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【はるひの恋愛処方箋】復縁って、アリ?ナシ?

  • 2013年12月03日  小高 はるひ  



    訪れるときには訪れてしまう、悲しい恋の終わり。終わった後、「さあ、次に行こう!」と思える人もいれば、「どうしたら復縁できるだろうか」と考えてしまう人もいます。でも、復縁は可能なのでしょうか。また、復縁して本当に幸せになれるのでしょうか。今回は、復縁についてのお話です。

     

    ◆復縁を願ってしまうのは、自然なこと

    永遠に続くかと思われた楽しいお付き合いに訪れた、悲しい結末。特に、まだ相手のことを好きだったのに振られてしまった場合、その相手のことを引きずるのは当然のことです。楽しかったこと、嬉しかったことを思い出しては、何が悪かったのだろうか、その当時に戻れないだろうか、よりを戻すことはできないだろうかなどと考え、一日中悶々としてしまう人も多いのではないかと思います。

    中でも、どうしても思ってしまうのは「よりを戻せないだろうか?」ということ。一緒にいてあれだけ楽しかったのに、お互い好きだった時間があったのに、どうしてこんな結末になってしまったのだろうか、これは何かの間違いなのではないだろうか、相手は一時的な感情に流されているだけで、本当は自分のことがまだ好きなのではないだろうか、話せばわかってもらえるんじゃないだろうか、こういったことを考え始めてしまうこともあります。しかし、よりを戻して本当に幸せになれるのでしょうか。勢いで相手に連絡をしてしまう前に、一度冷静になることが大切です。

     

    ◆人の気持ちは戻らない

    上にも書きましたが、振られた人がよく考える思考パターンとして、一時はあんなに自分のことを好きだったのに、前は一緒にいてあんなに楽しそうにしていたのに、どうして別れなければいけなくなったのかわからない、というものがあります。自分は何も変わっていないはずだから、変わってしまったのは相手の方。相手がまたその気になれば元に戻れる、と思ってしまうのです。

    しかし、それは間違っています。人の気持ちは「戻る」ものではありません。人の気持ちは一方通行であり、不可逆的です。相手のあなたへの「好き」の気持ちが戻ってくることが、100%無いわけではありません。しかし、もしそうなったとしても、その「好き」は以前の「好き」とは違います。一度、「好きではなくなった(もしくは、嫌いになった)」あとの、「好き」です。「好き」に戻ったからといって、「好きではなくなった」瞬間を記憶から消すことはできません。

     

    ◆復縁した場合に、付き合いの継続が難しい理由

    この「好き」が、最初の「好き」とどう違うのかは難しい問題ですが、相手の心理には大きく影響しています。一度「好きではなくなった」瞬間があるということは、相手の中に、あなたに対して「気に入らない部分」や「不満を持ってしまった部分」、「興味を失ってしまった部分」があるということです。そして、相手はそれを自覚しています。そうすると、これから先、そのまた「気に入らなかった部分」などが見えてしまった時は、前以上にその点が気になったり、目に付いたりするようになってしまいます。そういったことを発見するたびに、人は「あぁ、この人とは合わないのかも」と思うわけですが、それが1回目なのであれば、「今回は我慢しよう」「自分の方が間違っているのかもしれない」「話し合って解決してみよう」など前向きに考えることができるかもしれませんが、何回も重なっていくと、「本当に合わないのかもしれない」「毎回、こんな思いをするのは苦痛だ」と思うようになっていってしまいます。

    つまり、一度好きではなくなってしまった後だと、相手の欠点が目に付きやすく、また、相手と自分との相性に疑問を持ちやすくなってしまうのです。ちょっとしたことで、「やっぱりこの人とやっていくのは無理なのかも」という思考に陥りやすくなり、付き合いを継続していこうという意思を持ちにくくなってしまいます。復縁をしたカップルの付き合いが長く続かず、すぐに別れてしまう確率が高いのは、このことが原因であることが多いです。

    復縁をできたとしても、その後付き合いを続けていくことはこれまで以上に大変であるということを、まず理解しておきましょう。

     

    ◆追うと必ず嫌われる

    復縁をしたいと思ったときに、絶対にしてはいけないことがあります。それは、「相手を追いかけること」です。相手とよりを戻したいという気持ちがあるときは、相手と連絡を取りたい、相手にこの気持ちを知ってもらいたい、相手の本当の気持ちを知りたい、などと考え、電話やメールをしがちです。ですが、それは確実に逆効果です。

    相手は、あなたとの関係を断ちたいと思って別れを決意したはずです。そこに他意はありません。れっきとした意思表示です。そこで連絡を取って来られても、はっきり言って迷惑です。特に、人は振った相手に関しては評価が低くなっています。そんな中、まだ自分に固執してくるところを見てしまうと、ますます評価が低くなってしまうのです。「こんなに自分に固執してくるなんて、やっぱり大した人じゃないな」と思われてしまいます。これでは、復縁は望めません。これ以上自分の価値を下げないためにも、自分から連絡することは控えるのが賢明です。本当にあなたのことが好きなのであれば、別れたあとで、やっぱりあなたが必要だと思ったのであれば、向こうから連絡してくるはずです。連絡が来ないのであれば、それはこの恋はそこまで、ということ。きれいさっぱり忘れて次の恋を探しましょう。

     

    ◆それでも連絡を取りたいときは

    それでもどうしても今の気持ちを伝えたい、という人がたまにいます。本当は連絡しないのが一番なのですが、どうしても言いたいことがある、自分の気持ちを伝えないと気が済まないのであれば、一回だけ連絡するのはナシではありません。ただし、一回だけです。これは、連絡する前に「何があっても一回だけにする」と固く心に決めておきましょう。相手が電話に出てくれようと、いつものように楽しく会話ができようと、相手が寂しそうな素振りを見せようと、一回限りです。手段は、電話でもメールでも手紙でも構いません。ただし、そこで自分の気持ちを全部言い(書き)切り、相手にも「もう自分からは連絡しない」旨をはっきり伝えておきましょう。そうすることで、また連絡を取りたくなったときに自制がききますし、相手も「自分から連絡しない限りもう連絡をもらえない」とわかりますから、もしよりを戻したいと思ったのであれば、あちらから連絡をくれるはずです。変な腹の探り合いの駆け引きに陥ることも避けられます。

    連絡を取った後は、くよくよ考えず、もう自分から出来ることは何もないとどーんと構えるのが一番です。連絡があるときはありますし、ないときはそれまでです。

     

    ◆連絡が来ないようにするのもひとつの手

    ただ、連絡を待つというのはなかなかつらいものです。時間があると、どうしても相手のことを考えてしまいますし、今は携帯電話がありますから、いつでも着信がないか、受信がないか気にしてしまいます。ある程度待って、これはもうないかも、と思った場合には、思い切って着信拒否、受信拒否をすることをおすすめします。すると一気に心が軽くなるはずですし、次の恋へも進みやすくなるはずです。

     

    いかがでしたか?相手のことが好きなのであれば復縁を望んでしまうのは自然なことですし、それだけ人を好きになれたというのは誇るべきことです。ただ、望み通りに復縁できたとしても、それで幸せになれるかというとまた別の話。つらくても、相手への思いを断ち切ってしまった方が、将来的に幸せになれる可能性が高いこともあるのです。失恋した後は盲目になりがち。今はなかなかその人のことしか考えられないかもしれませんが、そういうときこそ、他のことに目を向けたりして、ちょっと冷静になってみることが必要です。