TOP > イククルコラム > 【はるひの恋愛処方箋】“女子力”を上げるには、どうしたらいい?

【はるひの恋愛処方箋】“女子力”を上げるには、どうしたらいい?

  • 2014年02月04日  小高 はるひ  



    最近、「女子力」という言葉をよく耳にします。「あの子って女子力高いよね」という話を聞くこともあれば、「女子力アップのための○○術」という雑誌の特集を見かけることもあります。では、この「女子力」とは、具体的にどんなことを指すのでしょうか。

     

    ◆「女子力」という言葉に、まず注意

    今回は「女子力」についての記事なのですが、その前に、この「女子力」という言葉を使うことにまず注意が必要です。スポーツで「フィギュア女子」「女子48kg級」など、「女性」という意味で使われることも多いですし、「子」は接尾語なので、「女子」で「女である人」という意味で使われることもあります。ただ、「女子」というと「女の子」、つまり「若い女性」を指す言葉だと思っている人も多いです。小中学校で、「男子」「女子」という言葉がよく使われていたと思いますが、その延長のようなものです。

    ある程度の年齢の女性に対しては、「女子」という言葉は使わない方が無難です。女性を指すときに「女子」という言葉を使うと、「いつまでも頼りなくて、成熟してない女性」といったとらえ方をされることがあります。その気はなくても、女性蔑視と思われる可能性があるので、場所を選んで使う方がよいでしょう。また、自分のことを「女子」と言うと、「いつまでも若い気でいる痛い女性」と思われかねません。特に、自己紹介で、「都内でOLをしている20代後半の女子です。」などと書くのは、結構な反感を買います。

     

    ◆何歳まで「女子」で大丈夫?

    では、「ある程度の年齢」とは、どのくらいを指すのでしょうか。これは個人差がかなりあって難しい問題です。30代でも若々しければOKという人もいれば、20代以下でなければ厳しい、という人もいます。中には、学生でないと「女子」というのはおかしい、という人もいます。最近は、「女子会」という言葉が頻繁に使われるようになってきて、おしゃれなレストランや、チェーン系の居酒屋でも「女子会プラン」というものがあります。お酒を飲むわけですから、対象は20歳以上でしょうし、中には結構いいお値段のプランもあるので、この「女子」がそんなに若い人たちを指しているわけではないと思われます。「女性」という言葉の代わりに「女子」という言葉を使うということ自体は、かなり市民権を得てきているので、「女子」は以前よりは広い意味で使えるようになってきたと思います。

    一方で、まだ「女子」イコール「若い女の子」と考えている人が多いのも事実です。ですので、使ったときにほとんどの人が疑問を持たない、20代はじめくらいまでに使用範囲を狭めておくのが無難かと思います。

     

    ◆「女子力」って具体的に何?

    では、本題に入ります。最近よく聞く「女子力」とは、具体的のどんなことなのでしょう?

    雑誌などを見ていると、お化粧の仕方や洋服の選び方などの外見に関するものから、料理上手になる方法や上手に恋愛するための指南などの内面に関するもの、他にも、ここを訪れると女子力がアップする、というパワースポットを紹介しているものなど、実に様々です。パワースポットで女子力がアップするかどうかはひとまず置いておいて、ここでは外見と内面について、それぞれ見ていきましょう。

     

    ☆  外見について

    確かに、「女子力」を語る上で外見は重要です。外見によって「女性らしいかどうか」が評価されることは多いと思いますし、恋愛をする上でも、外見はとても重要なファクターです。ですが、こういった洋服を着た方が女子力が高い、ということは一概には言えないと思います。男性がどういったものをより女性らしいと感じるか、どういったものが好きか、については個人で好みが分かれるからです。しかし、洋服の種類などではなく、「こういう女性は好感が持てる」という一般的な基準はあります。そして、それがつまり「女子力」が高いと言うことなのだと思います。

    では、女性として好感が持てるというのは、どういうことでしょうか。どんなにきれいな色のかわいいカットーソを着ていたとしても、しわくちゃでは台無しです。また、他の人がなかなか真似できない凝ったヘアアレンジをしていても、毛先が痛んでいたり、根元だけカラーが抜けていたりするのでは、おしゃれな感じがまったくしません。大事なのは、何を選ぶか、どれだけ時間やお金、手間をかけるかではなく、どう着るか、と、どう見えるかです。洋服も、髪も、バッグや靴などの小物も、きちんと手入れすることが重要です。こまめにクリーニングに出したり、アイロンをかけたり、ダメージのケアをしたり、クリームを塗って保護したりなど、日頃からどれくらい気を使っているかというのは、意外とすぐわかるものです。そういったところにどれだけ気を配れるか、手間を惜しまずにやれるか、というのが、「女子力」アップには大切になってきます。

     

    ☆  内面について

    内面も外見と同じで、難しいのが個人によって好みが異なるということです。差し出がましくなく、男性の後ろをそっと付いてくるような女性が好きな人もいれば、男女関係なくバリバリ仕事をして、男性と対等に渡り合えるような女性が好きな人もいます。こちらも人によって好みは異なりますが、「女性として好感が持てる基準」というのが存在しています。そして、それは「その場その場でどう振る舞うか」「自分をどうアピールするか」といった小手先で取り繕えるものではありません。

    ひとつ例を出します。飲み会の席で食べ物をさっと取り分けたり出来る女性は、女子力が高い、と言われているのをよく見かけますが、私が今まで話を聞いた中では、この「取り分け」は結構リスキーです。簡単に出来て目立てる分、「女性らしさをアピールしているみたいで苦手」「逆にあざとく感じる」と言う男性も少なくありません。空いたグラスにお酒を注ぐにしても、ボディタッチをするにしても、男性の気を引いたり、気が利く女性だと思われたりする可能性がありますが、逆に「狙っている」と思われてしまう可能性もあるのです。

    ここで、プラスに取られるか、マイナスに取られるかの違いは、普段どう振る舞っているかにかかっています。普段から同性に評判が良く、性格が良いと思われているのであれば、こういった行為はプラスに写ります。逆に、同性から評判が悪く、性格が良くないと思われている場合は、何をやっても「裏があるのではないか」「場馴れしていて引く」など、マイナスに作用してしまいます。

    では、普段から良い印象をもたれるには、どのような女性であるべきなのでしょうか。

    まず大切なのが、人の意見をきちんと聞くことです。最近は、個性がある方が良い、自分を持っている方が良い、といった風潮があります。ですが、男性は女性に比べて保守的な面があります。確かに個性も大切ですが、自分がいいと思ったことを突っ走ってやってしまう女性には、付いていけないと感じてしまう男性も多いです。他の人と同じことをするのを良しとするか、違うことに価値観を見出すか、それは人それぞれです。ですが、どちらにしても、他人を始めから否定するのではなく、きちんと意見を聞いた上で、それに対し自分はどう思うのか、どう振る舞うのかを決めていくのが立派な女性です。飲み会で料理を取り分けるという小さなことでも、「気が利くところを見せたいからやる」のではなく、遠くの人が取りにくそうだからその人の分だけでも取る、取り分けてもいいか軽く聞いてから取る、など、その場その場の状況を見て考え、一番よい方法を取るべきです。そういった行動が出来るようになるためには、普段から人の立場になって考え、人の話をきちんと聞く癖を付けなければなりません。

    また、女性でやってしまいがちなのが、他人の噂話と悪口です。女性は男性に比べて、他人に敏感ですし、とても観察しています。他人を見てお手本にしたり、反面教師にしたりするのは、とても有意義なことですが、そこで気に食わないことがあったからと言って、悪口を言う女性は美しくありません。悪口を言って評判が下がるのは、悪口の対象となっている人ではなく、悪口を言っている自分自身だということを、自覚しましょう。

    料理の腕前を上げる、お茶やお花を習うなど、何かのスキルを身につけることも、女子力アップの方法としてよく紹介されています。これらももちろん有益なことです。ただし、どんなに家事が出来て、教養やスキルがあったとしても、性格が良くなければ、何のプラスにもなりません。外見を磨くにしても、内面が磨かれていなければ、「見た目だけ気にする中身の無い人」「上辺だけ着飾っている人」という評価になってしまいます。かわいらしい服装も、気合の入ったメイクも、どんなにスキルを上げても中身が伴っていなければ、とても「女子力アップ」とは言えないことを覚えておいてください。

     

    中身も素敵な女性になるために、ときどき自分の振る舞いや考え方を振り返る時間を持つのがおすすめです。最近人の悪口は言ってないでしょうか、誰かに嫉妬していないでしょうか、自分の意見を押し付けていないでしょうか。自覚があるのであれば、出来れば何らかの方法で解消するのがよいのですが、出来なければ、最低でも人前で出さないように気を付けるようにしましょう。そういったことを繰り返して行くうちに、自分の性格や思考、行動は、だんだん制御できるようになるはずです。そして、それは「女子力アップ」への大きな一歩となるでしょう。