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【ねむみの切り捨て御免】少女漫画は恋愛をする上での弊害になる?

  • 2014年07月31日  安眠亭 ねむみ  



    「少女漫画」は女性なら誰しもが一度は読んだことがあるんじゃないかな。でも、その少女漫画のせいで恋愛に夢見がちになってしまうんじゃないかなって思うんだよね。だからこそ私は言いたい、少女漫画は恋愛をする上でとても邪魔な存在だって。

     

    ・漫画が大好きだった子供時代

    私は昔から漫画が大好きでよく読んでいたんだ。少年漫画はもちろんのこと、少女漫画もよく読んでさ。「りぼん」とか「ちゃお」とか、付録が楽しみだったってのもあるけど、発売日になるとお小遣いを持って本屋さんに走って買いに行ったな。毎月毎月、漫画の続きが気になってわくわくして。発売日に台風が直撃していた時なんて、親に外に出ちゃダメって言われて買いに行けないのが歯がゆかったりもしたよね。

    小学生の頃の私なんて、毎日毎日日が暮れるまで外で遊んでいたもんだから、恋だのなんだの色気づいたことは全然なかった。でも、少女漫画に描かれている格好良い男のキャラや、恋愛には少しときめいた。「私も中学生とか高校生になったらこんな恋愛をするのかな」と未来の恋人に思いを馳せたりもしたよ。

     

    ・漫画ほど甘くはない現実

    でも、所詮漫画の中にある恋愛模様だとかかっこいい先輩なんて漫画の中にしかいないわけで。進学を重ねても少女漫画で読んだようなシチュエーションはないんだよね。高校に入学すれば高校一格好良い先輩と廊下でぶつかってそれがきっかけで気になるようになって、告白を高校の屋上でするなんてこともなかった。付き合っている彼氏と授業を抜けだして屋上で早弁をするなんてこともなかった。むしろ私の通っていた高校は屋上の立ち入りが禁止されていたからそれ以前の問題って感じでさ。

    その現実を噛み締めながらも大学生活に憧れちゃう自分がいたんだよね。大学生になれば、一人暮らしで恋愛も自由にできてサークルの先輩と恋に落ちちゃうんだろな…ムフフ…って思いながら死ぬほど受験勉強をしたね。「男を自分ちに連れ込めるように一人暮らしをしたい。だから実家から通えないような大学に行きたい」と不純な動機で勉強をしまくった。

    結果一人暮らしが出来る大学に進学することが出来て、彼氏もできた。「これが夢にまで見た少女漫画のような恋愛!」と本気で思ったし、世界が少しだけ輝いて見えた。でも、そう順風満帆なままで終わらなかったのが少女漫画ではなく私自身の恋愛模様。付き合った彼氏には浮気をされるし、仲が良いと思っていた友人には裏切られるし。「なんだよこの大学生活、クソじゃん」ってそう思った。そのとき痛感したね、少女漫画なんてクソって。

     

    ・少女漫画という名の洗脳

    酸いも甘いも噛み分けてきたからこそ言えるけれど、少女漫画は本当にクソだと思う。あんなの読んでたらまともに恋愛なんて出来ないよ。いや、私みたいに夢見がちな奴が悪いって言われたらそれまでだけどさ。でも、あんなに素敵な恋愛模様が描かれた漫画を、小さい頃から読んでたら、漫画の中のシチュエーションに憧れないほうがおかしいよ。今よく憧れるシチュエーションとして「壁ドン」ってのがあるけどさ、実際のところ「壁ドン」なんて、マンションの隣人のセックスでの喘ぎ声やベッドのきしむ音がうるさい時に、「激しいセックスしてんじゃねえよ!聞こえてんぞ!」って憎しみや怒りを込めて壁をおもいっきり殴るあの「壁ドン」の方がエンカウント率高いよ。そもそも、少女漫画でよくある方の「壁ドン」も実際にされたら「前どけよ」としか思えない自信しかないな。

    とにかく、少女漫画の中に描かれている様々なシチュエーションや恋愛模様、男性像なんて所詮その漫画家の妄想の世界の話なんだよね。だからそれに憧れてばかりじゃ、マジで痛い目に遭う。あくまでも「漫画の世界の話なんだから実際にはありえない」くらいに思っていないと「あれ?これ漫画と違う…」ってなるよ。「壁ドン」なんてないし「放課後の誰もいない教室でセックス」なんてのもない。全部妄想なんだよ。「年上の超お金持ちの社長イケメン」もいない。現実世界にもいるかもしれないけれど、少女漫画を読んでそんな恋愛模様に憧れている私達のような女性の前には現れないから。でも、やっぱり憧れちゃうあたり少女漫画は洗脳に近い物があると思う。

     

    ・少女漫画ごっこは恋人ができてから

    少女漫画みたいな恋をするために恋愛をするのは、おかしな話だよ。少女漫画のような恋に憧れるばかりに、男性の理想像が高くなっちゃってるなんてもう笑われるよ?だから、恋愛をする上では少女漫画には憧れない、その代わりにめでたく交際することになった相手や結婚することになった相手と少女漫画みたいなシチュエーションを楽しもう。自分の憧れるシチュエーションに、相手に付き合ってもらうんだよ。マンネリになりつつあるときにそれをすると案外楽しかったりするからおすすめ。

    恋愛をするにあたって少女漫画の世界に振り回されるのは、正直バカみたい。だから、色々な理想的な男性やシチュエーションに惑わされること無く、リアルの世界の自分の目の前にいる男性を一番に考えるべき。そして、両思いになってすっごく仲が良くなってから「実は◯◯って漫画の△△ってシチュエーションがすごく萌えるから、しよう?」って言ってみよう。それで断られたら、その程度の相手だったってことでいいよ。