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【男前女子から一言いいか?】元カレに「友達」と紹介された

  • 2015年10月03日  霜降 どいや  



    元カレにばったり会った。しかも、相手は今の彼女とラブラブなデート中に。その時に、彼は私のことを「友達」と今カノに紹介した。はじめは色々と腹が立ったけれど、よくよく考えてみると「元カノ」じゃなくて「友達」と紹介されて良かったなって。

     

    ・憂鬱さを捨て、外に出よう

    普段、家でごろごろしているのが最高に好きな私だから、必要以上に外出することなんてあんまりない。仕事や買い物以外、家から出たくねえんだよ。お金だって使うしな。たまに友人と家でだべったり飲みに行ったとしても、家でずっと一人でいると気が病んでくるんだよ。一人でどんどん思い悩んで八方塞がりになるっつーかさ。

    そんなときには、どこへ行くと決めないままに一人でぶらぶらして気分転換をするんだ。家で悶々としていたって仕方ないから、外の空気を吸って自分の思うままに出歩くのが好きなんだよな。ふらっと入ったお店のメニューにお気に入りを見つけたり、良いのに安いものを見つけたときの喜びったらもうね。それまでのうっとうしい気分がぶっ飛ぶ。友達とはできないような、一人気のままのお出かけを楽しむのは心に良い。

     

    ・このタイミングで元カレと遭遇

    でも、ある日気分転換として出かけ、昔よくデートのランチをしていたお店に立ち寄った自分を呪った日があった。そのデート相手だった当時の恋人現元カレ兼他人と遭遇してしまった。しかも、相手が今カノとラブラブなデートの最中に。お店に入りおひとり様な旨を店員さんに伝えたときに、目があった。「まさかこのタイミングで遭遇するなんて」と唖然としている私を放っておけばいいものを、元カレは馬鹿なのか私に声をかけてきた。

    そりゃ今カノにしてみれば「この女(しかもかなりボーイッシュな)は誰よ」ってなるじゃん。恋人はこの私なのに、この女は何ってさ。もう女特有の他の女への敵意むき出しよ。私が今カノの立場だったとしても、きっとそんな反応をする。分かってはいるけれど、久しぶりに向けられたそんな敵意が怖かった。それに対し、元カレは「友達だよ」と私を紹介し、その今カノらしい女性のことを「今付き合ってる恋人」と私に紹介した。

     

    ・元カノではなく友達

    「はあ!?友達ってお前昔お前の恋人だったんですけど?元カノですけど?その女と竿姉妹ですけど?」と私は内心めちゃくちゃブチ切れそうになったよ。お前彼女の前で何良い格好してんだよって。元カレとはいえ、ラブラブそうなカップルを修羅場にしたくないからグッといろんな言葉を飲み込んだ。その後食べた料理の味はあんまり覚えてない。

    その日の気分はもう最悪。ただでさえ、家でひとり悶々としていたから外に出たっていうのにこの有様。なんて最悪なタイミングで元カレと、しかも今カノとデート中の元カレに遭遇したんだと自分の運のなさに泣きそうになった。それに、元カレに平然と「元カノ」ではなく「友達」と紹介されたなんてな。

    正直、「友達」と紹介されたことにショックを受けている自分自身に驚いた。「もう恋人でもなんでもなく他人だ」とそう思って別れてからは、連絡も取らずにいたのに。いつぶりか分からないくらいには元カレの顔を見ていなかったのに。いざ、その他人から自分のことを友達だと今カノに紹介されたくらいで凹んでいるのが情けなくなったし、変な憤りも感じた。

     

    ・もう「元カノ」の身分は捨てよう

    凹みに凹んだからか、そのうち「逆にあの時、元カノじゃなくて友達として紹介されてよかった」と思えるようになった。吹っ切れたのかもしれないし、時間が経って私の中で気持ちの整理ができたのかもしれない。少なくともあの場をややこしくすることもなく、普通にやり過ごせたのは「友達」と紹介されたから。それに、あの今カノに元カノと紹介されていたら死ぬほど恥ずかしかっただろうなって思えてきたんだ。元カレの今カノは可愛かった。ボーイッシュすぎている今の私が、「元カノ」を名乗りをあげてはいけないレベルの可愛さだった。「そりゃあこの女が恋人のほうが人生楽しいよな」って後から冷静に思えた。

    もう、元カノって身分は捨ててしまおうと心に決めることができた。昔付き合っていた相手が私との恋愛とは区切りをつけて、新しい恋愛を育みつつあるのに、私だけいつまでも「元カノ」って身分にすがりついているのはダサい。立ち止まっているのは私だけで、周りはどんどん次のステップへ足を踏み出している。その現実を受け入れないといけない。受け入れて私自身も次につなげられるように、「元カノ」の身分とはおさらばしたいと決意できた。いつまでも昔の恋愛や愛した相手に囚われているのはまっぴらごめんだ。「恋人はしばらくいいかな」って思っている今、一人ならその一人の時間を過去の思い出に気持ちをかき乱されることなく、存分に謳歌したい。