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『元風俗嬢のエロテクBOX』“快感”とはつまり…なに?

  • 2014年11月03日  本田 あい  



    セックスをすれば“快感”を覚えますが…一体“快感”とはどの部分で感じているのかと考えたことはありませんか?
    “心”が一体どこにあるのかわからないように、“快感”だってどこにあるのかわからないもの……。深い快感を得るためにも、“快感の根源”を探ってみましょう。
     
     
    “快感”とは、人が“気持ち良い”と感じること。喜びや満足感・達成感を味わったときにも“快感”を覚えますが、やっぱり“快感”といえば…セックスですよね?(笑)
    そこでふと疑問に思ったのですが、“快感”とは一体どこからやってきているのでしょうね? また、どうして人によって感じる場所が違うのでしょうか? 同じ人間なのに敏感な人とそうでない人がいるのはどうしてだろう…?
    ――と思って5時間ほどネットの世界をさまよってみたのですが、まったくわかりませんでした! 深い…深すぎる『性の世界』にひれ伏すばかりです。
     
    とはいえせっかく性について学んだので、私が経験したことを交えながら“快感はどこからくるのか”というテーマで書かせていただこうと思います。
     
    ■“快感”を得るためにはパートナーの存在が必須
    単純に“快感”を得るためでしたら、バイブでもローターでも自分の指でもいいと思うのですが「オナニーをした次の日も性欲を感じる」ということはありませんか? 「オナニーではなく、誰かと共に性欲を満たせば、しばらく性欲を感じない」という話で店の女子やお客さんと盛りあがったことがあります。
    これはつまり、“快感”は“人肌があってこそ”ということではないでしょうか。オナニーでも性欲は解消されるし、“快感”を得ることは出来ますが、心の底から満たされたと感じるためには、パートナーの存在が必須というわけです。
     
    パートナーの存在が必須とはいえ、誰でも良いわけではありません。自分の好みではない人に体を触られても「気持ち悪い」としか思えませんが、好きな人や好みのタイプの人に触られたら敏感に反応してしまいますよね。
    それは様々な男性を相手にしている風俗嬢も同じ。
    外見は全くタイプではなかったとしても話が盛り上がれば、これから始まるプレイに期待してしまうこともあるのですが、時おり、外見も性格も生理的に受け付けない男性が店にやってきて風俗嬢を悩ませることも…。もちろんお仕事なので笑顔で対応しますし、感じているフリもしますが…、自分の感性と合わない人がどんなに凄いテクを持っていたとしても、嫌悪感以上のものは得られません。
     
    風俗嬢をしていた私が「愛する人とのセックスが一番!」という正論を掲げたりはしませんが、少なくとも自分好みの男性とセックスをした方が、より“快感”を得ることが出来るのは間違いありません。
     
    ■“快感”はどこからやってくるのか
    風邪で体調の優れない日があったのですが、女の子の人数が足りず出勤せざるを得ない日がありました。いつもは私に“快感”を与えてくれる常連さんのお客様に責められてもまったく気持ち良くなれず…という出来事をよく覚えています。また、心配事があった時や生理中など、精神的にセックスをしたくないと思っているときなどは「快感?何それ?」という状態でした。
     
    “快楽”を得るためには健康な体と心も必須ですね。そもそも女性が性欲を感じると言うこと自体、心と体が健康である証なのだそうです。ただし男性は違います。男性は風邪を引いたときや疲れているとき等、無性にセックスがしたくなる生き物だと専門家の先生がおっしゃっていました。
    『肉体がピンチだから、急いで子孫を残さねば!』と脳が指令を送っているらしく、これは本能なのだそうですよ。…そういえば、風俗店にも風邪を引いたお客さんがよく来店していましたね。「風邪のときくらい家で休んでなさい!」と思ったものですが、もしかしたらアレも男性の本能に支配されていたのかもしれませんね(笑)
     
    ■“快感”=“β‐エンドルフィン”
    セックスをすると“β(ベータ)‐エンドルフィン”という脳内で働く神経伝達物質の一種が分泌されるのだそうです。この“β‐エンドルフィン”は美味しいものを食べたり、スポーツ選手が肉体の限界を超えたときなどにも分泌されるらしく…つまり食べること・体を動かすことはセックスの代替行為でもあり、一般的によく言われている「ストレス発散にドカ食い・ヤケ食いをする」「性欲発散のためにスポーツをする」というのは、理に適っているということです。
     
    “β‐エンドルフィン”は鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られるため、脳内麻薬と呼ばれているのだとか。なんだか恐ろしい物質ですが、結局のところ、人の“快感”というものは脳が握っているということですね。
    敏感な体を手に入れたいのであれば、自分の体を弄って自己開発をするよりも、脳の働きを良くするトレーニングをした方が効果があるのかもしれませんね(笑)