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【元風俗嬢が語る男と女】男が女を捨て、男に走る理由とは?

  • 2016年01月17日  本田 あい  



    「女性のライバルは女性」だと、少し前なら胸を張ってそう言えましたが、男と女の境目がアイマイになってきている現代、大好きな彼に好意を寄せる&彼が好意を寄せる人物が必ずしも女性とは限りません。つまり…あなたのライバルが『男性』なんてことになる可能性もあるのです。少なからず、風俗業界ではそういった出来事がおこっています。
     
     
    ここ2〜3年ほどの間で、“男性が男性に向けてサービスをするお店”の需要がグッと高まっています。「ニューハーフさんのこと?」と思われるかもしれませんが、接客をするのは見た目も中身も男性。とはいえ、ガッシリとした体躯の男性はどちらかといえばゲイ向けで、「本来は女性が好き」という男性が好むのは、“女性的な部分”のある男性です。
     
     
    ■ノーマル男性が惹かれる、男性とは?
     
    あまり身長が高くなくて、細くて白くて…髪型はふんわり。一見女性のように見える男性を好むようですが、『一見』そう見えるだけで、普通の男性でなくてはいけません。「女性のように見える人がタイプ」なら、女性でいいわけですしね。同性愛者(ゲイ)の友人がいるのですが、彼と付き合っているノーマル男性は以下のように話しています。
     
    ★一緒にバッティングセンターや打ちっぱなしに行ける
    ★出かけるとき、メイクや着替えを待たなくてよい
    ★牛丼やうどんなど、手軽な食事で済ませれる
    ★無理に格好つける必要がないので、自然体でいられる
     
    これを聞く限り、男同士の付き合いの延長だと思うでしょう。しかし彼にはとても“女性的な部分”があります。料理が出来るとか、気遣いが出来るとかではなく、「実はウサギのぬいぐるみが好きで集めている」「ココアが好き」「モコモコの部屋着で寝てる」みたいな感じ。そう…ゲイの友人はいわゆる“ぶりっこ”なんです。
     
     
    ■女性と男性の“ぶりっこ”の違い
     
    “ぶりっこ”な男性が「可愛い」と言われるのなら、女性が「ウサギのぬいぐるみが好き」といえば「可愛い」と言われる? ――ってそんなワケはなく。根本的に男性は、“ぶりっこ”を見抜けません。「だったら“ぶりっこ”し放題! やったー!」となるかと思えば、大きな壁がそこにあります。
    大きな壁とは、同性の目線。女性は女性の“ぶりっこ”を見抜きますし、嫌います。同性から嫌われている女性のことを、男性が好きになるかと言うと…なりませんよね。だから女性は『男性は“ぶりっこ”が好き』だと知っているのに、「ウサギのぬいぐるみが好き」とは言えないのです。
     
    それに対し男性の“ぶりっこ”は、良いこと尽くし。同性の目線が怖くて“ぶりっこ”出来ない女性に対し、彼らは堂々と“ぶりっこ”することが出来ます。先ほど述べたように、男性は“ぶりっこ”に気付きませんからね。「天然で可愛いヤツだな」と思われるだけです。
    なにより“ぶりっこ”な男性は女性からも人気があります。昔は男性の低身長や女顔といったら、恋愛においてマイナス要因となっていたのに、現在ではワザと“ぶりっこ”することによりコンプレックスを武器に変える男性の多いこと。女の“ぶりっこ”はすぐに見抜ける女性も、なぜか男性の“ぶりっこ”は見抜けないんですよね。
     
    さらに言うなら、最近の女性は外見も中身も男性的。アグラをかいたり、ガツガツと料理を食べたり…そんな女性に「可愛い」とは決して言えないでしょう。私も風俗嬢の指導をする際、「女性らしさを忘れないで」と何度も注意していたのですが、気を抜いた瞬間に出る言葉や態度の悪さに何度驚かされたことか。そんな風俗嬢が増えているのですから、男性が“可愛い男性”に興味を持っても仕方がないのです。
     
     
    ■“ボーイ”への指導
     
    私が勤めていた風俗店店長のお友達が、ノーマルな男性をターゲットとした風俗店をオープンさせました。もちろん働くのは男性です。その時、接客員であるボーイにどのような指導をしたのかを聞きましたので紹介します。
     
    ★可愛い趣味を持つ
    ★女子力を高める
    ★サンリオキャラクター大好き設定を作る
    ★親近感を持たせるため、ゲイだとしても「女の子も好き」と、ノーマル設定にする
     
    なにも難しい事ではなく「いい香りのするボディクリームを使用する」「ムダ毛の処理」「スマホの待ち受けがマイ〇ロ」とかその程度らしいのですが、女性に飽きて(幻滅して)しまった男性には新鮮にうつるようです。頻繁に指名の電話が入るようですし、男性は『可愛い』に飢えているのかもしれませんね。
     
     
    ■最後に
     
    男性に好かれたいと願う男性。彼らの強みは、身近に“ありのままの男性”がいること。私たちが雑誌やネットで手に入れなくてはならない『男性が好きな〇〇』や『男性に好かれる方法』を、自然な形でGETできるのです。だからこそ、ナチュラルに「ウサギのぬいぐるみが好き」だなんて言えちゃうのでしょう。
    女性が今以上に逞しくなってしまうと、女性の立場を『可愛い男性』に奪われてしまうかもしれませんね…。