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「舞子ママの酔いどれ恋話」彼の年収、どうやって聞き出してる?

  • 2016年08月24日  水沢 舞子  



    結婚を意識しだすと、どうしても気になるのが彼の年収よね。打算的な意味がなくても、どれくらいの生活ができるのかを事前に知っておきたいと思ってる女は多いと思うわ。でもお金の問題ってホント、聞きにくいから困るわよね…。
     
     
    クラブに来店してくださるお客様の中にはお金を持っている人も多いんだけど、苦労をせずに大金を得た人ばかりじゃないの。親が作った借金を返済しながら会社を立て直した社長さんもいるし、夢を叶えるために1日1食で我慢していたというお客様に出会ったこともあるわ。そんな貧乏な時代を過ごした男はね、みんな同じことを語るの。「愛があればお金がなくても大丈夫」といって、健気に自分を支えてくれた妻がいかに素晴らしいのかを。
    正直、私はこの手の話が苦手。だからつい「だったらこんなところでホステスなんかを相手にしてないで、奥様の耳元で愛を囁いてなさい」って意地悪を言っちゃうの。
     
    愛があればお金がなくても大丈夫って本当に思う? 夫が事業に成功したから美談になっているけど、夫が事業に失敗して借金まみれだったら…? そんな夫に連れそっている妻が、昔と変わらず「愛があれば――」なんてセリフ言うかしらね。私は綺麗ごとだと思うわ。愛は純粋な方が素敵だけど、お金だって大切。したたかな女の方が幸せになれるのは事実なの。そのためには恋人の年収を知ることが大切なんだけど…これがなかなか難しいのよねぇ。
     
     
    ■「サイト」で相手の年収を探る方法
     
    お客様に美味しいお酒を呑んでもらうためにも、ホステスはお客様のお財布事情を知っておかなきゃいけないの。一番手っ取り早いのは、会社名から年収を調べちゃう方法かしらね。ネットで『年収 チェック』と検索すれば、適当なサイトが見るかるわよ。でも気を付けなきゃいけないのは、男は見栄っ張りな生き物だってことかしら。「○○企業で管理職をしています」という立派な経歴のお客様に「わぁ、すごい」と思っていたら、イザ中身を開けば○○企業の下請け会社勤務だったりしてね。水商売ではこんなの、よくある話よ。他人の名刺を使って大企業の専務になっちゃう人もいるんだから、侮れないわ(笑)。
     
     
    ■「高級品購入時」に年収を探る方法
     
    あと“上手いな”って思ったのは、一人暮らしのお客様が「パソコンを買った」という話をしたとき、「私はいつも家電はローンなの。分割!」って言った後、「一括で買ったの?」ってノリよく聞いていたホステスね。お客様は「家電くらいでローンは使わないなぁ」って笑ってたんだけど、パソコンって15万〜25万はするものなのよね。それを一括で買えるってことは、ある程度の年収もありつつ、貯蓄の計画性もあるってことね。このホステスは家電製品だけじゃなく、車や時計を購入したという話を聞けばいつも、ローンか一括かを尋ねるの。「私はいつも○○を買う時はローンなんだけど」って前置きして、ローンで購入したってことを相手が言いやすい状況を作っているところが賢いと思うわ。
     
     
    ■「一緒に貯蓄」で年収を探る方法
     
    私は昔、『羽振りの良い男=お金持ち』だと思っていて、痛い目をみたことがあるの。相手はずいぶん羽振りの良い方でね。優しいところや頼りになるところも好きだったんだけど、「この人となら子供を3人産んでも苦労せずに生活できるかな?」という女ならではの打算があったのも正直なところ。その頃は水商売の世界に疲れてしまっていて…、いい出会いがあれば結婚したいと思っていたのよね。そんな時に現れた好条件の男だったから私はとにかく尽くしたわ。でもすぐに、羽振りが良いのは実家暮らしで家賃も生活費も必要なく、給料のすべてを遊びに使うことが出来ているからだってことがわかったの。
     
    それでも私は彼との未来を夢見ていたから、「一緒に暮らすための貯蓄をしない?」と持ち掛けたわ。これに彼は快諾してくれたんだけど、そこで私は「月収の1割をお互いに出しあおう」と提案したの。すると彼は「じゃあ俺は2万1000円」と言ったのよね。もちろん私も月収を明かすことになったんだけど、相手の年収を知れたのは私にとって大きな収穫だったわ。そして、その月2万1000円の貯蓄をすることさえ出来ない男だってことが知ることが出来たんだから、別れて正解だったと今でも思ってるの。
     
    たまに彼氏との結婚を考えているホステスが「彼の年収がわからない」と相談してくることがあるんだけど、その時私はいつもこの話をするの。人によっては『結婚費用を貯めよう』『旅行代を貯めよう』と持ちかけているようね。くれぐれも「月2万ずつ」なんて提案しちゃだめよ(笑)。それじゃあ、彼の年収を知ることが出来ないわよ〜。
     
    あとは王道だけど、彼が一人暮らしなら家賃を聞くことね。家賃の目安は手取りの3分の1くらいが妥当と言われているから、「7万円」と言われたら21万円、「10万円」と言われたら30万と考えればOKよ。他にいい方法が会ったらぜひ私に教えて頂戴(笑)。