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■ちぃこの恋愛心理学■あなた恋愛がうまくいかない原因は、もしかしたら…

  • 2013年05月14日    



     

    あなたの「恋愛がうまくいかない」のは、もしかしたら子どもの頃の父親との関係に原因があるのかも知れません。心理学の目で、あなたの無意識の中に「エディプス(エレクトラ)コンプレックス」が存在しないか探ります。
     
    「恋愛がうまくいかない」
     
    キャリアウーマンとしてバリバリお仕事を頑張っている20代後半〜30代前半の方から、何度かこのような相談を受けたことがあります。その全員に共通する特徴として、以下のようなことがあげられます。
     
    ・恋人に甘えたり頼ったりできない性格で、なかなか本音が話せない
    ・自分は本当はそうしたくなくても「こんなこと言ったら、嫌われてしまうんじゃないか?」と思って、言う通りにしてしまうことが多い
     
    20代後半〜30代前半というのは、結婚についてもより真剣に考え始めるころで「どうしたら恋愛がうまくいくのだろうか」真剣に悩み、カウンセリングのドアをノックされることが多いようです。カウンセリングは、まずどこに悩みの原点があるのかを探るべく、いろいろとお話を聞かせていただくことから始まります。
     
    「恋愛がうまくいかない」とご相談にみえる方々のお話をうかがっていると、どうやら御家族との関係にそのあたりの問題がありそうでした。
     
    20代後半から30代の方のお父様は、ちょうど団塊の世代の方々が多いようですし、バブル時代もありました。相談者の方々が子どものころというと、お仕事も大変忙しかったのではないかと推測されます。また、色々話しをお聞きすると、しつけに対しても厳格な方が多かったようです。なので、子どものころにお父様に甘えたり、手放しでほめてもらったり、抱きしめてもらったりした記憶があまりなく、今でも怖い存在のままでいる…というケースが見受けられました。
     
    ここまでお話をお聞きすると、エディプス(男性の場合はエディプスで、女性の場合はエレクトラ)コンプレックスが原因なのがわかってきました。このエディプス(エレクトラ)コンプレックスというのは、男の子にとっては母親が、女の子にとっては父親が初恋の相手になるというもの。ですからこのケースでは、初恋の相手は厳格なお父様であり、慎ましい雰囲気のお母様が恋のライバルだったというわけです。
     
    「子ども時代に初恋が叶わなかった傷ついた心は、大人になった今も癒えることなく相談者の心に存在し、今の相談者の恋愛にも影響を与え続けているようだ…」
     
    ここまでわかってきたら、今度は相談者の心の奥深くに迫りながら、どうやったら恋愛がうまくいくようになるかを一緒に考えていくことになります。
     
    まずは、「初恋の相手であったお父様に叶わなかった思いが、無意識のうちに残っている」ということをお話しすると、「今までそういう風に考えたことがなかったので、信じられない!」と、みなさん同じように大変驚かれます。確かに、初恋が自分の父親だと言われたら、驚いてしまいますよね。
     
    エディプス(エレクトラ)コンプレックスと思われる相談者の場合、初恋の相手のお父様にもっと甘えたい、抱きしめてもらいたいと強く思っていたけれど、厳格なしつけや物理的な距離感で叶わず、それが寂しく辛い思いとして無意識の中に抑圧されて、今の彼女たちの恋愛にも大きな影響を与え続けているようです。こういった場合、無意識の中に閉じ込められた傷ついた思いを、意識にまであげていき、一度その想いと向かい合い、最終的には痛みを解放することを目指すことになります。
     
    方法としては、まずはお父様との関係を修復し、心の距離を縮めていくことを提案します。
    恋愛のカウンセリングでいらしているのに、一見遠回りに見えるかもしれませんが必要なことです。大人の女性になり、社会に出て働く彼女たちだったら、当時のお父様たちが働き盛りで忙しかったことや、お父様自身の性格なども、今なら理解できるでしょう。「自分は父親に愛されている!」と自覚し、絆を深めて行けば、ずっと無意識に潜んでいた辛い思いが解放されていき、家族や恋人に対する見方も変わって行くはずです。そうすれば相談者の意識自体も変わって行き、恋愛も自ずとうまくいくようになります。