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【男前女子から一言いいか?】ブスと自己完結するのはもうやめた

  • 2016年03月12日  霜降 どいや  



    ブスを自称する人がかなりいる。どうしてブスと言うのかといえば、自分自身で「ここの部分がダメ」ってな風に顔に納得していないからなんだよな。要するに、「自分が納得しているか否かでブスか否かが決まっているんじゃねえのか」と思い始めたんだよ。

     

    ・ブスを自称してしまう様々な理由

    「私ってブスだから〜」とブスを自称する人が多い。どうしてブスを自称するのかといえば、実際に自分のことをブスだと思っているから。目がもっと大きければ、鼻が高ければ……ってなふうに、自分でも好きになれない自分の顔を、自分でブスだと否定する。ブスだと思ってんだから、ブスだと言って何が悪いってな感じで。

    でも、これだけが「自称ブス」の理由ってわけじゃねえ。「勘違いなやつだと思われたくない」って場合もあるはずだ。自分ではそんなにブスだとは思っていないけれど、胸を張って美しいと言える自信がない。それに「自分で美しいと言ったら周りからどう思われるか」と、可愛いとか美しいとかそういうプラスな評価を自分の口から言ったときの周りの反応を気にして、ブスを自称するっていう過小評価に走る場合。特に、男女の出会いの場なんて、第一印象が勝負じゃん。そんな勝負の場面で、周りからどう思われるかわからなねえ賭けみたいな言動をあえてする人ってのは少ないはず。

    あとは、「とりあえず、自分でブスって言っときゃ大丈夫っしょ」ってのもある。自分でブスと言っておけば、誰かが「そんなことないよ〜」とフォローしてくれる。そのフォローのおかげで「ああ、自分はやっぱりそれほどブスじゃないんだ」と安心できるから、とりあえずブスを自称する。

    「ブスを自称する理由」は、ザッと今思いついただけでもこれだけある。これら以外の理由から、ブスを自称する人もいるかもしれねえけど、文字数の関係で割愛させていただくぜ。話がそれてしまったけどよ、そもそもブスってどういう状態なんだよって考えたことあるか?これについて私なりの答えがある。それは、ブスってのは自分が納得できるかできないか、その境界線で決まるんじゃねえのかなって。

     

    ・納得できるか否かがブスの基準

    要するに、自分で納得・妥協できるのならブスじゃないし、「ここの部分のここがダメ」「ここがもっとこうだったら……」と納得できないのなら自分の中でブスって評価になると思うんだよ。言ってしまえば、自分の個性として受け止められるか、コンプレックスとして否定してしまうかの差だな。

    目で例えてみると、「細いけど、この目はシャープでクールだよね」と納得・妥協できたらブスじゃない。逆に「流行りのメイクができないこの細い目は嫌い。もっとパッチリ大きな目なら良かったのに」と納得も妥協もできなければ、たとえ他人からどんなに褒められたとしても、自分の中ではブスになる。目で例えたけど、目以外のパーツや顔全体にも同じことが言えるんじゃねえかな。

    自分が納得したり受け入れられるかどうかでブスか否かが決まるとするのなら、ブスという明確な状態はないはず。だから、ブスと自称するのは勿体無いような気がしてきた。どんなに自分が納得できずにブスだと思っていても、その納得できない部分が誰かにとってとても良いと思えることだってあるだろうからな。そう思うようになってからは、ブスを自称する人と出会うと「ブスかどうかはこっちで決めるから、ブスを自称するなよ勿体無い!」と心の中で叫ぶようになった。

     

    ・自己否定してチャンスを逃すのはもうコリゴリ

    こういう考えに至ってからは、ブスを自称するのをやめたんだよ。確かに私の中で「ここがこうならもっと美人だったのにな」と思う部分はかなりある。それこそブスだなって自分自身が嫌になることも多い。だけどよ、私の中っていう小さなくくりの中の評価だけで、「私はブスだ!」と声を大にして言いたくねえって思えるようになったんだ。勝手にブスを自称して、勝手に自信をなくすようなことはしたくねえし。

    新たな恋愛のきっかけになる出会いの場では特に、ブスを自称しなくなった。たとえ私が納得できなくてブスだと思う部分も好きだと言ってくれる人がいるのなら、ブスを自称することで、その人の価値観も否定してしまうような気がしてきたし。相手の価値観を否定したくもないし。

    自分でブスと言い、自信をなくして恋愛のチャンスを逃すなんてことは、もうしたくねえ。そんな些細なことでチャンスを逃してられるほどの余裕が、私にはない。「私は最高に可愛い!」とは言わない。だけど、「私はブスだ!」とも言いたくない。自分の変なこだわりだとか憧れだとかの小さなカテゴリで自分を分類するのは、もうやめてしまおう。いつになるか、誰になるかはわからねえけど、将来私自身が気に入らない部分を好きだと言ってくれる人が現れたのなら、その相手が好きだと言ってくれるその思いを通じて、いつか私自身も納得できればいいなって思うんだ。