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【男前女子から一言いいか?】好きならなおさらコンドームを

  • 2015年10月10日  霜降 どいや  



    相手のことが好きで好きでたまらかったら、相手の全てを欲しくなる。それに、相手の全ても受け入れたくなる。だけどな、だからといってコンドームを付けずに行為に及ぶのはちょっと違う気がするんだよな。コンドームを付けないことで、愛情表現できるなら世話ねえよ。

     

    ・泣きそうになりながら相談してきた友人

    友人がどうしたんだよってくらいパニックで泣きそうになりながら相談をしにきた。家でだらだらしてる時だから、すっぴんにスウェットの格好で彼女を迎え入れた。「どうしたんだよ、まあ落ち着けよ」って言ったらワンワン泣き始めるしでよ。「これは相当な何かがあったな」ってさすがの私も感づいた。ワンワン泣いて少し落ち着いた後、彼女は話を切りだした。

    「付き合ってる彼氏との子供ができたかもしれない」

    吸っていた煙草を落としそうになった。もうびっくりだったんだよ。だってよ、その友人はそんなことをあんまりしなさそうなタイプだし、きっちりしてそうだから余計な。ギャップに驚いたというか。そんな彼女だからこんなにパニックになるのも頷けた。

    「ゴムとかピルとかしてなかったのかよ」
    「ピルはなんだか怖いし、それにゴム付けない方が良いって言うから…付けなかった…どうしよう」

    またワンワン泣き始めた彼女を抱きしめて、慰めることしかできなかった。今から彼氏を呼び出して一発ぶん殴ってから説教してやりたかった。

     

    ・付き合う彼氏を間違えたのか?

    私の知っている「友人」としての顔の彼女は、誰にでも優しくて全てを受け入れてくれるような女神だ。少なくとも私にはそう映っている。私には少ないその優しさがとても好きで、友人としてずっと仲良くしてもらえて本当に感謝なんだよな。でも、そんな彼女の優しさが裏目に出てこんな出来事になったのかなって思うわけよ。

    彼女はめちゃくちゃに優しい。優しいがゆえになかなか何事も断れずに、無理をすることがある。彼女がそんなシチュエーションに遭遇し困っている様子を、友人の一人として何度も見てきた。その度に、彼女の代わりに私が相手にブチ切れに行ったり、断れない彼女に「優しすぎるとつけ込まれるから、時には厳しくなれよ」と言ってきたんだよ。

    彼女の恋愛にまでそんな風に口出しをするのは違えよなって、それまで黙ってたんだよ。だって、恋愛とか当事者間の問題だしよ。それに、しばらく彼氏がいない私が口出しをするのはお門違いだよなって。こんなに泣く彼女の姿を見るんだったら、ちょくちょく様子を聞けば良かったってすげえ後悔した。彼女の選んだ彼氏が、彼女の優しさに甘えてすべきはずの避妊をしない男だったなんてな。

    でも、彼女も彼女なんだよ。優しいから、優しいからこそ彼氏の言うようにゴムを付けずに全てを受け入れようとしたんだろうよ。でも、それとこれとは割り切らねえと。これだけは自分たちだけの問題じゃねえから。もしかすると、未来の命が失われるかもしれないんだからよ。自分たちの愛情表現のためにすべきことをしないのは、自分達のことしか考えられていない自己中なカップルでしかなくね?って思うんだよな。

     

    ・好きならほんの少しのゴムの厚さで隔てよう

    相手のことが好きであれば好きなほど、相手の要望に応えたい、相手の全てが欲しくなるし受け入れたくなるのも分かるよ。でもよ、だからってリスクを伴う避妊をしない行為に及ぶってのはいただけねえ。もしものことがあったときに、腹をくくれるのか?それをも受け入れられるのか?それができねえんなら、回避できるリスクをあらかじめ避けろっつー話じゃん。それをしないのなら、そのリスクをも受け入れろって思うんだよ。

    そういう行為ができる彼氏って存在がいる頃、正直私はいざってときに腹をくくれる覚悟がなかった。だから、何がなんでもゴムをつけるように言ったし、そうした。避妊を嫌がる恋人なら、「お前、子供できたら責任取れんのかよ」と言ったし、その内心で「所詮、目先の気持ちよさだけを求めて、自分たちの将来をきちんと考えられない男なんだな」ってもう「無し」になる。即別れたりもした。

    好きで好きで相手のことを大切にしたいのなら、なおさらゴムをきちんとつけたい。つけないことが愛情表現なんて思いたくねえ。ゴムのほんの少しの隔たりが、相手への愛情表現だって信じてる。ちなみに、ワンワン泣いた彼女と一緒に「検査薬で確かめてみよう」と一緒に買いに行った。結果の一部始終を見届けた私は、まるで彼氏かっての。検査薬の結果は陰性でパニックも裏腹に、そういう心配がなかった。もう二人して胸を撫で下ろした。これを機に、彼女も少しは流されることなく彼氏に厳しくなってくれることを祈りたい。もう一度こういうことがあれば、間違いなく彼女の彼氏をぶん殴ることになるからな。