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【男前女子から一言いいか?】セックス好きは口下手?

  • 2015年12月26日  霜降 どいや  



    過去の恋愛の中に、普段は自分からガンガン喋るタイプじゃないけど、ベッドの上ではかなり積極的に求めてくる人がいた。恋人とのセックスは愛情を深めるコミュニケーションの一環なんだろうな、その人は普段あまり喋らない分セックスで愛情を示してくれていたのかもしれない。口下手だけどすごいセックスをする人から、恋愛の中には言葉だけじゃなくて体で伝える関係性もあるって気付いた。

     

    ・ベッドの上では性格が変わる寡黙な彼

    恋人が自分にしか見せないであろうギャップって、良いよな。私はそういうギャップに弱い。誰彼になくそのギャップのある一面を見せるんじゃなくってよ、恋人である自分にしか見せてくれないとなると、それを見られる特別感だったり皆が知らない一面を知っている優越感だったりが気持ちいいもんだ。私自身もそんなギャップがある、と思う。普段、人前でイチャイチャなんてしたくねえけど、恋人と二人きりになったもんなら心ゆくまでイチャイチャするよ。もう甘えまくり。これまでの恋人たちにはある種のこのツンデレをギャップと思われていたのかもしれねえな。とまあ、誰しも恋人にしか見せねえもう一つの顔ってのがあるはずだ。

    私がツンデレのデレを見せた昔の恋人たちの中にも、ギャップを兼ね備えた男がいた。そいつは普段あまり喋ることもなく、読書が好きで静かなことが多かったっけ。私が構って構ってとアピールをしても、読んでいる本の区切りがつくまで「んー」で済まされたりとかザラ。口数は少なかったけど、クールとかそういうのじゃなくて、きちんと自分の感情は表に出してたな。構ってほしがりだった当時の私が、そんな彼に物足りなくならなかったのは、ベッドの上での彼がすごかったからかもしれねえ。

    普段は自分から何かをペラペラ話すことも、「好きだよ」なんて愛情表現をすることもなかった。けれど、ベッドの上では積極的だった。しかも、かなり攻めるタイプ。私が「もう無理〜!」ってなっても、そのもう無理が「もっとして」という意味ってのがお見通しなのか、さらにヒートアップしたり。あ、そうそう、私かなりMなんだよな、って誰が得をする情報なんだよ!普段は物静かで「私がそばにいてもいなくても問題ねえんじゃねえの?」と時々心配にさせる彼だけど、ベッドの上では私を猛烈に求めてくるっていうこのギャップ!そんな彼のギャップに悩殺されてたよ。

     

    ・言葉の代わりに体で伝える感情

    だけど、おいおい他の男との恋愛でも、彼のように普段の大人しさとは裏腹にベッドの上では積極的だって人が多かった気がする。私がMな体質でそういうギャップに弱いタイプだから同じような人たちばかりに惹かれていたのかもしれねえ。だけど、そんな男の人と関わっていくうちに「もしかすると口下手の人はセックスが好きな傾向にあるのかもしれない」って思い始めたんだよ。圧倒的に私の経験による独断と偏見に基づきまくっていて笑えてくるけどな。

    言葉でのコミュニケーションは、言葉を介するがゆえに誤解をすること・されることも多い。だからこそ、人との会話が苦手で口下手になったり口数が減るってことも珍しい事じゃねえと思うんだ。極端な考えだけど、「会話で誤解されるようなことがあるのなら、ハナから余計なことを話さなければいいじゃん」って。わからねえこともない、私だって何度もそんなことを思ったことがある。だけど、私は言葉を使わずに相手に自分の思っていることを伝えられるほど器用じゃねえから、きちんと口で言い表す他ねえんだよな。

    口下手だけどベッドの上では積極的に私を求めてきていた彼らは、きっと私よりは器用だったから、セックスを通じて私に愛情を表現してくれていたのかもしれない。セックスなら気持ち良いか気持よくないか、相手を気遣っているか気遣っていないかがその行為自体でよく分かる。だから彼らは普段口下手で伝えられない何かを埋めるために、セックスでは積極的に私を求めてきたのかもな。

     

    ・言葉以外の愛情表現も感じられるように

    セックスだけに限った話じゃねえ。言葉で「好きだ」とか「愛してる」とか、相手にその台詞を言葉として伝えることが愛情じゃねえよな。恋人と体を重ね合うセックスだって、れっきとした愛情表現だ。疲れるし全てをさらけ出すセックスを嫌いな奴となんてできねえよ。

    口では愛情を表現しなかったとしても、恋人と一緒の時間を過ごしているときに、ちょっとした気遣いだとかそういう少しのことでも愛情は伝わる。それをきちんと「私を愛してくれているからこその行動なんだ」と受け取るだけでも、随分恋愛はハッピーになる。「あんまり話してくれない!」「構ってほしいのに全然構ってくれない!」と怒っていた当時の私は、これに気付けなかった子供だったんだなあ。

    愛情を表現してくれる人がいたのに、彼らのそれをきちんと受け取れなかった昔の私。そして、愛情表現をしてくれる人がいないけれど、昔のそれらを思い出して「あれはああいうことだったのかもしれないな」と一歩一歩自分の鈍さだとかガキ臭さから脱却している今の私。昔も今も何かが足りないけれど、今もう一度恋愛ができることがあれば、昔よりは幾分か大人らしく恋愛を楽しめる気がするよ。