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【ねむみの切り捨て御免】あなたはセックスと書いてなんと読む?

  • 2014年03月25日  安眠亭 ねむみ  



    「セックスは愛情表現」だとか「セックスは二人の仲を深め合うもの」なんて言われています。もちろんその通りです。しかし、複数人とのセフレと体を重ねていたビッチだった過去の私はそうは思えませんでした。あなたはセックスと書いてなんと読みますか?

     

    ・ビッチになったきっかけは普通の恋愛から

    今の最愛の彼氏と出会う前、私にはまた別に思いを馳せている人がいました。非リアを拗らせ、二次元の世界に没頭していた私が久しぶりに恋に落ちたのです。趣味も合い、顔もとてもタイプ、話をしていてもとても楽しい、とまるで絵に描いたような理想の男性でした。

    その彼と意気投合し、ついにある日、彼の家でふたりきりで飲むことになりました。気になっている人でしたから、それはそれはとても嬉しく、私は気分を弾ませおじゃましました。もちろん、お酒を飲んで気分も高揚し、ふたりきり。そんなシチュエーションでは「そういう雰囲気」になるのは当たり前。私は彼に体中を撫で回されました。「据え膳食わぬは男の恥」ではありませんが「据え膳ならば食わせぬは女の恥」とそう感じた私は、してしまったわけなんですね。その時は酔っていて、「好きな人とセックスが出来る!やったあ!」と軽い気持ちでした。でも、酔いが覚めた後が問題でした。

    「もしかして、私、セフレじゃん…」

    私がなりたかったのは、その彼のセフレではなく彼女。でも、恋人でも何でもない男性に簡単に股を開いてしまう女は彼女として必要されるわけがありません。「尻の軽い女、ビッチだな」と軽蔑されてしまうから。だから、セフレになってしまった人間は彼女になれない、当たり前のことです。

     

    ・セックスと書いてスポーツと読む

    軽い気持ちで「順番」を間違えてしまった自分自身を呪いました。心の底から自己嫌悪しました。

    それでも機会があればその人と夜を過ごしました。好きな人と繋がりたかったから。その度に、私は自分のことが嫌いになりました。「告白はされていないけれど、もしかしたら私はこの人の彼女なのかもしれない」とそうかすかな希望を抱くこともありました。目の前の快感だけを貪るがためだけに、セックスをしている自分がただただ憎かったです。

    そんな生活が続いていたある日、私は我慢できずに聞きました。

    「私はあなたの彼女なの?」
    「実は、彼女ができた、最近。あなたのことはセフレとしか思っていない」

    気付いてはいたものの、ひたすら目を背け続けていた現実に、私の心は打ちひしがれました。その日は涙が出尽くしてしまうほどに、声を出して泣きました。セフレだからいつか終わりがあることもわかっていましたし、セフレである以上その彼女に嫉妬する資格も、泣く資格もないのに、酔った勢いで股を開いた私の自業自得でしかないのに。その時の私は、恋人ができた彼の幸せを願うこと、絶対に被害者面をしないことしかできませんでした。

    久しぶりに経験した淡い恋を、始まりも終わりもない、ただただ虚しい恋にしてしまったのです。惨めでした。数日無気力でした。もう全部全部どうでもよくなった私は、吹っ切れてしまいました。「セックスと書いて愛情表現と読む私」から「セックスと書いてスポーツと読む私」に変貌した瞬間でした。その後は狂ったように、様々な男性と快感に溺れました。

     

    ・本当に好きな相手なら自分も大切に

    そんなきっかけからビッチになった私ですが、紆余曲折を経て「愛情表現と読めるセックス」ができるようになりました。それは、本当に好きな人と出会い、ビッチな私を卒業することが出来たからです。

    出会いはいつ、どのような形で訪れるかわかりません。しかし、本当にその相手が好きなのであれば、相手だけでなく自分も大切にして下さい。自分すら大切にできない人間が、相手を大切にできるわけがありません。もし、好きな相手が求めてきたのであれば、それは「その相手は恋人でも何でもない相手を食らうような人間」ということです。自分の見る目が残念だったということで、その相手とはバイバイ!しましょう。また、訪れるであろう相手と、何回も会って仲を深め恋人同士になり、そして二人の愛が最高潮に達した時に、「愛しあうためのセックス」をすればいいのです。何も急ぐ必要はありません。初めて手をつないだときの嬉しさなど、その時にしか味わえない喜びがあります。真っ先にセックスに励んでしまっては、そんな喜びも味わえませんよ。それはとても勿体無いです。

    出会った相手との「順番」を間違ってしまっては、結婚というゴールのスタートラインにも立てないことを、肝に銘じておいてくださいね。「順番」ごとの楽しみを、その相手とたくさん経験し、最後には「愛情表現と読むセックス」を心の底から味わってみてはいかがでしょうか?