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【はるひの恋愛処方箋】ヤキモチってどこまで焼いていいの?

  • 2013年09月24日  小高 はるひ  



    恋愛をしている中で経験する、つらい感情のひとつがヤキモチ。ヤキモチは、相手が好きだから、自分を好きでいてもらいたい気持ちから来るものです。でも、行き過ぎると相手にとってはもちろん、あなた自身にとってもよい影響をもたらしません。今回は、ヤキモチに関してのお話です。

     

    「彼が職場の飲み会によく行くんだけど、女性がたくさんいるみたいで心配」
    「彼女が高校の同窓会に行ったんだけど、元カレも来たみたいで嫌だった」
    「一緒にいるときに彼がよくスマホをいじるんだけど、誰とやり取りをしているのか気になる」

    彼氏や彼女が異性と仲良くしたり、頻繁に接点を持ったりすると、心配になる人も多いのではないでしょうか。でも、ヤキモチの焼き具合は本当に人さまざま。あなたはどれくらいヤキモチを焼きますか?どれくらいはヤキモチを焼いても許されるのでしょうか。また、ヤキモチを焼き過ぎてつらい思いをしないためには、どうしたらよいのでしょうか。

     

    ◆ヤキモチを焼くことと、禁止にすることは別

    あなたは彼氏や彼女がどれくらいのことをすると、ヤキモチを焼きますか?職場で異性の同僚と話をするだけでも嫌、という人もいれば、友達なら食事に行ったり出かけたりしていても気にならない、という人もいます。

    しかし問題なのは、ヤキモチを焼いたとしても、それをどこまで表面に出すかということです。気に入らないと思っても、「これくらいで焼いていては相手に嫌われてしまうかも」「これくらいで機嫌を損ねるなんて、小さい男(女)だと思われるかも」と自制し、何事もないような顔で相手と接することもできます。一方、自分の気持ちを隠し通さず、嫌だと思ったら「これ以上あいつと関わるな」「その飲み会に行くな」とはっきり言う人もいますし、言わないまでも、機嫌が悪くなったり、無口になったりする人もいます。

    ヤキモチを焼くのは仕方がないことです。ある程度であれば、ヤキモチを焼くのは正常なことだと思います。しかし、相手に何かを求めたり禁止したりするのは、自制心を持ってすべきことです。やり過ぎると相手が負担に思い、別れを誘発することにもなりかねません。

     

    ◆どこまで許して、どこまででやめてもらう?

    では、どこまで我慢をして、どこまで相手に要求をしてよいものなのでしょうか。

    これはあなたと相手の性格や、二人の関係性に大きくよるところなので、「話したり飲み会に行ったりするのはOK」「でも、二人で食事をしたり出かけたりするのはNG」などと簡単に線引きすることは出来ません。しかし、ひとつ基準となるものを定めるのであれば、「自分がされて嫌なことはしない、自分がされても許せることはする」というものになるのではないでしょうか。

    たまに、彼氏の嫉妬がひどい、という相談を受けます。「職場で男性社員と話しているだけでも機嫌が悪くなる、あまり話すなと言われる」といった内容が多いのですが、彼女にそういったことを求めるのであれば、自分自身も職場で女性と話をしないようにするべきです。職場では業務内容に関しての話はもちろん、普段の業務を円滑に進めるためにもある程度雑談やプライベートな話をした方がよいこともあります。自分が出来ないことや、する気がないことを相手に求めるのはフェアではありませんし、行き過ぎたら精神的なDVだと言われても仕方がないことです。

    また、相手に無理な要求をしてばかりいると、相手がどんどん自分の話をせずに隠すようになってしまう場合があります。そうなった方が、よっぽど浮気をされる可能性や別れを切り出される可能性が高まるということを覚えておきましょう。

     

    ◆納得いかないときは、きちんと話し合いを

    ここで気をつけて欲しいのが、同じ「食事をする」「出かける」でもいろいろなパターンがあるということです。

    例えば「食事をする」として、相手が職場の人か、以前に合コンや飲み会で知り合った人か、ではまた彼氏彼女の気持ちが大きく変わります。同じ職場の人だとしても、仕事帰りにちょっとどこかに寄って一杯飲むのと、休日にわざわざ待ち合わせをして食事をするのでは全く意味合いが違います。また、同じ「出かける」という行為でも、ショッピングに出かけるのと、ディズニーランドや花火に行くのではまた重みが違います。自分がしようとしていることを、相手にされたらどんな気持ちになるのか、きちんと考えて行動してもらいたいと思います。

    ただ、自分に置き換えてみたところで、どこまでが嫌か、彼氏彼女と話が合わない場合もあるかもしれません。どこまでが嫌か、しようとしている行動がどれくらいの意味を持つのか、それは価値観やそれまでの経験によっても異なってきます。そういった場合は、どこまではOKで、どこからがNGなのか、きちんと話し合いをしましょう。大切なのは、「自分がどんなに嫌な気持ちになるか」どうかよりも、「これこれこういった基準で、これはダメだと思う」ときちんと自分の気持ちを含めて説明できることです。ちょっと大変ではありますが、疑問に思ったり不安に思ったりすることがあるのであれば、双方が納得できるまでちゃんと話をするべきです。話をしたうえで、どうしても納得が出来ないことが多いのであれば、二人の価値観の違いを埋めるのは難しいと考えられます。これからもっと大変なことになる可能性が高いので、別れを視野に入れることをおすすめします。

     

    ◆普段から隠しごとをしない、交友関係についてわかっておいてもらう

    ヤキモチを焼く、というのは、彼氏彼女にとっても嬉しいものではないことが多いですが、何よりも嫉妬をするというのはつらい感情です。できれば、ヤキモチなど焼かずに恋愛を楽しみたいもの。では、どうすればヤキモチを焼く回数を減らせるでしょうか。

    一番簡単なのは、普段から恋人との風通しを良くしておくことです。恋人にどんな友達がいて、どんな付き合いをしているのか、普段からよく話をして聞いておくことです。「昨日、誰誰と遊びに行った」「この前、誰誰と電話でこんな話をした」など、本当にたわいもないことで構いません。というよりも、そういったたわいもない日常を知ることで、恋人の本当の友好関係が見えてくるものです。仲の良い異性について聞いておくのも重要ですが、異性に限らず、どんな人とどんな関係を築いているのかを知っておくのが、相手の交友関係を知る最も有効な手段です。

    そういったことを知ることが出来れば、異性の友達であっても、この人は男女の枠を超えた友達、この人は男女混合のグループの友達、この人は幼馴染で恋愛相談も乗る仲、などということがわかってきます。ヤキモチを焼くべき相手ではないことがわかれば、恋人がその人と仲良くするのも安心して見ることができるようになります。

    また、普段から風通しを良く隠しごとをしないようにしていることで、お互いの信頼も深まります。そうすると不安に思うことも減りますし、余計なことを疑ったり、疑い深くなったりする必要もなくなります。それだけで、かなり気持ちが楽になるはずです。

     

    恋愛をする中で、ヤキモチを焼くことがあるのは仕方がないことです。ですが、それが原因でケンカをしたり、別れたりする事態は避けたいもの。また、出来るだけ嫉妬によるつらい思いはしたくないものです。きちんと基準を決める、相手としっかり話し合う、普段から交友関係を知っておくなどして、少しでもヤキモチを焼いたり相手に負担をかけたりする回数を減らしていきましょう。