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【ねむみの切り捨て御免】出会うために特別なことなんて不必要

  • 2014年07月22日  安眠亭 ねむみ  



    新たな出会いを自分のもとへたぐり寄せるには、新しいことにチャレンジしてその場で出会いを探すのがイイなんて雑誌なんかでよく見ない?私みたいなコミュ障はその新しい場に出るのが一苦労なわけで…。そもそも、恋愛をする上でわざわざ新しいことに挑戦する必要なんてないよ、私の経験上の話だけどね。

     

    ・恋愛はアクティブな人しかできないの?

    基本私は若い女性向けの雑誌とかはあまり読まない。読むとしたら、美容院で「お読みになって下さいね」と差し出されたものくらいで、本屋で立ち読みなんてことも全然しない。まあ、美容院で待ってる間は「暇だしたまには読むか」ってページをペラペラめくると、「恋愛必勝法!」みたいなコーナーが決まって雑誌の後半に設けられてるじゃん?こうして恋愛コラムも書いてるわけだし、たまにはネタを仕入れないとなって仕事熱心な私は思うわけよ。最近は美容院なんて半年に一度しか行かないけど(笑)

    そんな恋愛相談コーナーでは、出会いに関してすっごく丁寧に書いてくれているよね。「失恋を癒やすのは新しい恋!新しいことにチャレンジして新たな自分と異性に出会おう!」みたいな。そんなふうに新しい環境で新しい出会いを!という文章を読むたびにため息が出てたよ。半ば諦めのため息だね。だって、私みたいな超絶コミュ障拗らせまくってる人間にとって、新しい場に飛び込むのほどストレスのかかるものはないからね。非リアを拗らせて美容院に行き、そんな内容の恋愛コーナーを読んだ時には「私みたいな二次元大好き引きこもり気味、新しいことはなるべくしたくない女は恋愛に向いてないってわけですね!!わかりました!!」とありきたりなアドバイスに心のなかで1人ブチ切れたりなんてよくあったよ。

     

    ・コミュ障拗らせ女がセフレを作れた理由

    コミュ障拗らせて新しい場に身を投じるのがこの上なく嫌いな私でも、セフレは多く出来た。全ッ然新しいことなんてしなかったよ。したことと言えば、クラブとかバーへ1人でふらふら飲みに行ったくらいかな。胸元がバーンって開いた服を着てね。すると、面白いくらい男が寄ってくんの。夏の夜に外灯に集る虫みたいにね。面白いくらいにグラマーな女が1人で酒を飲んでるんだから、声をかけるでしょ。私が男でヤリチンなら、真っ先に声をかけるよ。とまあ、そんな感じで引っ掛けて、飲んだあとにヤることといえばもう1つしかないわけで。そうなれば、会話なんて必要なくなるしチョロいもんだわ。女じゃなかったら、たぶんあんなに遊べなかったと思う。

    そして、気の合う人とは連絡先を交換してその男性はセフレに昇進!おめでとう!だけど、つまらなかった男はそれっきりでバイバイ。お酒ごちそうさまでしたって感じだったな。セフレを作る上では、ヤるところまで持っていければ後は気を遣って喋る必要もないし楽なんだよ。別に恋愛感情を持ってもらうために相手のご機嫌を伺うこともしなくていいし。でも、ちゃんと相手に恋をして好きになって、そして相手にも自分を好きになってもらう場合、絶対そういうわけにはいかないんだよね。当たり前のことだけどさ。でも、だからといって相手を見つけるために、新しいことにチャレンジする必要ってのはないと思うよ。

     

    ・新しいことに期待しすぎ

    そもそも、習い事や趣味なんでもいいけど新しいことを始めたとして、絶対にいい人が現れる可能性ってどんなもんなんだよって話。まだ見ぬ世界へ期待しすぎじゃないかな。「私はいい人を見つけるために新しいことを始めたんだ!」みたいなスタンスでいると、もしも仮に良さそうな人が見つかったとしても、「この人でいいのかな」なんて余計なことを考えそうなんだけど。わざわざ新たな出会いのために自分が新しいことを始めた、それにふさわしい人であるかっていうのは気にすると思うし、私は気にすると思う。「コミュ障の私が勇気を振り絞って始めたことにふさわしい男なのか!?」って。そんなの面白くないっしょ。どうせなら、ナチュラルに恋に落ちたくない?

    コミュ障拗らせ系の私は、新しいことを始める前に自分の生活を少しだけ充実できるものにした。自分の好きなアニメをたくさん見たり、好きなバンドのライブにもよく行ったし、友人とも遊んだ。読書もしたし、音楽もたくさん聴いた。少しでも自分が満たされていると思えるようにした。すると、非リアを嘆きまくって何事も斜に構えていた私にも余裕ができて、周りをよく見渡せるようになった。結果としては、血眼では決して見つけることの出来なかっただろう今の婚約者に出会えたんだよね。

     

    ・したいことをして恋ができたら最高じゃん

    すると、音楽を聴いていても「あの人に聴いてもらいたいな、気に入ってくれるかな」とか、「このアニメ、あの人と一緒に見たいな」って思えてきたんだよ。自分の好きなことを、共有したいって思えたんだよ。その時私は確信したね、「ああ、私あの人に惚れてる」って。別に無理して新しいことにチャレンジしなくても、自分のしたいことをして充実していれば、いい人に巡り会えるんじゃん、なーんだこんなもんなんだって呆気にとられたのをよく覚えてるな。

     

    無理をして必死に出会いを求めて余裕がない恋愛をするくらいなら、自分のしたいことをしてその結果棚ぼた的に出会った人と幸せになったほうがいいと私は思う。何事も無理は禁物だしね。