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「助監督サユリが明かすAVの裏側」アブノーマルなセックス体験

  • 2015年07月07日  助監督 サユリ  



    なかなか表だってカミングアウトできないのが「アブノーマルセックス」体験。AVなどで目にすることがあっても、SMやアナルセックス、野外でのセックスなど実際に経験したことがある人は少ないのでは?AV業界で働く助監督サユリが、インモラルな世界「アブノーマルセックス」についてお話しします。

     

    アブノーマルなセックスをする相手というと、誰が思い浮かびますか?確かに、恋人や好きな相手から、いきなり危険そうなプレイを求められたら誰でも驚いて拒んでしまいますよね。実際に「アブノーマルセックス」の経験者である人達の体験談から、男女のアブノーマルに対する感覚を違いを検証します。

     

    ■アナルセックスにハマった地味女

    「三大NG」という業界用語がAVにはあります。これは、「アナルセックス」「スカトロ」「SMプレイ」の事。実は、なんでもありに見えるAV業界ですが、この三つのプレイができないという女優さんがほとんどなのです。そのため、セールストークとして「アナルセックス」や「SMプレイ」が得意という特殊な女優さんもいます。意外と、AV撮影で行われるセックスのプレイ内容は、道具を使ったり、女優さんがセクシーな衣装を着たりする以外は、一般人と同じでオーソドックスなプレイが中心なのです。

    宣伝や撮影スケジュールを管理する事務を担当していた女性スタッフがいました。彼女は社内でも地味な存在で、黒髪にいつも紺やグレーの地味なスーツを着ていました。そんな風貌ですが、話してみるとなんと「アナルセックス」の経験者でした。彼女は大学時代にとある地方に住んでいて、同級生の彼氏とほぼ同棲状態にあったと言います。セックスがマンネリ化する中、彼氏が「ためしにアナルセックスをしていみたい」というのを、彼氏に嫌われるのが怖くて断れなかったそうです。彼氏もいわゆる経験豊富なタイプではなく、ごく普通の大学生。彼女にとっても、その彼氏がまだ二人目の彼氏で、「アナルセックス」自体が一般的ではないと言うのも知らなかったそうです。

    実はAVの撮影で行われるアナルセックスは、感染症予防のために事前に女優さんが抗生物質を飲んでいたり、痛くないようにローションやワセリンなどを塗って、男性器も小さ目の男優さんを選んで撮影していたりします。「アナルセックスが好き」で女優さんが出演すると言うよりは、撮影のためにプレイとして行うという場合が主です。

    この女性の場合は、彼氏と好奇心で始めた「アナルセックス」でしたが、最初は痛みがあったものの、次第に気持ちよさに目覚め抵抗が無くなったようです。アブノーマルプレイは、好きな相手が望んだ場合、仕方なく女性が受け入れる事でハマってしまうパターンが多いようです。やはり、最初は信頼できる相手ではないと難しいと言えます。

     

    ■露出が最大の興奮

    誰でもきっかけがあれば手軽にできるアブノーマルなプレイ「野外露出」。昼間はOLとして働き、週末を使って企画女優をしていたある女性は、ノーパンで出かけるのが趣味でした。この女性は、たまにバーのカウンターの手伝いもしていて、その時もノーパンで働き、偶然、スカートの中を男性に観られるのを楽しみにしていました。プリクラなどで、周りから見えないように、手ブラやお尻を出した画像を撮影し、その画像をスタッフに見せて自慢したりするほど、「露出」に抵抗がない性格でした。

    好きな人以外に裸を見られるのが嫌と感じる女性が多い中、この女性は、車の中や多目的トイレと言った場所でセックスするのが好きでした。セックス自体はノーマルなプレイですが、「誰かに見られているかもしれない」というのが一番「興奮する」という性癖の持ち主でした。大勢の人に撮影で見られるAVは、まさにこの女性にとって一番の「刺激的」なセックスだと言えます。

    野外や車の中と言ったオープンなセックスを望む場合、セックスをする場所にこだわらない女性経験が豊富な男性や、遊びのセックスを楽しむような年上の男性が相手になることが多いようです。これは、大事にしている彼女や奥さんの裸は、他の人には見られたくないと言う独占欲が男性にあるからかもしれません。男性がアブノーマルなセックスをしようとする相手は、愛情がある相手と言うよりはセックスの相性が良いパートナーと言えます。

     

    ■一般化してきたソフトSM 

    女性が興味があるアブノーマルプレイといえば「SM」ではないでしょうか。女性誌などでも「ソフトSM」といったプレイが紹介されたり、ハードルが低くなっていると言えます。

    まず「SM」といって思い浮かべるのはなんでしょうか。鞭や蝋燭を使ったり、拘束具で体の自由を奪うような「プロ」のSMではなく、身近なものでできるような目隠しや、言葉責めというような「ソフトSM」ではないでしょうか。

    実はAVでも、女優さんが痛がるようなハードなSMは少数で、ちょっとマゾっぽい感じで男性にいじめられているような設定のソフトSMが人気で主流です。これは、女性と男性、どちらも同じ感性と言えます。SMとは、信頼関係で成り立つと言うのは、プロの縄師(女優さんを縛る人)の言葉です。確かに、相手にとって苦痛にならない程度の痛さを与えるのは、プロならではの仕事と言えます。長年付き合っている彼氏や、セックスレス気味の相手に、「今日はちょっと強めに抱いて」とお願いするところから始めると良いかもしれません。アブノーマルセックスも、最初は普通のプレイから始まるのはお忘れなく。