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「舞子ママの酔いどれ恋話」女性が幸せになれる“3つの幸”とは?

  • 2016年07月06日  水沢 舞子  



    世間にはたくさんの『幸せになれる法則』や『幸せな女性の条件』が溢れているけど、ちょっと項目が多すぎだと思わない?
    私が思う幸せな女性になる方法は、たったの3つ。覚えておいて損はないはずよ!
     
     
    私が水商売の世界に足を踏み入れてたのは20年前のこと。その間、たくさんの男性との出会いがあったけど、同じ数だけ女性とも出会ってきたの。水商売で働こうと思う女性の多くは、何かしらの“不幸”を背負っている…。とても美しく、優しく、凛とした女性であっても、ね。
     
    “幸”を測る基準はそれぞれだけど、私が幸せな女性だなぁと感じるのは今から紹介する3つを持っている人。
     
    ★お金に困らない生活ができる
    ★自分を愛してくれる人がいる
    ★人に優しくできる
     
    今回はその“3つの幸”についてお話しようと思います!
     
     
    ■お金に困らないということ
     
    ときどき、ギャンブルやオトコに全財産をつぎ込んでしまい「AVか風俗で働くしかありません!」と、泣きついてくるホステスがいるの。私としても店を辞められては困るので、「待って待って〜」と引き留めるんだけど、よくよく話を聞くとお財布の中がもう空っぽで、食べ物を買うお金もないと言う…。私のお店は基本日給2万円で、月末に指名料や売り上げ金の一部を渡してる。銀座や六本木のような高いお給料は払えないけど、でも決して安いお給料でホステスたちを雇っているわけではないのに…、それでも「お金がない」と訴えてくる女性は、本当に多いのよ。
     
    私の言う『お金に困らない』というのは、こういうこと。不景気のせいで定職に就けなかったり、親がまともに働かないせいで貧乏だとか…そういうことではなくてね。あ、もちろんそういった境遇も不幸ではあるんだけど、キチンとした収入があるにも関わらずお金に困っている女性の方が色んな面で貧しくて…、救いようがない場合が多いんだよね。
    お金に困らない生活をするためには、たくさんの誘惑を跳ねつけなきゃいけないんだってこと、ちゃんと覚えておきゃなきゃダメよ。
     
     
    ■自分を愛してくれる人って?
     
    ホステスたちに「彼氏のどんなところが好き?」と尋ねたときのこと。「優しいところかな〜」「カッコいいから!」「お金を持ってるとこ」「自分を優先してくれる」って、私に彼氏の話をしてくれるニコニコ顔のホステスを見ていると、つい幸せな気分になっちゃいます。でも「自分は彼氏に愛されていると思う?」と尋ねたとき、「はい!」と自信をもって答えてくれる子が少なくて、「あぁ、聞くんじゃなかったな」って後悔したことがあるの…。
     
    逆にね、「彼氏の好きなところ? そんなの無いです」と答えたホステスが、「私は彼に愛されてます」とハッキリ言うからビックリしたことも。だけど、愛ってきっと、そういうものなんだな〜って思う。例えば“無償の愛”としてよく例えられる『母が子を思う気持ち』だけど、子どもに何かの見返りを求めて愛するお母さんっていないよね。見返りを求めた時点で“無償”ではないんだもん。子どもの見た目や性格、成績が悪くても愛するのが“母の愛”。そんなお母さんに愛された子どもは、「自分はお母さんに愛されているよ」と胸を張って言うんだよね。
     
    でも…自分に“無償の愛”をくれる人と暮らせる人って、そんなに多くはないの。そういう人に出会うためにも、人との出会いを大切にしなきゃね。
     
     
    ■人に優しくするということ
     
    困っている人の為に手を差し伸べたり、募金をしたり、失恋した友達に付き合って一夜を明かしたり。優しさの種類はたくさんあるけど、時に“優しさ”は人を傷つける凶器になることもあるって知ってる?
     
    店の入り口にはちょっとした段差があるんだけど、ある日、足の不自由なお客様が来店されたの。私は「手助けしなきゃ」と思い手を差し伸べたんだけど、お客様が求めていたのは“見て見ぬふり”。その方にとって店にある段差なんて、取るに足らない日常的な障害物でしかないのにね。私が手を差し伸べてしまったせいで、私はお客様を『手助けの必要な障がい者』にしてしまったというわけ。
     
    また別の話だけど、「失恋した」と店にやってくるお客様に対しても、人それぞれに慰め方があるの。ワーッとお酒で盛り上がりたいタイプの人もいれば、優しく「あなたは魅力的な人だよ」と囁かれたい人もいる。「女は彼女だけじゃない!」と言われたい人もいれば、「彼女はこの世でたったひとりしかいないよね…」と言われたい人もいる。同じ状況でも、求められる優しさは様々だってこと、覚えておいて損はないよ。優しさは押し付けるものじゃなく、求めている人に求められているモノを差し出すこと。空気を読んだり、相手を理解することも大切な“優しさ”なのよ。
     
    冒頭でも話した通り、水商売の女性は少なからず“不幸”を抱えているの。そんな彼女たちが口にする幸せの中に、“3つの幸”のいずれかが入っていることを最後に伝えておくわね。