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【元風俗嬢が語る男と女】ホストとゴールインした友人の日常とは?

  • 2015年08月10日  本田 あい  



    イケメンで女の扱いに慣れている。でも、女性からお金を巻き上げて(騙して)生活している。
    それが世間一般でいう“ホスト”のイメージではないでしょうか? 数人のホストを知っている私から見ても、そのイメージに違いはないように思うのですが…そんなホストと結婚している元風俗嬢の友人がいます。その結婚生活を見ていると「夫婦になっても恋愛しているカップルっているんだな」と思うのです。
     
     
    ホストやオシャレなバーの店員さん、ダイニングバーのオーナー。夜の世界には「魅力的だなぁ」と感じる男性がたくさんいるのですが、彼らとの恋愛は成就しにくいといいます。たとえ成就したとしても、恋愛感情を売りとしている仕事柄、異性からの連絡は頻繁ですし、時には店以外の場所で会うこともあります。「彼が浮気してるのでは?」「あのお客さんと仲良すぎない?」そんなことに悩まされる日々ならまだマシです。「私のことは、お金目当てなのかも」「たくさんいるお客さんの内のひとり…?」と、精神が不安定になるくらい思い詰めてしまっている女性を私はたくさん見てきました。確かにひとりの男性に複数の女性が群がっている世界ですから、悩むのも仕方のない話。そんな物凄い競争率を見事に突破し、人気ホストと結婚した友人がいます。…ホストとの結婚生活って想像できますか?
     
     
    ■結婚7年目! ホストとの結婚生活とは?
     
    私が彼女と出会ったのは、もちろん風俗店です。容姿もスタイルも普通で、なんとなく陰気な雰囲気を醸し出している彼女と、ホストクラブでバッタリ出くわしたときは本当に驚きました。風俗で稼いだお金の3分の2をホストに貢いでいるという彼女は、一応“彼女”という立場にあるようでした。私だけでなく友人も「騙されてるのでは?」と思っていたし、それから半年後に「彼と結婚するから風俗をやめる」と聞いたときは「それもまた、騙されているのでは?」と心配したのも事実です。
     
     
    ★互いに浮気を疑う生活だけど…
     
    それから5年を経て、偶然近所のスーパーで再会。今も彼女は現役でホストをしている彼&可愛い2人の子どもと共に暮らしていると聞いたときは、「騙されてなかったんだ! よかった!!」と叫びたくなりました。その時に連絡先を交換し、今も3か月に1度は会っているのですが…聞けば聞くほどホストとの結婚生活は面白い。旦那様は19時頃に家を出て、3時過ぎに帰ってくるそう。もう30歳になる盛りを過ぎたホストですから、若い時のようにガバガバッと飲むわけでもなく、比較的おとなしめのお店で働いているのですが、やっぱり夜は寂しいのだとか。しかしホストの性といいますか、旦那様の性格なのか。仕事中にも関わらず、30分〜1時間に一度の頻度でメッセージが届くのです。
    実際にそのヤリトリを見せてもらったのですが、彼女の浮気を心配するものばかり。『俺のこと愛してる?』『TVに現在時刻を表示して、今すぐ写メを送れ』だの…付き合いたてのカップルですか? と尋ねたくなります。彼女は元風俗嬢なので、旦那様は貞操感の緩さを心配しているのでしょう。しかし彼女も旦那様の浮気を常に心配する身。「ホストだから多少のことは…」といいつつ、『3時までに帰って来なかったらGPSで追跡するからね』という恐ろしいメッセージを送信していましたのでお互い様ですね。
     
    もしかしたらこの、相手の浮気を疑う気持ちが結婚生活を長続きさせているのかも? と私は思うのです。浮気を疑うということは、「あなたは魅力的な人ですよ」と思っている証拠。魅力を感じていないパートナーの浮気なんて、誰も心配しませんから。――とはいえ、浮気を心配し続ける生活、私には無理かもしれません…。
     
     
    ★子どもへの影響
     
    一般家庭で、旦那様と子どもが触れ合う時間はおおよそ17時〜21時くらいでしょうか。帰宅の遅い旦那様の場合は、お互いが朝早起きして触れ合う時間を取る、という話も聞いたことがあります。
    さて、ホストと結婚した友達の家庭ですが、旦那様が子ども達と触れ合う時間はとても少ないといいます。だからこそ、他の家庭に負けないほど濃厚な時間を過ごしているようで…。
     
    ・行ってきますのキスは絶対
    ・「大好き」「愛してる」「素敵だね」などの言葉を伝え合う
    ・花火大会やクリスマスは一緒に楽しめないけれど、平日の昼間に行われる園&学校行事には絶対に参加する
     
    などのお約束があるそうです。「うんうん、いいじゃない!」と私は子ども達との過ごし方に賛成したのですが、思わぬところでこの『お約束』の威力を体感することに…。
     
    「あいちゃんのこと好きだから、明日も会いたいなぁ」「その花柄のスカート、とっても似合ってる」「俺がドアを開けてあげる」この言葉、5歳の男の子に言われたものです。家庭内でお互いのことを褒め続けていたら、このような言葉がスラスラと子どもの口から飛び出すようになったのだとか。また旦那様がいつも彼女を褒め、エスコートしているのでしょう。旦那様に褒められて喜ぶママを見て、女性の扱いを学ぶ子ども…。おそるべしです。
     
     
    ★最後に
     
    ホストとの結婚を総合的に見ると、決して「いいなぁ」とは思えないのですが、毎日のように自分のことを褒めてくれたり、連絡がマメだったり、子どもの口から可愛らしい口説きセリフを聞く生活…そう悪くもないですよね。何より旦那様&子ども達、当然イケメンですしね〜(笑)