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【はるひの恋愛処方箋】あなたの彼は大丈夫?解明!マザコン問題

  • 2013年05月28日  小高 はるひ  



     

    男性とお付き合いをする上で、もうひとりの重要な同性の存在。それは、彼の母親。お付き合いして、ゆくゆくは結婚…と考えた場合、彼の母親の存在はより重要なものとなります。今回は、あなたと彼、そして彼の母親の、三人の関係のお話です。

     

    ◆マザコンかも!?と思う瞬間

    「彼、マザコンじゃないかって心配なんです」

    これは、お付き合いをしている人がいる女性からよく聞かれる悩みです。お付き合いを始めた頃は、見えなかったり気にならなかったりしていたのに、だんだん彼と過ごす時間が長くなり、彼のことを良く知るにつれて心配になってくる女性が多いようです。

    「どうしてそう思うんですか?」

    と尋ねたときに、一番多いのがこの答え。

    「彼のために料理を作ったときに、『うちの味と違う。おふくろが作るのはもっと味が薄い』とか、毎回お母さんと料理を比べるんです」

    味が違うだけでなく、具の大きさが違うとか、うちは一から作るからそんな補助食品は使わないだとか、クレームの内容は様々。でも、彼女たちからしてみたら、彼のことを思って一生懸命作った料理にケチをつけられるのは、とても悲しく、腹立たしいものです。ただ文句を言うだけでも問題なのに、お母さんと比べられるというのは、複雑な気持ちになります。確かに、お母さんのほうが料理は上手かもしれないけど、お母さんはお母さん、私は私。比べるようなこと?それって、私にお母さん像を押しつけてるんじゃないの?つまりそれって、彼はマザコンってことなんじゃ…。

     

    ◆マザコンに潜む問題点

    この背景には、彼自身の性格の問題と、将来結婚した後、彼の母親とうまくやっていけるかどうかという問題があります。

    彼自身の性格の問題というのは、彼が母親に依存し、自立していないのではないかということ。自分ひとりでは物事が決められず、いつも母親に聞いてしまう。聞きはしないけど、母親に言われたことに反抗できない。結果、何でも母親の言うとおりになってしまう男性のことです。今まで「いい子」でやってきて、母親の言うことを当たり前に聞いてきたせいでそうなった男性もいますが、中には「母親が言うことが一番正しい。母親の言うことを聞いて何が悪い。母親の言うことをすべて聞くのが親孝行だ」と胸を張って言い切る人もいます。このような男性だと、これから何をやるにしてもあなたの意見より母親の意見が優先され、これから直面する様々な問題を二人で解決することが困難になってしまいます。

    結婚した後、彼の母親とうまくやっていけるかどうかというのは、俗に言われている嫁姑問題のことです。嫁姑問題は、お嫁さんと姑さんの女性2人の問題として捉えられがちですが、それと同じくらい、いや、それ以上に重要なのが旦那さんです。旦那さんの立ち居振る舞いや言動、どのような立場を取るかによって、お嫁さんとお姑さんの間が険悪なものになるか、良好なものになるかが変わってきます。理想なのは、両方を立て、お互いに不利益なことは言わない、愚痴や不満をきちんと聞き、公平な立場から間に入って両方の架け橋をすることです。しかし、ここでお姑さんに肩入れするようだと、もう大変。お嫁さんの立場が一気に無くなってしまいます。そうしたことから離婚に至るケースもあります。つまり、それくらい、あなたと彼と、彼のお母さんの関係は大切なのです。

     

    ◆マザコンの可能性を確認する質問

    私の彼は大丈夫なの?と思ったときに、ちょっと彼を試すのに使える質問があります。

    「2人乗り用のボートにあなたが乗っていて、私とお母さんが溺れていたら、どっちを助ける?」

    男性からしてみたら、まさに試されている、どきりとする質問です。女性のみなさんは、どのように答えられたら嬉しいですか?また、男性のみなさんは、どう答えますか?この質問の答えから、男性のタイプを探ってみましょう。

     

    一番多い回答は、彼女の前では「もちろん君だよ」と答える、というもの。(そして、お母さんに聞かれたら、「それはお母さんだよ」と答えるという人も。)これは本当に無難な答えで、あまり面倒なことを考えたくない、問題を後回しにしたいと考えている男性に多い回答です。自分とあなたの関係において、母親はあまり関係ないと思っている可能性もあるので、そうではないことを何かの機会に一緒に考えてもらう必要があります。

    次に多いのが、「自分がボートから飛び降り、二人とも助ける」という答え。一見素晴らしい答えのようですが、こういった男性は頭の回転が速く、立ち居振る舞いが上手なことが多いです。それはそれで良いのですが、こういった男性はなかなかのつわものです。きれい事を並べられて、あれよあれよという間にすべてが彼の思い通りに進んでいる、ということになることも。こういった男性の考え方を変えることは、なかなか困難です。より慎重に彼の普段の行動を見つめ、彼が内心ではどのような考えを持っているのかを注視する必要があります。

    もらった回答の中で、一番なるほどと思ったのは、次の答えです。「彼女の方がこれからの人生が長いんだから、彼女を助ける」。好き、大切、などの感情論ではなく、物理的に説明をしています。こう答えた男性の多くが、「お母さんにも同じ説明をする」とのことでした。悲しいですが、こう答えられてしまうと、お母さんでも反論するのは難しいです。このような回答ができる男性は、日常生活においても論理的に、冷静に物事を考えることができるため、安心できることが多いです。

     

    ◆母親を大切にする人は家族を大切にする人

    しかし、母親を大切にするのがすべて悪いことなのではありません。母親への愛の中には、家族への愛も含まれており、それはゆくゆくはあなたへの愛にもなるからです。例えば、彼のお母さんが急に入院することになったとしましょう。その日、彼は仕事があったとしたら、あなたは仕事に行って欲しいですか?それとも、お母さんの入院に付き添ってほしいですか?

    ここで仕事を取る男性は、将来あなたに何かあった時も仕事を取ってしまう可能性があります。また、例えばこの日に、あなたとのデートが入っていた場合はどうでしょう。遠距離で年に一度しか会えないよほど重要なデートであったり、お母さんの手術が手ぶらで日帰りできるものだったりする以外は、お母さんに付き添う男性の方が、将来的に安心です。デートに行ってしまう男性は、感情に流されやすい、物事を俯瞰的に見ることができない男性であることが多いからです。

     

    一番大切なのは、彼が母親を大切にする度合いです。家族として大切にする、自分を育ててくれた人として尊敬するのは、人間として当たり前で、必要なことです。しかし、それを超えて、とにかく母親が一番、母親が基準、というのは問題です。

    あなたと彼のこれからを考えるにあたって、あなたと彼と、彼のお母さん、三人の関係を、少しゆっくり考えてみませんか。