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【はるひの恋愛処方箋】遠距離恋愛を長続きさせるコツは?

  • 2013年07月23日  小高 はるひ  



    大学に進学したり、就職をしたり、異動になったり…。大人になるにつれて増えるのが、避けられない転居。それによって、遠距離恋愛になってしまう恋人たちも多いはずです。今回は、遠距離恋愛を長続きさせるコツについてです。

     

    遠距離恋愛になったときに出来るのが、2つの距離だと言われています。「物理的な距離」と「心理的な距離」です。この2つの距離を克服することが、遠距離恋愛を長続きさせるためのコツです。

     

    ◆「物理的な距離」とは

    「物理的な距離」とは、東京と大阪など、住んでいる場所が離れていることです。東京と大阪の場合、新幹線で2時間半ほどかかります。しかし、日本は縦に長いですし、国内でも辺鄙なところであれば、移動に半日以上かかってしまう場合もあります。留学や海外赴任で海外に行くことになれば、超遠距離恋愛になってしまいます。

    「物理的な距離」でネックになるのは、お金と時間です。会いたいと思っても、すぐ会えるわけではありません。近くであれば「会いたい」と思えば仕事のあとにも会えるかもしれませんが、遠距離ではそうはいきません。週末や、遠ければ数日休みが取れないと会いに行けません。

    また、移動にはお金がかかります。東京、大阪間だと新幹線で往復3万円かかります。毎週末会うとなると、交通費だけで月12万円もかかってしまいます。これは、社会人だとしてもかなりの負担です。毎週末会いたくても、お金の都合で、月1回、2カ月に1回になってしまう人も多いと思います。

     

    ◆「心理的な距離」とは

    そして、もうひとつが「心理的な距離」です。これは文字通り気持ちの問題なのですが、これはかなり重要です。ちょっと会いたい、話したい、というときに、会うにもお金や時間がかかる、電話するにも電話代もかかる、となると、躊躇してしまいます。すると、何かあったときに、恋人ではなく近くの友人を頼ってしまったり、自分ひとりで解決しようと思ったりします。そういったことが重なると、どんどん恋人との距離が出来てしまいます。

    遠距離恋愛では、きちんと連絡を取らないと、相手の近況がわかりません。相手も自分の近況をわかっていません。そうなってくると、「この話は恋人にしてないから聞いてもらわなくてもいいや」「最初から説明するのは面倒くさいから話すのはやめておこう」といったことになり、どんどん自分の話をすることがなくなっていき、ますます距離が出来てしまいます。住んでいる環境が違い、相手の境遇が見えないため、本当であれば、近くに住んでいるとき以上に説明とコミュニケーションが必要なのですが、それが難しくなってしまうのです。

    こういったことが重なると、
    「相手が自分のことをわかってくれない」
    「相手に自分のことをわかってもらおうと思わなくなってきた」
    「会っても話すことがない」「恋人がいる意味がわからない」
    「恋人よりも他の人を頼ってしまう」

    といったことになり、別れる原因になるのです。

     

    ◆連絡を取る頻度と時間を決めよう

    では、どのようにこの2つの距離を克服すればよいのでしょうか。

    遠距離恋愛の悩みで一番多いのが、連絡がうまく取れないことです。

    「電話をしてもなかなか出ない」
    「メールの返信が遅い」
    「『今、何してるの?』というメールが多くて疲れる」

    などで、相手と上手にコミュニケーションが取れず、不安になってしまったりイライラしてしまったり。お互いの生活リズムが見えないのですから、タイミングよく連絡を取るのは難しいものです。しかし、離れている二人にとってメールや電話はとても重要なもの。

    私は、そういった悩みを持っているカップルには、「連絡を取る頻度と時間を決める」ことをおすすめしています。

    例えば、メールは1日1往復にする、毎週水曜日の夜は電話する、などです。メールは、回数が多ければ良いというものではありません。内容が重要です。今日1日自分に起こったことで面白かったこと、聞いてほしいことを書くとともに、相手の話へのリアクションや、相手について知りたいと思っていることの質問、相手への気遣いを入れることを忘れないようにしましょう。そうすると、2,3行のメールではなく、そこそこの長さになるはずです。それを、1日1往復か、2日で1往復くらいにするのがお互いの負担にならなく、最もケンカの火種になりにくい頻度です。メールで短文を数分ごとに送り合っていると、返信が遅かったり、途切れてしまったりしたときに気になってしまいます。また、メールをしている間は他のことに集中することができません。うまくいっているときは楽しいですが、途中で相手が寝てしまい、メールのやり取りで睡眠時間がどんどん無くなってしまう、など、相手に振り回されて自分の生活のリズムが狂ってしまいます。また、返信がない、遅いなどでケンカになってしまう可能性があります。メールは会話ではありません。ポンポンと会話をしたいのであれば、電話をおすすめします。

    1日1通程度であれば、自分の好きな時にメールを打つことが出来ます。通勤途中、帰宅途中でもいいですし、寝る前でもいいです。自分の都合がよいときにメールを打ちましょう。長い場合は、セーブしながら何回かに分けて打つのも手です。

    電話も、いきなりかけると出られない可能性が高くなります。そうすると、「今、何しているんだろう」「どうしてすぐかけなおしてくれないんだろう」と、不安になったり、イライラしてしまったりします。せっかく連絡を取ろうとしているのに、恋人関係にマイナスの結果になってしまうのは残念なことです。こういったことを無くすためにも、電話をする日時はあらかじめ決めておいた方が安心です。毎週何曜日の何時に電話をする、などを決めておきましょう。そこで大事なのが、それが無理な場合は、必ず前もって相手に伝えることです。決めておいても約束をすっぽかしては意味がありませんし、相手を傷つけ、信用をなくすことになります。電話が出来なさそうなときは、分かった時点で、メールをするなどして前もって知らせておきましょう。

     

    ◆テレビ電話もおすすめ

    また、電話でおすすめなのは、映像も見られるいわゆるテレビ電話です。やはり顔が見えると、コミュニケーションの濃度が全然違います。電話が苦手な男性も多いですが、表情が見えるテレビ電話は、かなり話しやすくなると思います。元気がよさそう、疲れていそうなど、電話ではなかなか伝わらないことも、テレビ電話では伝わります。スカイプなど無料で使えるアプリケーションがたくさんありますので、いろいろ試してみましょう。最近は内部カメラが付いているノートパソコンも多いですし、いろいろなところに持ち運べて、好きなところで話すことができるiPadなどのタブレットも便利です。また、これらがなくてもUSBで接続出来るwebカメラは手ごろな値段で手に入るので、一度買ってみるのも良いかと思います。

     

    ◆会いに行く頻度と費用の負担を決めよう

    メールや電話と一緒で、会う頻度を決めるのも重要です。次いつ会えるかわからないというのは、とても不安なことですし、週末が来るごとに「また今週も会えなかった」と毎回落胆するのもつらいものです。出来るのであれば、月1回、2週に1回など、会う頻度を決めておきましょう。仕事の都合などでそれが難しいのであれば、定期的に会うことは難しいとしても、会ったときに次いつ会うかを決めておくのがおすすめです。それだけで、不安はだいぶ解消されます。「次いつ会えるかわからない」というのが、一番相手を不安にさせ、距離を作ってしまう原因になります。どんなときも、「次会うのは、いついつ頃」というのが決まっているようにしておきましょう

    また、会いに行くときの費用についても事前に話し合っておくことをおすすめします。社会人だったり学生だったり、どちらがどちらに会いに行くかだったり、事情はカップルによって様々だと思います。なので、自分と相手で、お互いが一番負担にならないためにはどうするのがよいのか、相談しておきましょう。学生と社会人のカップルであれば、時間がある学生の方が社会人の恋人のところまで行き、その費用は金銭的に余裕がある社会人側が持つ、というのもありです。また、距離が遠いのであれば、旅行を兼ねて両方の中間地点で会う、というのも素敵だと思います。遠距離になってしばらくしてから、「好きだけど出費がきつい」「自分ばかりが行っている。もう少しこっちに来てくれればいいのに」と言った不満を持たないためにも、相手が負担になっていないか、こまめに相談することが重要です。

     

    ◆一番地重要なのは、心の距離を取らないこと

    遠距離恋愛にとって、物理的距離は仕方がないことです。しかし、心の距離は、心がけひとつでぐっと近くすることが出来ます。

    上記に書いたように、離れていてすぐに会えないからといって、自分のことをあまり話さなくなったりするのが、遠距離恋愛において最も恋人間に距離を作ってしまう要因です。何も、頻繁に電話をしたり、メールをしたりすることだけが心の距離をうめることではありません。メールや電話をする際に、相手に自分の気持ちや境遇をわかってもらおうとすること、相手のことをわかろうとすることを必ず念頭に置きましょう。もちろん、会っている時も同じです。

    離れていれば、相手はあなたの知らない環境に身を置き、新しい人と出会い、新しいことに挑戦していることになります。そう考えると、遠距離恋愛では、近くにいる時よりもお互い話すことがたくさんあるはずなのです。そして、それを知ることによって、近くにいるときに見えなかった新たな恋人の一面が見えてくるかもしれません。遠距離恋愛は、そういう意味では相手をよく知るチャンスでもあるのです。

    ぜひとも障害をチャンスに変え、遠距離恋愛を克服してもらいたいと思います。