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【元風俗嬢が語る男と女】なぜ“ガールズバー”は男性に人気なの?

  • 2016年04月10日  本田 あい  



    夜の街には多種多様なお店がありますが、私がオススメしたいのは“ガールズバー”。そこで働く女性たちの接客術は、風俗嬢のものとは全く違うのでとても新鮮なのです。
    容姿やスタイルに自信のない女性が参考にできるようなテクもありますよ。
     
     
    女性従業員だけでバーを盛り上げる“ガールズバー”の存在をご存知でしょうか? キャバクラのようにお客様の隣に座るわけでも、恋愛の駆け引きを使うわけでもないのに、なぜか男性客でいっぱいの店内。一体どのような話術が…? テクが…? と気になったのが始まり。そして今では私も立派な“ガールズバー”の虜なのです(笑)。
     
     
    ■男性はなぜ“ガールズバー”へ行く?
     
    夜の街へやってくる男性は、女性に色恋を求めていると思っていた私。というのも、キャバクラで働いているお友達は常に「また胸を触られた」「昼間会いたい、デートしたいってシツコイ!」と愚痴っていましたし、クラブのママにNO.1になるコツを尋ねたときは「いかに男性を惚れさせるかがポイント」だと言っていました。当然風俗嬢である私も指名をゲットするために、男性が好むような女性像を演じたり、お客様好みの性癖を持っているかのように話したり…。恋愛感情と性欲を利用していたのは間違いありません。
     
    なので風俗店のオーナーに連れられ、初めてガールズバーへ行ったとき物凄い衝撃を受けたのです。店内は男性客ばかりなのですが、キャバクラやクラブとは全然雰囲気が違う。かといって男女両方の店員がいる普通のバーとも違う。なんというか…店内がギスギスしていないのです。
    キャバクラやクラブでは、お客様同士が会話をすることはありません。ホステスに気に入られようとするだけでなく、自分の力を誇示するかのように。また、他のライバル客に見せつけるかのように高いボトルを入れたりイチャイチャしたり。そういうのを見るのも個人的には好きなのですが、初対面の男性同士が楽しそうにお酒を呑み交わしている姿も素敵なものです。「面識のない男同士が会話をすると、どうしても堅苦しい話題が多くなる。そこにひとり女性がいるだけで、随分と柔らかい雰囲気になる」そう私に教えてくれたオーナーは、職業柄、ガールズバーのお客様にモテモテでした(笑)。
     
     
    ■“ガールズバー”で働く女性の魅力
     
    ガールズバーはオープンな接客が基本。カウンター越しに会話をするので、ヒソヒソ話でも隣のお客様に聞こえてしまいます。またバーの客層を見る限り、男女の関係になった店員と客に気付かないような、恋愛経験値の低いお客様もいなさそう。つまり、恋愛のかけひきも出来なければ、体を使うことも不可能というわけです。しかも彼女たちは容姿やスタイルに恵まれているわけではなく、美味なカクテルを作れるわけでもなく…。男性はどんな出会いを求めてこの場所へやってくるのだろうかと疑問でいっぱい。しかし1時間も経てば、彼女たちが男性から支持される理由がわかりました。これは合コンや会社の飲み会でも使える部分があると思いますよ。
     
    ★低料金&敷居が低い
    自分が呑んだ分だけ支払えばよいし、何時間居たって良いのが一番の魅力。「お気に入りの女性とあまり話せなかった」と、物足りなさを感じているキャバクラや風俗帰りのお客様に人気があるようです。
     
    ★ノリが良い
    ガールズバーで働いている女性のテンションは、正直キャバクラや風俗向けではありません。大きな声で話す・笑う、しかもよく食べるし呑む(笑)。けれど明らかに男性狙いのような女性ばかりを見てきた男性には新鮮に映るでしょう。
     
    ★自分にも手が届きそう
    いくら容姿やスタイルが良くなくても、彼女たちは夜のお仕事をしているのですから、男女の色恋沙汰に巻き込まれることはしょっちゅう。恋愛経験が少なそうに見えても、実はガッツリと肉食だったりするのに、そんな一面をお客様には見せない。「この子なら俺にも手が届くかも?」そう思わせるのが恋愛のコツで、商売のコツは「この子レベルの子なら他にもたくさんいるし、このバーでは会話だけを楽しめればOK」と思わせることだそうです。これを聞いたとき、彼女たちのしたたかさと言いますか、生きていく力の凄さにゾッとした記憶があります。
     
    ★過度なサービスはしない
    彼女たちは、キャバクラや風俗では普通に行われている、トイレの後におしぼりを渡すという行為も、グラスについた水滴を拭くこともしません。タバコに火もつけないというので私はビックリ。また、お客様と何かを食べるとき、小皿に取り分けてあげたりもしないそうです。
    最近は、男性に気遣いを見せる女性のことを“あざとい”という風潮があるので、男性に媚を売っているように見える行為を控えているのだそう。かといってそっけないのもダメなので、「男前!」「惚れてまうやろー」と飾り気のない言葉でお客様を褒めるのです。勉強になります…。
     
     
    ■最後に
     
    ガールズバーは男性だけでなく、女性の入店もOK! こちらはお客様だからこそ、彼女たちは自分を傷つけるようなことは言いません。誰かに話を聞いてほしいとき、ちょっと立ち寄ってストレス発散してみてはいかがでしょうか。たのしいですよ〜。