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【はるひの恋愛処方箋】相手に対する不満、言いますか?我慢しますか?

  • 2014年03月04日  小高 はるひ  



    異性と付き合っていく中で、不満に思ってしまうことのひとつやふたつはあるはずです。何かを不満に思った時、あなたはそれをすぐ口にしますか?それとも、我慢しますか?今回は、そういったときに言った方がいいのか、我慢した方がいいのかを考えて見たいと思います。

     

    「テレビ見ている暇があるんだったら、洗濯物くらいたたんでくれてもいいのに」
    「食器を洗ってくれるのは嬉しいんだけど、もうちょっと丁寧にやってくれないかなぁ」
    「こんな安いお店じゃなくて、今日はちょっと美味しい物食べたいのになぁ」
    「そんなに甘いものばかり食べてないで、ちょっと痩せた方がいいんじゃない?」

    お付き合いをしている中で、そんなことを思ったことはありませんか?

    「本当はこうして欲しいんだけどなぁ」と思いながらも、「言うとご機嫌損ねちゃうかな。雰囲気悪くなっても困るしな」と言いたいことを飲み込んだりすることはないでしょうか。逆に、「こうして欲しいんだけど。何で言わないとわからないの?」と言い過ぎてしまったり、「これはこうじゃなくて、こう。何度言ったらわかるの?」と声を荒げてしまったりして、あとで後悔することもあるかもしれません。

    言ってしまうべきか、ぐっと飲み込むべきか…。こう悩んだときに、あなたはどうしていますか?思ったことは言ってしまうタイプでしょうか。それとも、我慢してしまうタイプでしょうか。

     

    ◆  本当に我慢できるのか、基準は自分

    不満を言うことによって争いの種になってしまったり、雰囲気が悪くなったりしてしまう可能性があるのであれば、言いたいのをぐっと我慢して、飲み込んでしまうのが一番です。でも、問題なのは、「本当に我慢できるのか」ということです。

    言いたいことを言わずにその場をやり過ごすことは出来ると思います。ですが、そのことによってストレスが溜まってしまったり、また同じことが起こったときに「またこんなことして!」と思ったりするのでは、我慢が出来ているとは言えません。それは問題を先延ばしにしただけで、不満はまったく解消されていないのです。

    心のどこかに「私はこんなに我慢してるのに」「私は目をつぶってあげているのに」という気持ちがどこかにあるのでは、一緒にいることがどんどん楽しめなくなります。いいことがあっても素直に喜べませんし、嫌なことがあるとよりイライラしてしまいます。つまり、感情が常にマイナスにある状態になってしまうのです。

     

    一番怖いのは、その「こんなに我慢してるのに」がたくさん溜まってしまったときです。溜めに溜めて、一気に爆発してしまう人が結構います。今までひとつも文句や愚痴を言わなかったのに、いきなり「前から嫌なところがたくさんあった。だから、別れよう」ということになりかねないのです。

    そうなってしまっては、後の祭り。本人は「もう限界!別れるしかない!これ以上我慢出来ない!」と思うかもしれませんが、相手にしてみれば寝耳に水です。もしかしたら、「別れるくらいなら、ちゃんと言ってくれれば自分の悪いところを直そうと努力したのに」と思うかもしれません。しかし、限界に達してからでは遅いのです。「もう無理」と思っている人を引きとめるのは、かなり至難の業です。ですので、その前に不満は小出しにして、ぶつかるときにはぶつかっておくべきです。それで雰囲気が悪くなってしまって、うまくいかなくなってしまうのであれば、それはそれまでの仲だったということ。

     

    どちらにしても、結局うまくいかなくなってしまうのであれば、我慢に我慢を重ねて、何も変わらないまま爆発して終わってしまうより、少しでもうまくいく可能性がある方に賭けてみるべきです。

    ですので、「これくらいのことなら、三歩歩いて忘れる自信がある」「絶対根に持ったりしない」という自信があること以外は、私は相手にきちんと嫌なことは伝えるべきだと思います。

     

    ◆  あとは、伝え方と伝えるタイミングの問題

    言ってしまうと、雰囲気が悪くなる、相手の機嫌が悪くなる、相手が傷付くかもしれない、ということが心配なのであれば、なるべくそうならない方法とタイミングをつかむことが大切です。

    言いたいことは溜めこまないで言うべき、とはいっても、思ったことをすぐその場で言わなければいけないわけではありません「今、忙しそうだし、後で言おう」「相手の機嫌が悪そうだから、もっと話しやすいときにしよう」というのは賢い選択だと思います。その場で言わなくても、後で言おうと思っておけば、それほどストレスは溜まらないはずです。

    例えば、相手が自分のために何かをやってくれたとき。料理を作ってくれたけど、味付けがちょっと濃いときや、洗い物をしてくれたけど、水を出しっぱなしにしていて気になるとき、など、いろいろあると思います。その時に言ってもいい雰囲気のときはいいですが、相手がせっかく乗り気でやってくれているのに、今これを言ってしまったらやる気を削いでしまうかも、というときは、あえてその時に言う必要はありません。後日、自分がやるときに「私はこういうことに気をつけてやってるんだよね」と言ってみたり、「これ、ちょっと濃いかな。私薄い方が好きなんだよね」と言ってみたり、相手がやったことに対して直接「注意する」というより、「自覚してもらう」つもりで言ってみる、というのはアリだと思います。

    逆に、その時に言わないと意味がないこともあります。例えば、「手伝って欲しいのに、全然やろうとしてくれない」「こう言って欲しいのに、気付いてくれない」という時です。こういった場合は、後で「こういう時はこうしてよ」と言ってもなかなか伝わりません。また、「後で言おう」と思っても、「どうしてやってくれないんだろう」「どうして言ってくれないんだろう」という気持ちで悶々として、結局イライラしてそれが態度に出てしまったりします。

    こういう場合は、その場ですぐにはっきり言いましょう。ただ、言い方にだけは気を付けた方が良いです。「なんでいつもテレビばっかり見てるの?私は忙しいのに」「なんでこの一言が言えないの?」という、相手を攻め立てるような口調はNGです。「○○してくれると助かるんだけど、お願いしていい?」「こういうときはこう言ってもらえると、すごく嬉しいんだけどなぁ」など、柔らかくちょっと下手に出ることがポイントです。「あなたがこうしてくれないから、私はすごく不満なの」という感じではなく、「あなたがこうしてくれると、私は嬉しいな」という感じにすることで、相手を頼りにしていること、必要としていることを前面に出しましょう。相手も自分の存在意義を認められていると感じ、悪くは思わないはずです。

     

    いかがでしたか。私が今まで伺ってきたお話からすると、相手に不満を持つのは男性より女性の方が多いようです。そして、女性の方がきつい言い方をしがちなので、それによって男性がむっとしたり、傷付いたりすることが多々あるようです。女性の方は、言い方にちょっと気を付けて見てください。そして、男性の方。彼女の言い方がきつい、やる気を削がれる、と思うことがあるのであれば、それは彼女に言って、言い方を変えてもらうのもアリだと思います。「そういう言い方をされると傷つくから、もっと優しく言ってくれないかな」と言えば、だいたいの女性はわかってくれるはずです。言うのであれば、彼女がカッカしているときではなく、落ち着いている時がおススメです。

    付き合う上で、お互いにまったく不満を持たないということはほとんどあり得ないと思います。問題は、その不満をどう解消していくかです。

    言い方とタイミングを考えることで、不満をうまく解消していく方法をぜひ見つけていってください。