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《吾輩はおっさん女子である》「暇だから外出する」からの出会いがない

  • 2017年03月11日  霜降 どいや  



    家で1人自分の趣味に時間を使うのが大好きな私は、「家にいても暇だしやることがない」という友人の台詞が信じられなかった。けれど、その友人は社交的な性格がゆえにそう感じるんだろうし、だからこそ新しい恋愛に繋がるかもしれない出会いに恵まれてるんだろうなって思ったんだ。

     

    ・家にいる時間が好きな私が驚いた台詞

    おっさんをこじらせてからはなおさらだけど私は昔から1人の時間が大好きで、家でゴロゴロしながら読書したり音楽を聴いたり、映画を見たりゲームをしたり、暇な時間を自分の好きなように使えることに最大の喜びを感じる。逆に、こういう自分のためだけに使える趣味の時間が無えと、ストレスを感じまくってめちゃくちゃ辛えんだよな。たぶん、私にとって1人で自由に趣味を楽しむことは無意識のうちにストレス解消になってんだろうな。今でこそ恋人とか彼氏とかがいねえから、1人の時間を最大限に楽しんでるよ。嬉しいような悲しいような複雑な気分だけどよ。

    そんな引きこもりバンザイな性格をしている私だから、「家にいても暇だしやることがない」っていう友人の台詞に驚いた。ってそんな友人の台詞を耳にしたのは、「今から会える?どこか行こうよ」と家でゴロゴロしている私に連絡が来て出かけたときだ。「家にいても暇だしやることがないって思考回路は一体何なんだ」とは思いながらも、その友人が「家にいても暇だしやることがない」と感じたからこそ家でゴロゴロしていた私に連絡が来て、一緒に美味しいランチを楽しめたんだけどよ。

    「家にいる時間は自分のためだけに使える最高の時間じゃねえかよ!」「家にいてもやることがないって、家に何も無えのか?」「家にいるときこそすることがたくさんあるじゃねえか」と頭の中で「ビバ引きこもり」な私が絶叫していたけれど、それを直に相手に言えるはずもなく。家で1人の時間を楽しめられる私の体質は最高だと思っていたものの「家にいても暇だしやることがない」と言う友人の台詞を目の当たりにして、そういう私の引きこもり体質が出会いだとか恋愛をさらに遠ざけてんじゃねえのかなって思ったんだよな。

     

    ・暇だから外出する友人と引きこもり体質な私との差

    私は1人の時間が大好きだ。むしろ、趣味を楽しめられる時間が無えとストレスで死んでしまいそうになるくらいだ。一方「家にいても暇だしやることがない」って感じる友人は、家に1人でいる時間が嫌で外出をする。家でゴロゴロしていた私を誘ったように、その外出はきっと1人じゃないはずだ。共に外出する友人が他の人物を呼ぶってなると、人間関係を広げて新たな出会いに繋がるチャンスになる。その友人は人脈が広くて、たぶん私の何倍もの知り合い・友人がいる。「家にいても暇だしやることがない」と感じる友人の、そういう社交的な部分があるからこそ新たな出会いをどんどん得られてるんだろうなって想像できるんだよ。

    「誰かと一緒に過ごす時間以外は暇だ」と感じる友人は、その社交的な性格がゆえに顔が広いんだろうし、顔が広いからこそ「誰かと一緒に過ごす時間以外は暇だ」と感じるんだろうなって。そんな友人とは裏腹に、私は自宅で1人の時間を謳歌できている。けれど、「家にいても暇だしやることがない」と感じなくて閉じこもって1人の時間を楽しめるだけに、友人のように新たな出会いのチャンスもとい恋愛に発展しそうなイベントをみすみす逃してるんだろうなって気付いたんだよ。

    1人の時間を家で1人きりで楽しめられるから、出会いに恵まれないのか。逆に、出会いに恵まれないからこそ1人の時間を家で楽しめられるほどの器用さを身につけたのか。「卵が先か鶏が先か」みたいな話になってきたけどよ、少なくとも「家にいても暇だしやることがない」と感じる友人と私とでは、出会いの場というか新たな恋愛へと繋がるかもしれないチャンスの数が圧倒的に違うのは事実なんだよな。

     

    ・とことん恋愛に向いていない私の体質

    出会いが無えと恋愛は始まらねえ。自分と相手がいて初めて成り立つ恋愛・恋人の関係なんだから至って当たり前のことなんだけどよ。新たな恋愛が生まれそうな可能性を高めるには、当然新しい出会いが必要だ。私はその出会いの場すらも上手く活かせられねえ。活かせられねえどころか1人で趣味の時間を過ごすのが好きな性格が、新たな出会いへと繋がるかもしれない外出さえも面倒に感じさせてんだよ。私はとことん恋愛に向いてねえ体質してんなあって笑ってしまうよ。

    1人の時間が大好きで1人の時間の楽しみ方を知っている私は自分で言うのもなんだけど器用だとは思う。でも、時にはその器用さが仇となって新たな出会いや恋愛のチャンスを逃しているんだと思うと、私はとことん恋愛に向いていない性格なんだなあと遠い目をしてしまう。今はいいよ、恋愛が面倒に感じられるし無理に恋人だとか恋愛だとか、そういうのを求めてねえからよ。でも、将来どこかで「恋愛してえ!」とか「良い男性いねえかな!」とか思うようになったときには、「1人の時間が好き」っていう引きこもり体質が厄介になるんだろうなって。こういう体質というか性格ってなかなか変わらねえだろうし、「いつかの未来」のために徐々に社交的になっていくしかねえのかって溜息が出るよ。