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『×1女史の恋愛通信簿』健康オタク“ベジタリアンな男”

  • 2016年07月05日  黒崎 ハナ  



    皆さんこんにちは。あなたは今まで付き合ってきたオトコの中で、健康面に配慮しているベジタリアンな男っていたかしら?健康を意識しすぎるあまり、野菜ばかりを食べるようになり、飲みに行ったときはメニュー選びも一苦労だった男がいたのよ。今回は、この男について評価していっちゃうわよ!

     

    【野菜ソムリエ資格取得へ向けて…】

    彼との出会いは野菜ソムリエ資格を取得する社会人スクール。食品に関する資格を取得したいと思って、実生活でも役立ちそうな野菜ソムリエの資格を取得しようと申し込みをし、その講義の初日に彼と出会ったの。仕事をしながら夜に講義を受けること、土曜日か日曜日にも講義があり、休みや自由な時間のほとんどを講義へ出席するのに費やす日々。正直、そこまで価値のある資格かしら…と途中でイヤになった日もあったわ。でも、彼は講義を休むどころか研究熱心で、講師の方へ質問をするくらい前向きに学習に取り組んでいたのよ。聞けば生粋の野菜好きらしく「少しでもおいしい野菜を見分けられるようになりたいと思った」のが受講のキッカケだったらしいわ。志が高いわよね!

    彼とは席がなるべく近くになるようにして座るようにして、講義の前後一緒に話をして息抜きするようにしたの。見た目は並み、THE草食系といったところ。気さくな感じで女子力は高めな印象があったわ。友達に一人はいてほしい空気感の合うオトコだと思ったのよ。

     

    【健康への配慮は素敵だけど】

    そんな彼とも講義を重ねていくにつれ親密度が増していって、講義のあと食事に行く機会にも恵まれたの。でも、彼がいつも行きたがるのは“野菜をおいしく食べられるお店”。最近は日本でもベジタリアンな人や、ヴィーガンの方が足を運べるお店が増えたわよね。そういったお店に彼は積極的に向かい、食事を楽しむオトコだったのよ。単に健康を意識しているだけは言えないくらいの徹底ぶり。毎回野菜をおいしく食べることに専念しているようで、彼との食事は楽しむとかおいしいねといった感じではなくて“勉強の延長”なくらい!健康への配慮といえば聞こえはいいけれど、彼の野菜への気持ちは少々行き過ぎな位に感じたわね。もう少し肩の力を抜いてもいいんじゃないかしら…と思いながら、それでも一緒につるむ相手もいなかったから当時はその彼とばかり食事に行っていたのよ。

     

    【無事合格も、職から変更してしまう冒険家】

    講義が無事に全過程終わり、あとは試験を残すのみ。ちょうど仕事が忙しい時期で心配だったけど、無事に合格して野菜ソムリエの資格を取得することができたわ。もちろん、ベジタリアンな彼も合格。合格祝いにまたいつもの野菜のおいしいお店へ足を運んだとき、彼からは驚きの言葉が飛び出したのよ。「今の仕事を辞めて、野菜カフェを開こうと思って」と。30代後半で会社を辞めて、いきなり飲食店を開業するとは…なんてリスキーなの?!と驚いたわ。でも、彼の野菜への執念を傍で半年見ていたから、彼ならもしかしたら成功するかも…と思って素直に応援してあげることができたの。

    彼について気になるのは、結構講義の期間女性からの声かけがあったにも関わらず、恋愛には一度も誰とも発展していなかったところね。わたしとはよく食事に行ってはくれたけど、やはり男女の関係になるような感じではなかったわね。好きな人がいるのか聞けば、「野菜が好き!」と。冗談なのか、本気なのか…とちょっと不安になったくらいよ。

     

    【ベジタリアンな彼の通信簿、こうなったわ】

    野菜ソムリエ資格取得を機に会社を辞めて、飲食店開業へ向かった動き出した彼。ベジタリアンな性格がついに仕事にまで影響を及ぼした変わり者よ。ズバリ、評価はこうなったわ!

    ・ルックス---3
    ・探求心---5
    ・恋愛適応能力---1
    ・行動力---5
    ・コミュニケーション能力---2

    見た目は並み程度、話せば愉快な人というごくごく普通の“中の上”なオトコ。野菜が好きで、ヘルシー志向であることと美味しいものへの探求心は女子顔負けよ。女子力が高くて、一緒に過ごしていてとてもラクなタイプだと思うの。開業するといっていた当時は、人気ヘルシーカフェならそこそこ人気は出そうだとは思いつつ、淘汰されてしまかしら…と心配していたけど、今も彼のお店は順調に営業中。健康志向のママさんなどから好評で、お値打ちのランチがフリーの広告にも紹介されていたこともあったわ!

    自分の好きな野菜というカテゴリーを極めて、仕事に活かした彼。その行動力には目を見張るものがあるわね。ただ、彼に足りないのは“恋愛”。今もまだ独身だし、彼女さえ出来ていないとメールで連絡を取ったときにいっていたの。彼の今の夢は「お店で使う食材を自分で育てた野菜で」というもの。彼の野望はまだまだ尽きないようね。野菜への愛は、農業への愛へと進化を遂げていきそう。その分、女性への愛情を抱くまでには、まだまだ時間がかかりそうな頑張り屋さんだけどちょっぴり“イタイ男”、それがベジタリアンな彼だったわね。