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「助監督サユリが明かすAVの裏側」撮影現場で芽生えた恋

  • 2014年12月12日  助監督 サユリ  



    AV監督には2つのタイプがあります。とにかく、プライベートでも仕事でも女性からモテまくるタイプと、オタク気質がわざわいして童貞っぽいタイプと。今回は、思わず私も抱かれそうになってしまった?モテ男タイプのAV監督のエピソードを中心に、撮影現場で芽生えた恋について女性向けアダルトビデオの監督を目指している助監督のサユリが暴露?しちゃいます。

     

    私は普段、アダルトビデオの制作の仕事をしていますが、モテるタイプの監督さんは単体女優と呼ばれるその女優さんの撮影が多いです。単体女優さんとは、その女優さん一人だけが主に主演するビデオの事です。つまり、内容はハードですが、アイドルのイメージビデオと同じような感じです。

    とにかく、単体女優さんを撮る時に一番大事なのは「可愛く撮ること」。女優さん自体が商品なので、少しでも美しく、そしてエロく撮れるようにしなければなりません。そのためには、監督さんとの相性がが重要となってくるのです。

     

    ■ワガママ女優がモテ監督のトリコに!?

    撮影を見ていて、女優さんが「エッチに夢中」になっているな、と感じるのは監督や男優さんとのコミュニケーションがうまく言っている現場です。現場がピリピリした雰囲気だと、やはりエッチに集中できないのか、見ていて本気で感じていないのがわかってしまいます。

    モテる監督さんは、撮影中もモニターを通して「可愛い」「もっと気持ちを込めて」と、自分が恋人になったつもりで話しかけます。女優さんの方も、相手が誰か想定して演じる方が、感情が入りやすいみたいです。オナニーのシーンは特に、特定の相手を思い浮かべるという設定の方が、感じるみたいです。

    ある女優さんが、撮影をしたくないと言ってメイクルームに閉じこもって撮影がストップしてしまったことがありました。この時、普通は下っ端のADが呼びに行くのですが、モテ監督自らメイクルームに行き、女優さんのプリクラ帳を見て会話し、彼女が「本当は好きじゃない人とエッチしたくない」と言った本音を話したのに対し、真摯に相談に乗り、「大丈夫、君が誰とでもエッチするようなそんな女の子じゃないってわかっているよ」と説得し、また撮影再開まで持ち直した時、監督の話術にみんな感動しました。もちろん、この女優さんは監督の事を気にいってしまい、撮影後に監督と腕を組んだ写真を撮って帰りました。ここで女優さんに深入りしないのも、モテる監督さんなんですよね。

     

    ■モテないこじらせ監督の失敗

    AV監督には、モテなくて女性の裸が見たい、綺麗な女優さんとエッチがしたくて業界に入ってくる人もかなりの数います。そういうタイプが監督になった場合、なぜか凌辱モノやレイプなど女性をいじめる内容の作品を好んで撮る事が多いです。

    あらかじめ、設定や内容を説明していても、女優さんも人間。男優さんからレイプされるという内容に、中には本気で泣いてしまうような女優さんもいるのです。こういうハードな撮影の場合は、事前に信頼関係がないと女優さんのやる気にも関わってしまうので難しいのです。

    ハードな作品が多いある監督さんは、女優さんが嫌がっているのを演技だと勘違いしてしまうタイプ。彼の助監督として撮影に参加していたM君は、辛い撮影で疲れている女優さんのフォローが上手いタイプでした。女優さんを送迎する車を自ら運転し、女優さんと二人きりの空間で、撮影を褒め、女優さんの愚痴を聞き、最後に「またよろしくお願いします」と頭を下げることで、女優さんの心を開いてしまうのです。M君の事を気にいり、連絡先を渡した女優さんがいるというのを何度か聞きました。このように、童貞をこじらせたモテない監督さんがいるおかげで?、美味しい思いをしているスタッフも中にはいました。

     

    ■ナンパ物の監督はとにかくモテる!

    監督の中でも一番モテる監督は、なんといってもナンパ物の監督です。彼らは日夜街へ出向き、自分で口説いた素人の女性とセックスしているので、とにかく女性の扱いがうまいのです。

    ナンパ物の監督は、外見は一見チャラ男風の人が多いですが、顔立ちはイケメンが基本なので、女性から声を掛けられる人も少なくはありません。なかには格闘技を習っていたり、ジム通いをして外見を磨いている人も多いので、監督の筋肉質な身体を見てついセックスまでしてしまう素人さんもいました。

    ナンパ物の監督は、女性の持ち物に気付くのが鋭いです。「これは○○のだね」や「似合ってるね」と、とにかく女性が言われて嬉しいポイントを外しません。また、ハメ撮りと言って、監督自らセックスをしながら撮影する場合が多いのですが、セックスの最中も「気持ちがいいよ」と相手を褒めまくります。初対面の女性の警戒心を解くのが、本当にうまいのです。持って生まれたルックスだけではなく、外見にも気を遣い、女性が気持ちよくなるようなセリフやセックスをする。まさに理想の彼氏みたいな存在が、ナンパ物の監督なのです。

     

    このように、撮影現場でモテる監督は常に女性を気遣い、気持ちよくさせてくれるタイプ。反対にモテずに嫌われてしまう監督は、自分本位で女性の扱いが雑なタイプと言えそうです。