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【元風俗嬢が語る男と女】一昔前の“恋愛指南本”が面白いw

  • 2015年10月04日  本田 あい  



    皆さんは両親の本棚を覗いたことがありますか?
    私は中学生の時、父の本棚から発見した一冊の『恋愛指南本』が強く印象に残っています。女性を口説く方法や、性に関する知識を詰め込んだ本なのですが…1980年代の恋愛ってとても面白いですね(笑)
     
     
    父親とはいえ、一人の男。私がそれを実感したのは、父の部屋から『女性を落とすテク』系のHow to本を発見したときでしょうか。父は読書が好きで、『ノストラダムスの予言』や『天気図を読む』『織田信長、死の謎』のような堅苦しい本をよく読んでいたのですが、それらに交じって本棚に並んでいたのが、女性の裸グラビアが何ページも掲載されているこの本でした。発見した時は私もまだ中学生だったので、「真面目な父が!?」と驚いたものです。
    この前実家に帰省した際、なんとなく気になってこの本を手に取ってみたのですが、大人になって読むと1980年代のHow to本にはツッコミどころが満載! コッソリ持ち帰ってきましたので、その一部をご紹介したいと思います。
     
     
    ■肉を豪快に食べる男性を見ると、女性は濡れる
     
    女性を落とすテクニックの欄に書かれてあった言葉です。女性はガツガツと肉を食べる男性を見ると、その後の激しい行為を想像し、興奮するのだそう。だから「いける!」と思った女性と食事をするならステーキや焼肉がオススメなのだとか…。
     
    実はこの言葉、中学生だった私の心に深く突き刺さり、男性から焼肉に誘われたときは「もしかしてこの人、私を落とそうとしてる?」と勘ぐってしまうように。そんなバカみたいなことを考えてしまう自分が面白くて、たびたび話題のひとつとして友人に話をするのですが、「男が肉を食べるシーンを見て興奮する」と言った女性はひとりもいませんでした。風俗嬢仲間に至っては「焼肉なんて食べたら、口も体もニンニク臭いから最悪じゃん」「セックス前に焼肉に連れて行く男って配慮にかける!」と厳しい声。確かに肉って、匂いが残りますよね…。TVで豪快に肉を食しているレポーターを見ても…うん、性欲は湧きません(笑)
    ちなみに、「お酒をたくさん飲むと、女性は行為に期待しなくなる」とも書かれていましたが、これはあながち嘘ではないような気がします。
     
     
    ■耳たぶを口に含み愛の言葉を囁くと、女性は理性を脱ぎ捨てる
     
    この本によると男性は目で、女性は耳で性行為をするそう。男性の喘ぎ声や卑猥な水音なども快感に繋がるので、ドンドン聞かせてあげましょう、と書かれてあります。またムードのある音楽も女性の快感を煽るそうです。
    中高年の男性ってロマンチストですよね。風俗で働いているときも30代の男性と比べて50代、60代の男性はそういうムードを作るのがとても上手でした。風俗嬢として接客しているのに、上手に雰囲気を作られて本気で感じてしまう…なんていう話もチラホラ。また、お客様に耳たぶを舐められるのを嫌う風俗嬢は多いのですが、「おじさまだけは別」という風俗嬢も。好きな人や恋愛アプリで声優をしているような美声男性にささやかれると弱い、という女性は多そうですよね。
     
     
    ■最中に髪を強く引っ張ると、女性は「この人に支配されたい!」と思うようになる
     
    …なりますか? なるんでしようか? 父はこの言葉を信じて母の髪を…? と、そこまで想像してしまいましたが、いまどきの女性は髪を引っ張られるより、優しく頭を撫でられたり抱きしめてくれる男性にこそ『支配されたい』と思うのではないでしょうか。昔の映画って、男性が女性に対し乱暴な仕草を見せるシーンがたくさんありますし、それがなぜか官能的に見えたりするので不思議。この髪を引っ張るという行為は、時代を感じさせます。
     
     
    ■女性は、行為後にタバコを吸う男性が好き
     
    解説を見ますと、どうやら女性は「男性が満足した姿を見て幸福感を覚える」らしく、それが“行為後のタバコ”に繋がっているよう。さっきまで荒々しく自分を抱いていた男性が、心底リラックスしている姿に昔の女性は“萌え”を感じたのでしょうか?
     
    今は喫煙に対して厳しい社会ですので、“行為後のタバコ”については賛否両論あるでしょうが、「行為後に彼がタバコを吸いに行く(飲み物を飲みに行く)のが寂しい」という言葉を何度か聞いたことがあります。行為後はすぐにベッドから出ずに、ぎゅっと抱きしめてもらいたい女性の方が多い気がします。
     
     
    ■最後に
     
    私の父がどこまで参考にしていたのか…。
    考えたくはないのですが、お気に入りの本以外はすぐにリサイクルショップに売ってしまう父がずっとこの本を手元に置いていることを考えると、父にとっては説得力のある指南本なのかもしれません。――大切にしている本だったらいけないので、持ち出したことがバレないうちに本棚に戻しておこうと思います(笑)