

    Fから始まる某大手SNSで7年ぶりに連絡をとった彼は、幸せそうな顔で家族写真をアップロードしていました。傍から見れば、満たされているように受け取られるでしょう。でも彼も、わたしと同じように刺激が欲しかった。そして、共感を得られていない部分のモヤモヤを誰かに打ち明けたかったのでしょう。お互いの気持ちに気付いてから、たくさんメールをしました。会っていなかった間どんなことをしていたか、今どんな生活をしているか、そして何に不満を持っているのか…。遠距離も遠距離、実際に会える可能性が僅かしかない相手に、わたしはメールのみでの連絡をして2週間ちょっと経った頃に、ついに電話をしました。

    その時のドキドキ感といったら、もう言葉にできないほどでした。高校生の頃の恋のような…うまく思ったことを言えないもどかしさや照れくささの残る、なんとも青臭い電話でした。ほんの5分程度で終わらせたその電話、そのくらいが一番心地良いんです。会えるかどうかもわからない相手と、互いに心を通わせる。できるだけ長くドキドキ感を味わうために、相手を知りすぎないよう長電話を避ける。これはわたしの中で不倫を楽しむためのテクニックなんです。

     

    【会えない時間が、愛を育てる?】

    昔、とある男性歌手が歌っていましたね。「会えない時間が、愛育てるのさ」…会えないなんてツラいだけだと思っている方は、そのツラさこそ恋の醍醐味だと言う事に気づいていただきたいとわたしは思っています。大人になってしまうと、会えない時間って減ってしまうんですよね。若い頃の自分と違って今はお金がありますから、気になる相手に会いに行きたくなれば車を飛ばしたり電車に乗れば簡単に会いに行けてしまいます。その簡単に会えてしまうという現実が、わたしの中の好奇心を満たせない大きな原因になってしまっていました。その点、不倫というのは会いたくても会えないのでとても良いです。自分に或いは相手に家庭があれば制約が多いですから、“会えないじれったさ”を感じていつまでも恋をしている感覚を楽しめるので、不倫って止められないんですよね。

    そして更に、既婚同士で遠距離だと条件的には最高です。不倫自体が不毛な恋にも関わらず、不倫相手の底が見えてしまうと一気にドキドキ感が薄れ冷めてしまうということもしばしば…。逆にあまりに夢中になりすぎて重たくなってもNG。既婚者同士の遠距離不倫は、お互いにメールや電話などでしか連絡できないので、相手から返事が来るまではただひたすら待つのみです。メールの返信が遅れると、「わたし、嫌われちゃったのかな…」なんて気持ちになってソワソワします。会える距離なら、手っ取り早く会いにいって話してしまえば事が済んでしまいます。でも、些細なすれ違いから連絡が途絶えた途端に終わってしまう遠距離不倫は、会えない時間が長ければ長いほど“この恋を終わらせたくない”という気持ちを育てるんです。そうして、わたしは彼と毎日少しずつ、お互いのパートナーが眠ったあとにメールを続けています。

     

    【会ったら早くに展開してしまう不倫だからこそ】

    不倫ということは、一方またはお互いがある程度恋愛に慣れていますし、恋愛をしている段階での行為にも慣れっこです。残念ながら、会っててっとり早く体の関係を持ってオイシイ思いをしてしまおうという、わたしからしてみれば“悪い不倫”の仕方をしている人も実際にいます。不倫自体が社会悪かもしれませんが、とにかくわたしにとっては心を満たさないカラダだけの不倫は“悪”なんです。

    まだ失敗を恐れキスも出来ないような甘酸っぱい恋とは違って、不倫は会ったら少なからずは恋の展開を進めてしまいます。行為を進めてしまえば、相手の底を知ってしまうような気がしてなりません。不倫を楽しむために中々会えない相手と付き合い、会える日を楽しみにしながら妄想する日々を長い期間得ることが、最大の魅力だと思っています。