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【はるひの恋愛処方箋】言わなくても分かってもらいたいアナタへ

  • 2013年07月09日  小高 はるひ  



    女性が男性といるときによく抱くのが、「自分から言わなくても、これくらい彼には分かってもらいたい」という思い。でも、なかなか分かってもらえなくて気まずくなったり、ケンカになったりすることも多いようです。「言わなくても分かってもらいたい」、そんなとき、あなたはどうしていますか?

     

    「初めてのドライブデート。こっちからお手洗いに行きたいなんて言いにくいから、向こうから『サービスエリア、行かなくてもいい?』とか言ってくれてもいいのに」

    「せっかくの私の誕生日なのに、いつもと同じようなお店でディナーなんて寂し過ぎる。なんでもっと考えてくれないんだろう」

    「買い物をして重い荷物を持ってるのに、彼が全然気付いてくれない。持ってくれとまでは言わないけど、もう少しゆっくり歩いてくれたっていいのに!」

    彼と一緒に過ごしていて、「これくらい分かってくれてもいいのに!」と思ったことがある女性は多いはず。そんなときにありがちなのが、無口になったり、いきなり不機嫌になったりして、険悪なムードになること。

    逆に、男性側も、彼女がいきなり不機嫌になったりして困ったことはありませんか。

    今回は、そういったときにどう対処していくか、というお話です。男性側の解決法もありますので、ぜひ最後まで読んでいただきたいと思います。

     

    ◆わからないものはわからない

    はっきり言いましょう。女性の「これくらい言わなくても、分かってくれればいいのに」は、男性には通用しません。そもそも、女性に比べて、男性は他人に気を使ったり、他人の立場になって考えたりするのが苦手です。そんな男性に、体力も考え方も価値観も異なる女性の気持ちが、わかるはずありません。

    中には、よく気が付く男性もいますが、それは例外です。また、付き合いを続けていくうちに、同じような状況になることが重なり、だんだん気付くようになる男性もいます。機転が利く人は、それを他の女性に応用したりも出来ますが、それでも、場数を踏むことやある時点で女性に「こういう時は、こうして」と言ってもらうことが必要です。最初から、「言わなくてもわかる」ことは、珍しいのです。

    「これくらい言わなくても、分かって当然」というのは、女性の勝手な期待であり、願望です。期待をしてしまうと、分かってもらえなかったりしたときに、傷ついたりイライラしたりすることになります。ですので、あなたのためにも「わからないものは、わからない」と、もともと期待しない方がよいのです。

     

    ◆不機嫌になる、無口になる、はタブー

    「言わなくても分かってもらいたいのに、分かってもらえない」ときに女性が取りがちなのが、不機嫌になる、無口になる、といった行動です。「何で分かってくれないんだろう」とイライラし、口を利くのも嫌になってしまったり、一気に気持ちが萎えてしまったり、関係ない過去の諸々を思い出して余計イライラしてしまったり…。

    異変に気付いた彼が、

    「どうしたの?」

    と言ってくれても、「あなたが原因でしょ!」と余計イラついてしまって、「別に」、「何でもない」と答えてしまう人も多いです。でも、そうなると彼の方はお手上げです。急に不機嫌になったり無口になったりした上に、聞いても何も答えてくれない、となると、自分がどう振る舞えばよいのか、わからなくなってしまいます。ひとまずこの状況をどうにかしようと、何か話題を振ってみたり、何か提案をしてみたり、頑張ってくれる男性も多いですが、頑張ってもなかなか彼女の機嫌は直らない。そうなると、男性はその場をどうにかするのでいっぱいいっぱいで、「なぜあなたが急に不機嫌になったのか」について考える余裕などありません。中には、頑張っている男性を見て、「私が気付いてもらいたいのはそんなことじゃないのに!」と余計に腹が立ってしまう女性もいます。

    不機嫌になったり、無口になったりすることは、何の解決にもならないのです。

     

    ◆「試し行動」はもっと危険

    不機嫌になる、無口になる、よりももっと深みにはまってしまうのが、「試し行動をする」ことです。

    例えば、上に書いた「荷物が重くてつらい」とき。なかなかそれに気付いてくれない彼に業を煮やして、わざとゆっくり歩いてみたりすることです。

    もし、それで彼が「あ、重いんだな。持ってあげようかな」と気付いてくれればよいのですが、気付かなかったらあなたはどう思うでしょう。「どうしてここまでしてるのに、気付かないの!」と余計にイライラしてしまうはずです。

    「言わなくても分かってほしい」女性は、こうしたら気付いてくれるかな、ああしたら気付いてくれるかな、と様々な手を打って、彼が気付いてくれるのを待ちます。しかし、それで気付かれなかった場合、何度も何度も期待を裏切られることになり、余計イライラしてしまったり、悲しくなってしまったりします。中には、「なんでこんな人と付き合っているんだろう」と勝手に落ち込んでしまう場合も。

    この、「こうしたら気付いてくれるかな」の行動は、完全に一人相撲であることに気付きましょう。ひとりでイライラし、彼を試して、またイライラする。完全にひとりで神経を消耗してしまう行動なのです。

     

    ◆分かってもらいたいときは、はっきり言う

    こうならないための解決方法は、やはり「分かってもらいたいことは、はっきり言う」ことです。「言わなくても分かってもらいたい」気持ちはわかりますが、それを押し通し続けると、あなたにストレスが貯まるだけです。それだけならよいですが、最悪の場合、ケンカをして別れることになる可能性もあります。

    最初は抵抗があるかもしれませんが、「分かってもらいたいことは、ちゃんと言う」ということを信条にして男性と付き合うようになると、しばらくすると「あ、ここはちゃんと言った方がいいところだな」ということが分かってきます。また、言うことに抵抗が無くなってきます。それは、あなたの変なプライドが無くなってきた証拠。あなたは以前よりもずっと素敵な女性になっているはずです。

     

    ◆男性はどうすればよい?

    では、男性側はどうすればよいでしょうか。

    女が急に不機嫌になったり、無口になったりした場合は、きちんと理由を聞きましょう。間違っても、話をそらしてご機嫌を取ろうとしたり、何か他のことで胡麻化そうとしたりしてはいけません。それはだいたい、火に油を注ぐことになってしまうからです。

    そこで、彼女がちゃんと理由を言ってくれて、それ納得いく場合は、これからは気を付けるようにしましょう。もし、「別に」、「何でもないし」など、つっけんどんに返された場合は、きちんと指摘しましょう。

    「何でもないはずがない。さっきから明らかに機嫌悪いでしょ?何か問題があるなら、はっきり言って」

    彼女がちゃんと話してくれるよう、きっぱり言いましょう。不機嫌になったり、無口になったりしている彼女も、そのことに対して罪悪感は持っているはずです。また、ちょっと「いい気」になっています。そこをきちっと指摘してあげることは、彼女を傷つけることでも、彼女との仲を険悪にすることでもなく、あなたが「言うべきことをきちんと言える男性である」ことを証明するものです。女性は、自分のことであたふたする男性よりも、自分よりも優位に立ってリードしてくれる男性に魅かれるもの。あなたが「女性に媚びへつらったりしない男性である」態度を取ることは、頼りがいがある男性だと、むしろ見直してくれる女性も多いはずです。

    これでも態度が変わらないのであれば、その彼女はかなりの難アリです。相当わがままだったり、プライドが高かったり、自分で自分の心を制御できなかったり、男性を下に見ていたりする可能性があります。その時はいったん諦めるとして、お互い冷静なときに、「あの時、どうしてあんな態度を取ったの?」と、一度話し合いをすることをおすすめします。

     

    カップルも、これからカップルになりそうな人たちも、所詮は他人同士です。「言わなくても分かってくれる」と過度に期待を抱くのは危険です。また、問題が起きたときにどう対処していくかも、二人の未来に大きく関わってきます。しっかりとコミュニケーションを取って、二人で解決していきましょう。