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「助監督サユリが明かすAVの裏側」セックスの相性ってなに?

  • 2015年01月23日  助監督 サユリ  



    「セックスの相性がよくて別れられない」。男女ともによく聞く言葉ですが、実際に「セックスの相性」というのは、どういったことを指すのでしょうか?今回は助監督のサユリが、アダルトビデオの業界で見聞きした「セックスの相性」について語っていきます。

     

    みなさんは、過去にセックスした相手を思い出しますか?その時によく思い出す相手と、思い出さない相手がいると思います。これがまさに「セックスの相性」なのです。「別れてしまったけれど、もう一度したい」そう思い出してしまう相手こそ、「セックスの相性が良い」相手なのです。

     

    ■男性にとっての「セックスの相性」

    女性が、つきあうまでのプロセスやセックスのムードなどを重要視するのと違い、男性はズバリ「気持ちよさ」が一番の重大ポイントなのです。どんなにベテランAV男優さんでも、名器と噂の女優さんとのからみで、段取り通りの体位ができずに射精してしまったり。そこに好きと言う気持ちがなくても、男性は気持ちの良いセックスができる生き物なのです。

    AV業界の男性達は、仕事で男優の代わりにからみを演じたり、ナンパ物の監督は実際にハメ撮りしたりするので、普通の男性よりはセックスの経験が豊富です。女優さんも、男性のどこを責めたら気持ちよいかをわかっているので、乳首を舐めながら男性の性器を触るなどプロの技で気持ちよくさせます。

    普段からナンパを繰り返し、すでに100人斬りしている男性ADには、彼女の他にもセフレが日常的にいました。彼は本命の彼女とはセックレス状態なのに、セフレとは会えばセックスをする仲だったのです。女性からしてみれば、なぜ愛しているはずの彼女では満足できず、セフレとのセックスで気持ちよくなれるのだろうと不思議なのですが、男性がよく言う「セックスの相性」とは、「あそこの締まり」や「フェラチオのうまさ」だったりします。

    AV業界の男性達は、日常的にフェラチオやローションプレイなどを撮影で見ているため、セックスに求めるハードルが高いのかもしれません。でも一般人の男性でも、口には出さないだけで、心の中では「ローションを使った手コキをされてみたい」「パイズリで射精してみたい」と思っているのです。

    女性は好きになればなるほど、精神的な繋がりを求める生き物ですが、男性はセックスをすることで征服欲が満たされ、回数を重ねることで「情」が生まれます。AVの撮影は、一部の人気男優さんを除いて、毎回、設定が変わるので基本的には同じ男優さんとからむ機会は少ないのです。それは、セックスを知り尽くした男女が思う存分セックスすることで、相性が良い相手が見つかり、仕事ではなく本気になってしまう、情が移ってしまうのを防ぐためもあるのです。

    男優さんと女優さんは、休憩時間にお互いの緊張をほぐすために会話をしたり、からみ以外でも軽いスキンシップをする男優さんもいるのですが、女優さんとの連絡先の交換は絶対にNGという契約なのです。ある中堅AV男優さんは、その約束を守りきれず、撮影現場で女優さんを口説き、連絡先を交換し、二人がつきあっているのが女優さんの事務所にバレてしまいました。すぐに女優さんの所属している事務所から連絡が入り、この男優さんを撮影で起用するのが禁止になってしまいました。それくらい、厳しい業界なのです。

    AV男優さんも人間。やはり気持ちが良ければ、何百回とセックスしていても夢中になってしまうのですね。

     

    ■女性は好きな人とのセックスが一番気持ちよい

    女性の場合、男性と比べてセックス自体が受け身の行為。AV女優さんのように仕事と割り切ってどんな相手ともセックスできるタイプもいますが、AV女優さんも頭の中で「彼氏とセックスをしている」と置き換えて撮影している人もいるくらい、セックスの相性は、実はデリケートな問題なのです。

    極端に言えば、相手が生理的に受け入れられないタイプの場合、女性にとってたとえ気持ちよくても「相性の悪かったセックス」になります。女性にとって「相性の良いセックス」とは、好きな相手とのセックスである場合が多いです。

    さらに経験の浅い女性の場合だと、どんなに相手の事を好きであっても、相手の性器が大きすぎるとバックでの挿入や、激しいピストンだと痛みを伴います。これがエスカレートすると、セックスレスの原因にもなったりします。この場合、女性が勇気を出してしてほしい事を口に出し、男性にゆっくり挿入して貰ったり、痛くない体位を探すと「相性の良いセックス」に変わる可能性もあります。

    女性は、一回目のセックスから「相性の良いセックス」と判断するよりは、何度か回数を重ねて、初めて気持ちよくなってきて「相性の良いセックス」になるパターンが多いです。男性は、風俗やナンパなどで初対面の相手でも射精ができれば、ある一定の気持ちよさを感じられるので、「相性の良いセックス」のハードルが低いのです。
    男優さんや監督と言ったAV業界の男性は、セックス慣れをしているから、セックスをする相手への要求が大変そうなイメージですが、反対に、「こうすれば気持ちが良い」と知っているので、女性が処女や経験が少ない場合でも気持ち良くさせてあげるのが上手いのです。女性は、経験人数が多い男性を嫌がる傾向がありますが、挿入や体位の変化など慣れている男性の方が圧倒的に痛くないセックスができるのです。また、ローターや濡れていない場合にローションを使うなど、道具に抵抗がないので、最初から気持ちの良いセックスを味わえるのです。

    女性はセックスに気持ちを求めますが、実は男性にとっては精神的な物はあまり重要ではないので、女性も本当に気持ちの良いセックスを目指すなら、セックスのうまい男性を探した方が良さそうです。