TOP > イククルコラム > 《吾輩はおっさん女子である》 ギャップで攻めができない私の悩み

《吾輩はおっさん女子である》 ギャップで攻めができない私の悩み

  • 2016年07月30日  霜降 どいや  



    おっさん化が止まらなくて、「おっさん女子 恋愛」でネット検索するくらいにこじらせつつある。実際に検索してみると「おっさん女子はギャップで攻める」とあって、かなり焦った。ギャップ攻めできるほどのギャップがないほどに、性根がおっさんになりつつあるからめちゃくちゃ困ったんだよ。

     

    ・おっさん女子、ネットの知恵を借りる

    おっさん化が止まらない私は、正直これから先どうすれば・どうやって恋愛をすれば良いのかが全く分からねえんだ。可愛く見せようと人一倍努力したり、モテるために全力を出したり、出会いを求めたり、昔の私が実際にやっていたようにすれば、それなりに恋愛ができるってのは分かる。分かるんだけど、もうそれを頑張れるだけの馬力がねえんだ。それに、昔ほど若くもない。若かった私とは別のアプローチをしなければ、年相応の恋愛ができねえと思ってんだよ。それに、今のおっさん女子の居心地が良すぎて、できることならこのままおっさん女子を続けてえんだ。

    だから、たまにネットで「おっさん女子 恋愛」で検索する。ネットは私の知らないこともめちゃくちゃ載っている最高な先生だったりするからな。その文明の利器にアドバイスを乞おうってわけだ。で、「おっさん女子 恋愛」で検索すると、思っていたのとは全く違う結果が出てきたんだよ。

    私のようにおっさん化が止まらずに、恋愛が面倒になっている女性は他にもたくさんいるだろうっていう期待を込めて検索したのにも関わらず、どうやら世の中のおっさん女子は恋愛もしているらしいんだ。びっくりしたよな、正直。世の中のおっさん女子は皆私のように、恋愛が面倒でズボラな性格をしているんだと思っていただけに、勝手にすげえショックを受けたんだ。

     

    ・「おっさん女子の恋愛テクニック」に思ったこと

    ネット検索して引っかかった「おっさん女子の生態」を見てみても、「そんなのまだ毛も生えてねえレベルだよ」って感じだ。いや、そんなことは威張れるもんじゃねえけどよ。つーか、今の私の状態がいかにヤベえのかってのを現実として突き付けられたような気がしたよな。「なんてこった、私はまじでおっさんみたいな女なのかよ」って血の気が引いたよな。

    「いかに私がヤバいレベルで女を捨てているのか」ってのを目の当たりにした後、精神的にヘロヘロになりながら「おっさん女子の恋愛テクニック」みたいなのを見たんだよ。せめてもの救いで私にも使えるテクニックがあるんじゃねえのかなって期待を込めながらな。で、書いてあったのが「おっさんのような実態と意外な乙女な性格のギャップで攻める!」だ。もうファーー!って口から泡吹いて死にそうになった。なんだよ、「意外な乙女な性格のギャップで攻める」って。乙女さもクソもない単におっさんな私は為す術がねえじゃん。

    つーかさ、「乙女な性格がある」っつーのは、つまり恋愛を面倒に思ってないってことじゃん。なんなんだよ、それって仮性のおっさん女子じゃねえかよ、おっさん女子舐めんなよと一周回ってキレそうになったよ。でも、このままだと将来まじで恋愛ができねえわって再認識した。私が思っていた以上に、私の置かれている状態つーか、私のだらけかた・女の捨てようは非常事態だったんだ。

     

    ・これからどう恋愛にアプローチするか

    世のおっさん女子は、おっさん女子らしからぬ乙女な一面をチラつかせて、そのギャップで男を落とす。そりゃあ人間の持つギャップってのは、かなり魅力的だよな。喧嘩が強い・普段はツンツンしている男子高校生が、捨て猫を雨の中拾っている場面なんてキュンとくるじゃん。あれと一緒じゃん。筋肉隆々で強面のジェイソン・ステイサムが大の甘党だってんなら、私は悶え死ぬし。出会って感じた第一印象とは違う、全く別の一面を垣間見ると相手の特別な部分を知ったような気になるから。それと同じように、おっさん女子がおっさん女子らしからぬ乙女な一面を持っているのを知ったら、たぶんキュンとくる。私もそれは分かる。

    だけど、私にはそういうギャップ攻めができないレベルで女を捨ててしまってんだよ。藁をもつかむ思いで調べた結果、さらに自分に絶望してしまうなんてな。全く笑えねえよ。このままでは本当に一生このまま一人で終わってしまうことは分かった。ギャップ攻めすらできねえことも分かった。じゃあ、私はもう他のおっさん女子とは違うアプローチで恋愛に立ち向かっていくしかねえんだ。

    異性に出会った後ギャップで攻められないおっさん女子の私は、もう本気で相手の男性に「この人と波長が合う」「一緒にいて落ち着く」と思ってもらえるように、「人間としての相性」で勝負するしかないような気がするんだ。だって、女としての魅力だったり、ギャップ攻めができねえんなら、そもそもの「人間」としての良し悪しで勝負するしかねえじゃん。女なのに女で勝負できねえって割とショックだ。だけど、自分自身に危機感を見出して、どう恋愛にアプローチすべきか分かったような気がするのは、不幸中の幸いだと思ってるよ。