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【はるひの恋愛処方箋】うまく行かない片思い、好意を押し付けてませんか?

  • 2013年09月03日  小高 はるひ  



    好きな人ができると、その気持ちを抑えるのがなかなか難しいもの。気分も高まるし、相手とも仲良くなりたいし、たくさん話したり一緒にいたりしたいし…。でも、だからってその気持ちを相手に押し付けたりしていませんか?実は、その行為、裏目に出てしまうかも…。今回は、片思いのときのほどよい相手との距離の取り方についてのお話です。

     

    せっかく好きな人ができても、なかなか両思いになれない、交際に結び付かない、それどころか、告白をする前にやんわりと断られてしまう…。そんな経験がある人は多いのではないでしょうか。中でも意外と多いのが、外見が比較的かわいくて、異性にも結構ちやほやされるのに、なかなか恋が実らない女性です。失恋をすることは誰にでもあることですが、かなりの確率で両思いになれなかったり、短期間に何回も失恋を繰り返したり、せっかく交際に至ってもすぐ別れてしまう、そんな恋愛を繰り返してしまったりしている女性がいます。

    こういったタイプの女性に共通してみられる特徴が、「独りよがりの恋愛をしていること」。見た目も性格も悪くないのに、片思いのときの振る舞い方が良くないために、失恋を繰り返してしまうのです。そうならないためには、どういったことに気を付ければよいのでしょうか。

     

    ◆わかりやす過ぎる行動はNG

    好きになった瞬間から、相手への好意を隠すことなく、わかりやすい行動を起こしてしまう人がいます。そういった行動が取れる人は、そこそこ容姿に自信があり、合コンなどでも好意を寄せられるなど、比較的男性にもてる女性であることが多いです。しかし、いざ自分が誰かを好きになると、あまり恋愛がうまくいかないのです。これはなぜでしょうか。

    基本、相手が自分のことを好きだという確証がない間は、相手に「自分が相手のことを好きだ」ということは悟られない方が、恋が実る可能性が高くなります。例えば、相手がまだあなたのことを異性として好きかどうか判断できないでいる時期に、あなたから好意を寄せられていることがわかった場合、相手はどうするでしょうか。ここで思わせぶりな態度を取ってしまったり、あなたの好意に応えるようなことをしてしまったりすると、それはもうあなたと付き合うしかなくなってしまいます。そうしないとあなたにも失礼ですし、何よりも周りの人に示しがつきません。中途半端なことをしてしまうと、「あいつは彼女(あなた)が好意を持っているのをわかった上で、もてあそんだ」と言われてしまいます。そうならないためにも、あなたから好意を持たれているとわかった時点で、あなたと距離を置こうとします。しかも、あなた自身にだけでなく、周りの人にもわかるように、はっきりとあなたに好意を持っていないことをアピールする必要が出てきてしまうのです。

     

    ◆両思いになるまで恋愛は一種のゲーム

    また、もし相手があなたに好意を持ちそうな状況であっても、あなたが好意を持っていることを相手に悟られるのはあまり賢い恋愛の運び方ではありません。相手が自分のことを好きだとはっきりわかると、人は安心してしまうものです。あなたを手に入れようという努力をしなくなってしまう可能性があります。恋愛には一種ゲームのような感覚があるものです。手に入れられないもの、自分の手の届かないものを手に入れたいという欲望や、相手が何を考えているかわからない、だから相手のことを知りたいという願望に突き動かされている部分が少なからずあります。相手のそういった心理をかき立て、スムーズに恋愛を発展させるためにも、あなたが相手についてどう思っているのかは、ある程度の期間、悟られないようにするのが恋愛を上手に進めるためのコツです。

    相手の気持ちがある程度量れるまで、少なくともあなたの気持ちが少し落ち着くまでは、あなたが相手を好きだとわかるような行動は慎むべきです。そうでないと、相手はあなたへの気持ちを整理するまでもなく、あなたから離れようとしていってしまう可能性があります。

     

    ◆好意を持っている相手にやってしまいがちな行動

    好きな人ができたときに、すぐに好意を表に出してしまう人がやってしまいがちな行動がいくつかあります。よくあるのが、頻繁にメールや電話をすることです。相手からも頻繁にメールや電話が来る場合はまだ良いのですが、一方的に、しかも特に用事もないのに「今、何してるの?」「私は今日、こんなことをしたんだ」と連絡をすることは、「私はあなたが好きです」と言っているのと同じことです。

    他にも、ふたりで食事をしようと誘ったり、帰りの時間を合わせて、偶然を装って一緒に帰ろうとしたり、朝同じ電車に乗ろうとする人もいます。また、女性に結構多いのが、お昼ごはんを作ってきたり、買って来たりすることや、お菓子などを作ってきて渡すことです。それほど仲良くないのに、旅行に行った際におみやげを買ってきたり、贈り物を送ったりというのもやりがちな行動です。数回くらいでは好きなことがばれないこともありますが、職場や学校に他にも異性がいるのにその人にだけ不自然に親切にしたり、世話を焼いたりすると、一発で気持ちがばれてしまいます。

     

    ◆相手の反応をしっかり見ることが重要

    「そんなことを言っていたら、全然恋が進まないじゃない」と思う方もいるかもしれません。確かに、片思いは程よいタイミングで程よくアプローチをすることも必要です。ですが、「そのアプローチに相手がどう反応しているか」をしっかり見極めて、自分の今後の身の振り方を考えることが最も重要です。

    わかりやすく言うと、「あなたのアプローチに対して、相手が嫌がっていないかどうか」をしっかり見てもらいたいということです。例えば、電話をしたとき。あなたが話している間、相手の反応はどうでしょうか。「うん、うん」と相槌を打っているだけになっていませんか?あなたの話に対して興味を持って質問をしてきたり、笑う、感心する、などのリアクションを取ったりしているでしょうか。声のトーンが一本調子になっていたり、どことなく上の空になっていたりしないでしょうか。

    独りよがりな恋をしてしまいがちな女性に多いのが、「自分から電話をして、相手と話せたらそれで満足」という人です。それでは意味がないのです。相手が相当あなたのことを嫌っていない限り、電話をしたら出てくれるのは当たり前です。また、ある程度話を聞いてくれるのも当たり前です。それは、人としてすべきことをしているだけです。片思いをしているときに目指してほしいのは、「相手から電話がかかってくること」や「相手があなたと話したいと思ってくれること」です。自分から電話をして話をするだけでは、その恋の何の助けにもなりません。むしろ、電話をかけ過ぎて相手に嫌がられるリスクがあるということを念頭に置いてほしいと思います。

    メールに関しても同じです。あなたからメールをしたら、どのようなメールが返ってくるでしょうか。電話がかかってきたり、質問文が入っているメールが返ってきたりするなど、相手があなたともっとコミュニケーションを取りたい、と思われるリアクションがある場合は、たまに自分からメールをするのも良いと思いますし、喜んでもいいことだと思います。しかし、そっけない返信だったり、なかなか返信が来なかったりする場合は、それ以上あなたからアプローチするのはやめておいた方がいいでしょう。

    行きや帰りの時間を合わせるのも、かなりリスキーな行動です。相手を目の前にして避けることは出来ませんし、表情がわかる以上、会ってしまったら無下に別れることも出来ません。相手は嫌だと思っていてもあなたを避けることはできませんし、そのときの相手の行動から気持ちを推し量るのは無理です。たまたま一回会ってしまったくらいなら、一緒に帰ったり、一緒に通勤、通学するのもありだと思いますが、もしたまたまでも二日連続で会ってしまったら、自分の方が気付かない振りをしたり、ちょっとどこかで時間をつぶして会わないようにするくらいの慎重さがあっても良いくらいです。

    常に「自分は嫌われていないか」、「自分の気持ちがばれていないか」、「自分の行動に引かれていないか」を考えて、行動するようにしましょう。ちょっと怪しいな、と思ったら黄色信号。今はまだ進むべきではありません。今、急いで物事を進めようとすると、その先に待っているのは「失恋」の二文字です。状況が好転するまで、押したい気持ちはぐっと我慢。しばらくは引いて相手や周りの状況を見守りましょう。

     

    好きだから話したい、メールしたい、一緒にいたいというのは自然な気持ちです。しかし、その気持ちを押し通すことが、必ずしも恋愛の成功に結び付きません。好きな人ができてもなかなか相手が自分を好きになってくれない、好きな人ができると周りが見えなくなってしまう、周りの人によく「わかりやすいね」と言われてしまう、という人は要注意。自分の恋が独りよがりになっていないか、いま一度立ち止まって考えてみて欲しいと思います。