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【男前女子から一言いいか?】私なら手編みマフラーは死ぬほど嬉しい

  • 2015年01月01日  霜降 どいや  



    手のこんだことができない。だから、編み物とかの手芸ができる女がとても羨ましいんだ。冬に彼女に編んでもらったマフラーを重いと言う男がいるけれど、私みたいに編めない人間もいる中で自分のために一生懸命マフラーを編んでくれる彼女とか羨ましい。

     

    ・大切な人が編んでくれたマフラーに憧れる

    私は不器用だ。日常生活で支障をきたすほどの不器用さじゃないし、料理とか外れたボタンを付けるくらいの裁縫ならできる。けれど、「手芸」として楽しめるレベルの器用さがない。器用さがないってのに加えて細かい作業をずっとできる根気もないってのもあるけれど、とにかく編み物だとか刺繍だとかああいう手芸の類ができない。だから、毎年寒い季節になってくると、周りの友人が恋人のためにと一生懸命にマフラーやセーターを編んでいる様がすげえ羨ましいんだよな。

    とても器用な友人がいて、彼女は毎年のクリスマスに編み物を何かしら彼氏にプレゼントしていて、その彼氏も喜んで彼女が作ったマフラーだったりベストだったりを毎年身に着けてる。秋頃から作り始める彼女の家に行く度に、どんどん完成へと近づいていくのを見ていると本当に尊敬する。手先が器用ってまじで得だよな。私はそんな製作過程を見ているだけに、彼氏がほくほくと嬉しそうに大切に使っている姿を見ると微笑んでしまう。自分にとっての大切な人の手作りって愛情が篭っていて素敵だよ。けれど、中にはそんな手作りのプレゼントを喜ばない人もいるんだな。

     

    ・恋人からの手編みマフラーは重いのか?

    男友達から「ちょっと聞いてくれないか」って感じで相談をされたとても冷えた先日。あんま相談とかするようなタイプじゃない男からだったから心配で話を聞いてみると、「最近付き合い始めた彼女からの少し早いクリスマスプレゼントで手編みのマフラーを貰ったんだけど、手編みマフラーとか重いしどうしよう…」ってな内容だったんだ。編み物とかできない私(だし編み物を贈る相手もいない)は、「そんな贅沢な悩みがあんのかよ!何様だよ!」ってびっくりしてさ。んで、これがそのマフラーなんだけど、って巻いてるマフラーを見たらすっげえ良いマフラーなんだよ。それこそ「これが手作り!?売り物じゃなくて!?」って二度見するレベルのハイクオリティでさ。なのに、本人は困りながら使ってるんだよ。

    「こんなマフラー編んでくれる彼女とか羨ましすぎるし、私にも作って欲しいレベルなんだけど」って言ったら、「いや、それは第三者だから言えるんだよ。ここまでしてくれた恋人なんて初めてだし、俺どうすればいいかわかんねえんだけど」ってその男友達は悩んでた。彼女からの手作りプレゼントにとても喜んでいる人を知っていただけに、その男友達の感覚が新鮮だった。

    確かに、手編みでマフラーを作ろうと思ったら相当な時間がかかる。手の込んだ物であればあるほど。友人の作ってる様を見ていても、「こんな作業、編み物だけじゃなくて相手のことも好きじゃないと出来ないな…」って関心するしな。それだけに、その愛情だとか想いを重く感じてしまうのかなって、いや、これはあくまでも私の想像だけど。「そんな深く考えなくてもいいんじゃね?」とも思いもしたけど、マフラーを編んでくれた相手のその想いに応えないといけない、みたいなそういう「相手のことが好きだからこその葛藤」みたいなのもあるんだろうなって。けれど、本当にマフラーを作ってくれた相手のことが好きなのなら、私ならその愛情たっぷりのマフラーをそれこそ壊れてしまうまでずっと使いたいって思うんだよ。

     

    ・編み物はできないけど大切にすることならできる

    私は、不器用だから自分で誰かのためにマフラーを編んでプレゼントとして贈ることはできない。けれど、誰かが私のためにと一生懸命に編んで贈ってもらった際には、その物を大切にずっと使うことならできるから。手作りのプレゼントのその愛情にしっかり応えるには、その物を大切に大切にすることが一番の方法じゃないのかなって。私も自分が作った料理を誰かに「美味しい!」とパクパク食べてもらったらすっげえ嬉しいし、きっと手編みマフラーを作った人も、自分が頑張って編んだマフラーを毎年の冬に使ってくれたら、それほどに嬉しい事はないだろうよ。

    私が「大切な人に手編みマフラーを贈り、そしてそのマフラーを毎年使う」ってことに憧れるのは、そのマフラーを通して「あれからもう何年なんだね」とか「あの時はこうだったね」とか、その相手と一緒に思い出を振り返られるからなんだよな。手作りの物の使い込まれた質感とかで相手とどれだけ一緒に過ごしているのかを感じられるなんて最高じゃん。もしも私に恋人が現れるようなことがあれば、編み物にチャレンジしようかな。いや、相手の男が編み物とか得意な人であることを願うか(笑)