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【男前女子から一言いいか?】ナルシスト男が嫌いなのは私のせい?

  • 2016年04月23日  霜降 どいや  



    その自信はどこから来るんだとか、自分の鏡をちゃんと見た方がいいよとか、そう言いたくなる男なのにやたらとキザでナルシストな男が大嫌いで恋愛対象として見られない。勘違いしてんじゃねえよ!と思えてくるからかな、と考えていたけどそうじゃなかった。

     

    ・ナルシスト男が本当に無理だった

    ナルシスト男が本当に無理で、昔は毛嫌いしていた。出会いから恋愛に発展するかどうかの異性に対する基準みたいなのが誰にでもあると思う。私はその基準が「いろんな意味で生理的に受け付けない人」で、割とストライクゾーンっつーか「全然恋愛できますよゾーン」が広いって自覚はある。「いろんな意味で生理的に受け付けない人」ってのは、私が「こういう人とは絶対に恋愛できない」「これは恋愛をする異性としてはナシ」と思う性格だとか趣味だとか。これはごくごく普通の一般男性ならあっさりクリアする基準ではあるんだけど、ナルシスト男はクリアさせられねえんだよな。

    まず、ナルシスト男の何が嫌かって、「その自信はどこから来るんだ」ってレベルで自信満々で謎の万能感にあふれていて、「この世界は俺の思い描くままに動いている」ってな態度でこっちのことを全く考えずに一方的でかつ高圧的にキザな態度でゴリ押ししてくるところ。

    「確かにそのくらい男前なら自信にも溢れますよね」って溢れ出る自信に納得がいく点が私にもわかるのなら、ゴリ押しされても不愉快には思わないはずなんだ。でも、ナルシスト男は揃いも揃って「なんでそんなに自信満々なんだよ」「ってかちゃんと鏡見たことある?」って台詞が思わず口から出てしまいそうな男ばっかり。そういう勘違いしちゃってる男にグイグイ高圧的な態度をとられるとか、舐めんじゃねえぞって話なんだ。とにかく、ナルシスト男は耐えられない。半日も一緒に過ごすはめになったとしたら、私はストレスから体調を崩すと思う。

     

    ・ナルシスト男が無理な理由は私にあった

    頑張って恋愛をしていた頃の私は、ナルシスト男が無理すぎて「こいつナルシスト男だ」と感づいた時点で避けてたんだよな。この行動に今振り返ってみて気付いたあたり、私はよっぽどナルシスト男が嫌で無意識に避けてたんだろうなって思うよ。それほどにナルシスト男が嫌いだった私だから、ナルシスト男に対して「どうして私はこんなにもナルシスト男が嫌いなんだ」とか全く考えたこともなかった。

    でも、恋愛からもうずっと遠ざかっていて、おっさんを極めつつある今の私は、どんな種類の男に対しても割と冷静に接することができるし、いろいろと考えられるようになった(まあ、それだけ恋愛にがっついていなくて、恋愛がどうでもよくなってることなんだろうけど、それはそれとして)。

    いろいろ考えるうちに、ナルシスト男が無理な理由は実は私にあったんだと気付くことができたんだよ。ナルシスト男は謎な自信から高圧的な態度をとったり、キザなことを言ったりする。そういう風に謎なまでに自信をみなぎらせられることが癪に障る反面で、心の底から羨ましいんだよ。

     

    ・自分にはないものを持つナルシスト男

    私は、自信が持てねえ。おっさんみたいになりつつある今から始まったことじゃなくて、昔から自信が持てなかった。自信が持てないけれど、恋愛をしたかった。自信が持てないけれど、相手に振り返ってもらうために、恋敵に勝つために、見た目にお金を掛けて自信をつけようとした。「私はこれだけ自分磨きをしているんだから、女性として十分魅力的だから。大丈夫、恋愛もうまくいくよ」と思い込ませるために、形から入っていたっていっても過言じゃねえ。でも、私はそこまでしても自信を持つことができなかった。できなかったからこそ、恋愛のために自分磨きをすることに疲れて、嫌気が差して、出会いを求めることや恋愛自体が面倒になってしまった。

    そんな私だからこそ、超ポジティブで自信が持てて、恋愛に積極的になれるナルシスト男が羨ましくて仕方がないんだと思う。ナルシスト男を見ていると「自信が持てない私自身への自己嫌悪」が止まらなくなるから、結果的に羨ましいって感情よりも妬ましいっていうマイナスな感情がどんどん出てくるんだ。だから私はナルシスト男が無理なんだよ。私がしたくてもできなかった「自信を持つ」って行為を、当たり前のようにできている彼らが。どんな自分だろうと自信を持つことができて、周りからどう思われようが我が道を勧めているナルシスト男が。

    ナルシスト男のようになりたいか?と言われればそうじゃないけど、彼らのようなある意味ポジティブな姿勢を異性との出会いや恋愛の場面で持てたらいいなって、今では思うんだよな。自分の身の丈に合っていない過剰な自信を持つことは、たぶん無理だ。でも、私自身のいろんなところを徐々に好きになっていって、自分が納得できる範囲での自信を持てるようになりてえんだ。そして、自己嫌悪ばかりする私から自信を持てる私に生まれ変わりたい。願わくば、自信を持つことのできた私を素敵だと思ってくれる男性と出会って、ゆくゆくは超ハッピーな恋愛をしてえもんだよ。