TOP > イククルコラム > 【ヲタ充のための恋愛理論】オタ女、はじめての失恋で学んだこと

【ヲタ充のための恋愛理論】オタ女、はじめての失恋で学んだこと

  • 2015年01月07日  海路 サトミ  



    ぼっちオタクやった、高校時代。ある人に恋をしたんやけど、オタなうちに好かれても相手は嬉しくないやろ…とただ見てることしか出来へんかったで。何も進展がないまま、二度と会うことはなかったわ。けど、今思うともっと積極的に相手にアタックしてもよかったなぁって。結果としては同じ失恋でも行動して失恋する方が後悔ないなって思うで。

    お正月はアイドル動画と、アニメ動画を堪能しまくりの充実した時間を過ごした海路サトミやで。年明けってだいたい皆新しい目標を立てるやん。勿論目標は彼氏が欲しいやで!。けど、目標を遂行するためには、反省が必要やなと。そこで改めて過去の失恋についてふり返ってみたで。

     

    クエスト1 オタ女、はじめての出会い

    まあ高校生の時の話やで。その頃のうちは安定のオタで、友達もろくにおらんかったわ。一人マンガを読みふけり、一人で昼休みにお弁当を食べるというぼっちライフを満喫してたで。周りの目が怖すぎて、なるべく気配を殺して生きてたからなぁ。

    女子校ってことで、近くの男子校と合コンしたり、部活を通じて交流する子らもおったけど、部活もろくにはいらない、ソロぼっちのうちにはそんなチャンスもなかったで。けどな、ある時男性との出会いがあってん。出会ったといっても、一方的に見ていただけやったけどな。

    それは学校に出入りしてた、カメラマンのお兄さんやったで。ほんまかっこよかったわー。想い出補正もあると思うねんけど、今思い出してもときめくわぁ。

    派手な感じってわけではないけど、眼鏡が良く似合っていて、細身で良く見ると整った顔をしていてたわ。物静かな人やったで。カメラを撮る姿がカッコよくて憧れてたわぁ。眼鏡を外したら美女ならぬ、眼鏡を外したらイケメンに恋したってわけやで。

    え?顔で好きになったって?まあ結局恋愛は最初は見た目からはいりがちやと思うわ。というか、それ以外で男性を好きになるきっかけなんてうちにはなかったしなぁ。そりゃ異性と普段から接触してたら、見た目だけじゃなく、中身から好きになることもできたやろけど。うちみたいな人見知りなオタは、異性とふれあう機会がないから、見た目くらいしか好きになるきっかけがないかもしれへんかもなあって今なら思うわ。

     

    クエスト2 オタ女、はじめての恋

    といっても、最初は恋している自覚がなかってん。恋より、マンガ。恋よりアニメ。リアル恋愛より、2次元のマンガの人やったから。でも、学校の記念撮影とかでその人の姿を見かけると、ふとその後もじっと姿を追ってしまう自分がおってん。で、ある時、学校のイベントで記念撮影をする日に、そのカメラマンのお兄さんが現れなかった時があったんや。その時、自分でもびっくりすぐぐらい、そわそわして、好きなアニメが終わってしまったのと同じようなくらい、なんだかやたら落ち込んだんや。

    「もしかして、お兄さんカメラマン辞めちゃった!?」ってやたら一人で慌ててた記憶があるで。けど、また違うイベントの時にひょっこり姿を見せた時に、ほんまほっとしたもんやで。で、その時初めて気がついたんや。あ、うちこの人のこと好きなんやって。

    けどな、引っ込み思案のオタクやったから、好きな人は勿論、異性に声をかけるなんてこともできへんかったで。好きなことを自覚しても、ただただじっと相手を見ることしか出来へんかったわ。

    少女マンガの世界やったら、じっと見てる自分に気づいて、恋が始まるやん。けど、残念ながらリアルの世界。カメラマンのお兄さんは、うちの視線に気づくことなく、何もはじまらへんかったで。それに自分はブサイクやし、何を話したらええかもしれへんし、声かけるなんて迷惑やろってずっと思い込んでたんやで。

     

    クエスト3 オタ女、はじめての失恋

    まあそんなただただ見るだけだった、うちの初めての恋。結局何も進展のないまま、卒業の時を迎えてん。卒業が近づいていくある日、カメラマンのお兄さんの周りに同級生達が集まってたんや。皆お兄さんにカメラ撮ってー!と思いのままにポーズを撮っていたで。

    そんな中、うちもはじめて勇気を出して、さりげなく同級生達に交じって写真を撮ってもらってん。そんでお兄さんにたった一言だけ、声をかけたんや。

    「お兄さんが撮る写真、好きです」

    ってね。お兄さんははにかみながら、笑ってありがとうって行ってくれたで。たったその一言だけ。結局なにも言わないまま、高校の卒業を迎えて、お兄さんとは二度と会うことがなかったんやで。

    ほんまね、今でも思うねん。勇気を出してもっと積極的にお兄さんに声をかければよかったって。多分声をかけても恋は叶わなかったとは思うで。けど、何もしないまま終わって、失恋した痛みだけはまだ胸に残ってるねん。未だに後悔だらけやで。

    だからこそ今年は出会っていいな〜って思う人がおったら、オタクやから、見た目に自信にないからって言い訳せず自分から動いてみたいなって思うで。とはいえ、やっぱり傷つくのも怖いで。けど、何もしないまま終わった失恋を思い出して、一歩踏み出せたらええなぁって思うわ。