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【はるひの恋愛処方箋】運命の人って本当にいるの?

  • 2013年09月17日  小高 はるひ  



    恋愛を語る上でよく出てくるのが「運命の人」という言葉。小説でも占いでも歌詞でもよく見かける言葉ですが、本当に「運命の人」というのは存在するのでしょうか。今回は、この「運命の人」について考えてみたいと思います。

     

    「運命の人って本当にいるのかな?出会えるのかな?」
    「今の彼氏が運命の人なのかどうか知りたいんだけど」
    「運命の人なんて言うけど、そんな人いるわけないと思う」

    恋愛の相談を受けていると、「運命の人」という言葉を結構よく耳にします。信じているにしろ、信じていないにしろ、「運命の人」という考え方はかなり浸透しているようです。では、「運命の人」は本当に存在するのでしょうか。

     

    ◆「運命の人」に悩むのは、信じないタイプ!?

    恋愛に対する考え方というのは、本当に人によって様々です。好きな人が出来るとすぐに舞い上がってしまって、「彼が運命の人に違いない!絶対結婚したい!」というまっすぐな思いを持つ人から、「今の彼も好きだけど、こういうところが合わないから、もっといろんな人を知りたいな、その中で自分に合う人を見つけたい」と冷静に分析する人まで、いろんなタイプの人がいると思います。前者のようなタイプは、比較的「運命の人」というのを信じやすいですが、毎回本気で人を好きになるので、付き合っている人が変わるごとに「運命の人」と思う人がコロコロ変わる傾向にあります。後者は、「運命の人」というのを信じない、という人に多いタイプですが、意外と「運命の人」について悩むのがこちらのタイプです。なぜかというと、好きな人や恋人が出来ても、前者ほどのめり込んだり盲目になったりできないため、一歩引いてその人や自分を見てしまいます。その結果、「自分にとってこの人はどんな存在なんだろう」「この人で決めていいのだろうか」「もっと合う人がいるのでは?」などを考え始めてしまうからです。「運命の人」という言葉を使わなかったり、嫌いだったりする人でも、いつの間にかこういったことを考えている人は多いのではないでしょうか。

     

    ◆「運命の人」になるのは一瞬だけ

    「運命」というと、人の意思とは関係ないところで決まってしまっている、人の意思ではどうにもならない、ということを意味します。ですが、私はその人を「運命の人」と考えるかどうかは、既に決められているのではなくて、その時のその人の意思や考え方によると思っています。

    どんなにお互いに愛し合っていて、この人しかいない!この人が「運命の人」だ!と思って結婚した夫婦でも、何かの拍子に歯車が狂い始めて、離婚してしまう、というのもよくある話です。恋愛関係において「絶対」というものはないはずなのですが、「運命」というと、「その人とは一生うまくいくはず」「お互い好きという気持ちが冷めることはない」というイメージになりがちです。もちろん、そんな関係はありません。

    私は、「運命の人」という考え方は否定しませんが、それは未来を保証するものではないと思っています。つまり、「この人は運命の人だ!」と思った瞬間は、確かにあなたにとってその人は「運命の人」かもしれませんが、次の瞬間からはわからない、ということです。ある瞬間に、「この人は私の運命の人に違いない、将来もこの人とならうまくいくはず」と思えたなら、それはあなたにとって「運命の人」です。そう思えたなら、お付き合いや結婚の話を進めてもいいと思います。ただ、その関係は努力や時の変化に応じる柔軟さが無いと続かないものだということを、覚えておかなくてはなりません。「運命の人」だからといって、何の努力もせずにその関係に胡坐をかいていればよいわけではないのです。

     

    ◆「まだ出会っていない」のか「いない」のか

    とはいっても、「そんなことを思える人にまだ出会ったことがない」という人も多いでしょう。中には、「自分なんかに合う人がいるわけない」「きっと自分は恋愛に向いてないんだ」「自分は人を好きになるのが無理なのかも」などと考えて、どんどん恋愛に対して臆病になっていってしまう人もいます。でも、そのように考えることはとてももったいないことだと思います。

    「運命の人」と思えるような人が「いない」と考えるかどうかは自由ですが、「この人とずっと一緒にいたい」と思える相手に出会いたいという希望を少しでも持っているのであれば、そういう人が「いない」のではなく、「まだ出会っていない」と考えて欲しいです。出会いは、人生のどこに転がっているかわからないものです。あなたに合う人に出会えるタイミングが、他の人より人生の遅い時点なだけかもしれません。今の時点で「いない」と決めてしまうと、どうしても恋愛に対して臆病になってしまいます。どうせ異性にいい人なんていないし、私なんて誰にも愛されないし、などと考えていると、その負のオーラは他の人にも気付かれてしまいます。異性から見たとき、「この人は恋愛する気なさそうだな」と思えるような人を、積極的に好きになろうという人は少ないです。出会いに関しては、いつでも前向きに、そして貪欲でいて欲しいと思います。

     

    時間は人を変えます。あなた自身も大人になりますし、周りの人も大人になります。そうしていく中で、ある時、ある人と出会って、ちょうど「ぴったりくる」瞬間がやってきます。それが明日なのか、はたまた数年後なのかは誰にもわかりません。「運命の人」をなかなか信じられない人も、「運命の人」なんていないと思っている人も、「ずっと一緒にいたい」と思える人と出会うその時のために、自分を磨いて、出会いに前向きでいて欲しいと思います。