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【はるひの恋愛処方箋】うまくいかなくなった恋、別れどきはいつ?

  • 2013年08月06日  小高 はるひ  



    最初盛り上がっていた恋も、だんだん歯車がかみ合わなくなり、気が付けば恋人のことを本当に好きなのかわからない状態に…。そんな悲しい経験をしたことがある人も多いと思います。今回は、ちょっと切ないですが、「別れどき」のお話です。

     

    「昔だったら気にならなかった相手の言動が、最近すごく気になるし、イライラする」

    「最近恋人と会うのが面倒。デートするなら友達と遊びたい」

    「何をしてもドキドキしなくなっちゃった。このまま関係を続けていてもいいのかな」

     

    これは、ある程度の期間、お付き合いをしている恋人がいる人からよく聞かれる悩みです。付き合って最初の数カ月は、とにかく恋人ができたこと、付き合えたことが嬉しくて、どんなことがあっても楽しい、「恋は盲目」な時間を過ごせますが、それが続くことは稀です。付き合って半年から1年くらいすると、自分の気持ちが落ち着いてくるとともに、相手のことがよく見えてきて、「あれ?こんなものだったっけな?」と感じ始める人が多いようです。もちろん、「盲目」の期間が終わっただけで、冷静にだけれどもきちんと「相手が好き」と言えれば問題ありません。難しいのは、「相手のことが好きかどうかわからなくなったとき」。付き合いを続けるべきなのか、それとも別れるべきなのか。ずっとドキドキしているなんて無理なんだから、こんなものだと諦める?それとも、自分にはもっと合う人がいるのかも?

    今回は、そんなときにどう行動するか、考えていきます。

     

    ◆もう相手のことが好きじゃない!?

    一番重要なのは、言うまでもなくあなたが恋人のことを今も好きかどうか、ということです。付き合ったばかりの、ドキドキ感、ウキウキ感がいつまでも続かないことは当然です。それを考慮したうえで、それでも一緒にいると楽しい、毎日でなくてもいいからデートをしたい、相手に尊敬すべきところ、愛すべきところがあるのであれば、何の問題もありません。

    問題なのは、相手と一緒にいることが苦痛になってしまったときです。付き合っているからなんとなく一緒には過ごしているけれど、相手の行動や言葉にイライラしてしまう、相手の話に興味が持てない、相手のために何かしてあげたいという気持ちが起こらない、こういった場合は要注意。あなたの気持ちが、相手から離れつつある証拠です。

     

    ◆疑問を持つなら、距離を置こう

    では、こうなってしまったときは、どうしたらよいのでしょう。私は、ひとまず距離を置いてみることをおすすめします。「もう本当に無理!」というのであれば、別れるのもありですが、せっかく何かの縁で、一度は好きになった相手です。結論を急ぐ必要はありません。とはいっても、このままその関係を続けると、遅かれ早かれ別れがやってくるのは目に見えています。そこで、この状態が「ただのマンネリ」なのか、それとも「あなたと相手が合わない証拠」なのか、きちんと見極めてもらいたいのです。「ただのマンネリ」なのであれば、ぜひとも二人で乗り越えてもらいたいと思います。

    それを見極める有効な手段が、「距離を置くこと」です。相手にイライラしてしまったり、興味を持てなかったり、会いたいと思えなかったりすることの原因は、あなたが「相手がいてくれて当たり前」と思っていることにあります。また、必要以上に「会い過ぎている」可能性もあります。距離を置くのは、あなた自身に相手の存在がどんなに大切なものなのか、自覚させるためです。日常でちょっとした嬉しいことや悲しいことがあったとき、それまでは恋人にすぐ聞いてもらえたかもしれません。でも、それが出来なくなったとき、あなたはどう思うでしょうか。「こういうときに、あの人がいてくれたらなぁ」「会いたいなぁ」と思うのであれば、それはまだあなたが相手を必要としている証拠です。しかし、何にも思わない、恋人のことが浮かばないのであれば、今のあなたには彼(女)は必要ないのかもしれません。

     

    ◆もう好きではないとわかったときは?

    では、その結果、別れた方がいいかもしれないとなったときには、どうしたらよいのでしょうか。実は、「もう好きではないのかもしれない」とわかっていても、なかなか別れられない人が多いです。

    その理由は大きく分けて2つです。1つ目は、相手がまだあなたのことを好きで、別れを了承してくれない、という場合です。こういった状況のときに、「前みたいに戻れないのかな?」「以前はあんなに好きだって言ってたじゃない」と言われたことがある人も多いのではないでしょうか。

    2つ目は、しばらく付き合っているうちに「愛」とは別に「情」がわいてくるためです。たくさんの時間を共有してきた相手と別れがたいのは当然です。いろいろな思い出がかけめぐるでしょうし、これまでは頼る人がいたのに、これから本当に一人でやっていけるか、などという不安もあるでしょう。

    ですが、ここはきっちりと、早めに別れることをおすすめします。はっきり言って、一度進んでしまった二人の関係は、簡単に「前のように戻る」ことはありません。好きかわからない状態で恋人関係を続けることは、何のメリットもありません。相手を傷つけるのはもちろんですが、あなたにとっても好ましくないことです。

     

    ◆少し未練があるくらいがちょうどいい

    好きでもない相手と一緒の時間を過ごす、しかも恋人として過ごさなければならないというのは、なかなか大変なことです。最初はそれほどではなくても、確実に相手のことを嫌いになっていくと思います。相手からは「恋人として」の行動や気づかいが要求されます。好きではない相手にそれを行うのは、かなり気力のいることです。また、好きな人なら目をつぶれたことも、そうではない人がすると、とても気になってしまいます。そういったことが重なり合って、相手にどんどん嫌悪感を抱くようになります。

    「どうせ別れるなら大っ嫌いになってから」という考え方もあるでしょう。ですが、私は「ちょっと未練を残したくらい」「ちょっと胸が痛むくらい」が一番良い別れ方だと思っています。あなたにはこれから先も長い人生が待っています。その途中でふと自分の今までを振り返ったとき、「あぁ、あんな恋もしたなぁ」とよい思い出として振り返れるのは、こういったタイミングで別れたときです。片思いのときにどんなにドキドキして、付き合い始めがどんなに楽しくても、最後に相手のことを嫌いになって別れてしまうと、思い出したくもない過去にしかなりません。ほんのひとときでも好きになり、一緒に時間を過ごした相手です。そんな人を、「もう二度と思い出したくもない人」にしてしまうのはもったいないことです。

    あとは、少し胸が痛むくらいの方が、次の恋への原動力になりやすいというのもあります。相手を嫌いになって「もう恋なんてこりごり」「男性(女性)なんてつまらない」と思うより、ひとりが少しさびしくて、ちょっと人恋しいくらいの方が、次の恋をしようというパワーにつながりますし、今回の恋の反省を次に生かしやすいのです。また、そういった人の方が異性からも好かれます。

     

    恋愛というのは、悲しいことに一生添い遂げない限り、終わりを迎えてしまうものです。しかし、その恋をいい思い出にするのも、次の恋の糧にするのも、あなた次第。終わり方上手も、また恋愛上手なのです。恋人との関係を続けるべきか、次に行くべきか、悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。