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【はるひの恋愛処方箋】男性の本当の「優しさ」とは?

  • 2013年06月11日  小高 はるひ  



    女性に「彼氏に求める第一条件は?」という質問をしたときに、必ず1位になるのが「優しいこと」。でも、「優しさ」って、どんなこと?実は、男性の「優しさ」は、口だけのことも…。今回は、本当の「優しさ」とは何なのか?についてのお話です。

     

    「寒くない?上着貸そうか?」

    「危ないから、道路側は僕が歩くよ」

    「足痛くない?ちょっと休もうか?」

    「スカートが汚れちゃうから、このハンカチ敷いて座りなよ」

    男性にこのように優しくされるのは、嬉しいものです。しかし、こういった行動をする男性が必ずしも「優しい人」ではないことを、あなたは知っていましたか?どういった人が「本当に優しい人」なのでしょうか。

     

    ◆「優しさ」につながる2つの条件

     

    男性が優しい行動を起こすためには、次の2つのことが必要です。

    (1)気が利くこと

    (2)行動を起こすこと

    それぞれ、どのような条件なのでしょうか。

     

    (1)「気が利くこと」とは

    気が利くこと、というのは、「女性がこうしてもらえると嬉しいだろうな」「こういうときは、こう言ってあげた方がいいな」「このあとはきっとこういう状態になるから、先にやっておいてあげよう」などと気が付くことです。

    この能力には、かなり個人差があります。女性と親しくなったことがない人よりは、ある程度女性とのお付き合いの経験がある人の方が、気が利く人が多いですが、そうでなくても生まれつきよく気が付く人もいますし、男兄弟や一人っ子で育った人よりは、女兄弟がいる人の方が気が付く傾向にあります。

     

    (2)「行動を起こすこと」とは

    しかし、いくら気が利いても、それを胸の内に留めているだけでは何の意味もありません。「あ、この子、今こうして欲しいのかな」と思ったら、それを行動で示す必要があります。まず、気が付く、そしてそれを行動に移す、この2つの両方がそろって、初めて「優しさ」が生まれるのです。

    しかし、気が利いても行動に移さない人や、これらの一連の行動を女性のためではなく、義務感や自分のポリシーでやっている人もいます。要注意なのはそういった男性陣。そんな困った男性を見ていきましょう。

     

    ◆自分のポリシーで女性に優しくする人

     

    女性慣れしている人で多いのが、自分のポリシーで女性に優しくする人です。

     

    「女性には、ホームで絶対線路側を歩かせない」

    「デートにかかった費用は、すべて自分が支払う」

     

    など、自分の中でルールを作り、それを破ることを良しとしません。

    「私を心配してくれて、線路側を歩かせないんだ」「私が大切だから、お金を払ってくれるんだ」と思っいる女性もいるようですが、ちょっと待ってください。こういった男性は、あなた以外の女性にも優しくしているんです。あなたに優しいのは、「あなただから」ではなく、「あなたが女性だから」なのです。

    これは、優しさというよりも、義務感。そして、あなたがどう感じようと関係ない、言ってしまえば自己満足の世界です。これは、「本当の優しさ」とは呼べません。

     

    ◆気付いているのに優しくしない人

     

    もっとたちが悪いのが、気付いているのに行動に移さない人です。つまり、「この子、今こうして欲しいんだろうなぁ」「こう言って欲しいんだろうなぁ」とわかっているのに、しない人のことです。

    「付き合う前とか、付き合いたての頃は優しかったのに、今は扱いが全然違うんだよね」

    と言う女性がよくいますが、こういった彼氏はこのタイプです。

    どうしたら女性が喜ぶか、女性が助かるかわかっているのにやらない、というのは、「そこまでやらなくても大丈夫だろう」「面倒くさいし、別にいいや」と思っているということ。つまり、女性の足元を見ているということです。

    付き合ってからは長い時間一緒にいるわけですし、いつも常に気を使っているのは疲れます。しかし、最低限の優しさ、思いやりは、付き合いを続けて行く上で必要なものです。気付いていないふりをされたら、必要な時はお願いをし、それでも嫌がられたり面倒くさがられたりする場合は、お付き合いを考え直した方がいいかもしれません。

     

    ◆男性の表面的な優しさに「慣れ」ていませんか?

     

    この男性の「優しさ」問題。実は、女性を不幸にすることもあります。

    「食事のお金は全部払ってもらって当たり前」

    「重いものは全部持ってもらって当たり前」

    「送り迎えはしてもらって当たり前」

    そんな女性、あなたの周りにもいませんか?こういった、「男性は○○して当たり前」と考えている女性が、実は結構います。どうしてそのような考えになったのかは人それぞれですが、以前付き合っていた男性が「自分のポリシーで女性に優しくする」タイプだった場合、こうなってしまうことが多いです。つまり、男性側が、「男性が○○して当たり前」という行動を取ってしまったことによって、女性もそれに慣れてしまい、それが当たり前に感じられてしまうのです。

    これは女性にとってとても不幸なことです。「やってもらって当たり前」に慣れてしまうと、「デート代を全部払ってくれない」ことや、「かばんを持ってくれない」ことなどにいちいち不満を持つようになってしまいます。そういった男性を「優しくない」と思って恋人候補から外したり、もし優しくしてもらっても「ありがとう」という気持ちがわいてきません。すると、男性といても楽しくなくなりますし、男性側からも「高飛車な女」だと思われるようになってしまいます。

    どんなに気が利く、優しいと思える男性を知っているからと言って、それを他の男性に求めるのは酷ですし、あなた自身も不幸になります。男性の「優しさ」を当たり前、と思うのは危険なことなのです。

    こういった「優しさ」に慣れないで、毎回感謝の気持ちを持つことを忘れないことが大切です。

     

    ◆重要なのは、あなたを思って行動する心

     

    最初に紹介した、優しさの条件2つ。気が利くことと、行動に移すこと、ですが、先ほど書いたように、気が利くかどうかは個人差があります。悲しいことですが、どんなに頑張っても、生まれつき才能を持った人にはかなわないのが現実です。ですので、私は女性にはここで男性の優しさを判断して欲しくはありません。

    気付いてもらえないのであれば、

    足が痛ければ、「足が痛いから、ちょっと休んでいい?」

    寒ければ、「寒いからそろそろ行かない?」

    など、自分から言って欲しいと思います。それでも、あなたのことを考えてくれないのであれば、その人は本当に優しさと思いやりがない人です。しかし、あなたが言うことで何か考えてくれるのであれば、十分優しい人と言って差し支えないと思います。