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【男前女子から一言いいか?】自分に酔いしれる力が恋愛で重要?

  • 2015年07月30日  霜降 どいや  



    おっさん女子をこじらせつつある今、恋愛をすることがとても恥ずかしく感じつつある。自分の想いを相手にぶつけたり、相手にふり返ってもらうがためにいろいろな努力をすることに熱くなれない。熱くなるどころか、無意味さや恥ずかしさを感じてしまって一歩踏み出せないんだよ。

     

    ・恥ずかしさを乗り越えられない

    しみじみと私は「おっさん女子をこじらせてしまったんだな」と最近痛感する。恋愛することがすげえ恥ずかしいんだよ。恋愛に対する熱量が足りないっていうかさ。恋愛にすげえ冷めてんだよな。

    「どうせ今のおっさんみたいな私のままじゃ恋愛なんてできない」
    「昔みたいに恋愛に頑張れる気がしないし、そんな私が彼氏できると思う?」
    「努力するだけ無駄じゃね?」
    「てか恋愛なんてしなくても別にいいし」

    どうせ・私なんか・別に、なんていうクソみたいな思考の繰り返し。このマイナスな思考回路の根本には、「昔の若い頃ならまだよかった、けれどそこそこいい年になって恋愛に頑張るのは恥ずかしい」と恋愛自体を恥ずかしく思ってしまっている私がいるんだよ。それに気付いたときには、まあ「私も年取ったんだな…」って遠い目をしたし「考え方も年取って、というかおっさんになってきてるな」って。

     

    ・肉食系女子をできたのは自己陶酔できたから

    昔は正直、今の私とは真逆だった。ちょっとでもタイプな人にはすぐ惚れるし、その惚れた人に猛烈アタック。まるで肉食系女子ってかその言葉の通りだった。好きになった人に振り向いてもらうために、あまり興味のない野球も勉強して楽しめるようになったし、相手が好きだと言うバンドの音楽も積極的に聴いた。もう絵に描いたような「好きな人に趣味を合わせるタイプ」だったんだよ。我ながらあそこまでよく頑張れたなって思う。

    けれど、そうして頑張って付き合うことになった恋愛もうまくいかなかったり、努力しても報われなかったり、あと恋愛が全て良いことばかりではないと痛感した私は次第に恋愛のために頑張ることをやめた。むしろ、恋愛は面倒だと思うようになった。恋愛がいつもうまくいくものではない、恋愛には負の感情も付きまとう、そんなことは当たり前だけど私はそんな恋愛に疲れてしまった。ある意味大人になったんだよな。

    今のおっさん女子をこじらせた私と、ひたむきに恋愛を頑張れた昔の私とで決定的に違うのは恋愛に対する姿勢、これは間違いない。でも、それだけじゃない気がするんだよ。昔の私は、恋愛をする上で私自身に酔いしれることができていたような気がする。

     

    ・私は少女漫画の主人公

    例えるなら、恋愛を頑張れていた私は少女漫画の主人公になった気分だったんだよ。少女漫画でよくあんじゃん、「憧れの相手に一目惚れした主人公がその相手と結ばれるために色々と努力しながらも、途中ライバルや様々な難関に立ち向かう」みたいなストーリー。そんな話の主人公はだいたいその恋愛を成就させることができる。私はその主人公になりきっていた。頑張って努力すれば絶対に結果として報われる、たとえ辛いことがあったとしても乗り越えられると信じていた。だから恋愛に対して一生懸命になれたと思うんだ。

    少女漫画の主人公になりきれるほど、いわば自分の人生というストーリーの主人公である自分が恋愛に熱心になれた。一見、少女漫画の主人公になりきることは痛い。けれど、痛いとかそういう風に思えなくなるほど、周りの目を気にすること無く恋愛に真面目になれるってことじゃん。恋愛をする上では最強だ。と、すると恋愛ではいかに自分に酔いしれるかが大切になるんじゃねえのかなって思うんだ。

    現に、今の私にはこの自己陶酔力が足りていない。足りていないせいで恋愛に頑張ることを無意味に感じたり、恋愛をすること自体に恥ずかしさを感じてしまってる。少女漫画の主人公になりきれるほど子供じゃない、むしろ大人なんだけど恋愛をする上ではちょっと厄介な性格になってしまったなと思う。恋愛を一生懸命頑張るために必要な主人公補正がなくなってしまったんだからよ。

     

    ・恋愛ベタな主人公がいたっていいじゃん

    でも、少女漫画の主人公は皆が皆恋愛上手というわけじゃない。中には、恋愛ベタでどうしていいのか分からない主人公だっているはず。私がその主人公になってやろうじゃん。いや、少女漫画以上の恋愛を私自身の人生でやってやろうじゃん。「事実は小説より奇なり」じゃねえけど、人が作り上げた恋愛以上のそれを私の人生で成し遂げたい。

    だから、今度もしも私の前に惹かれるような人…好きな人が現れたとしたら、私は恋愛を恥ずかしいなんて思わずに、自分に素直になって恋愛を頑張りたい。その恋愛に真面目になって、私の人生のストーリーに華やかさを追加したいって思うんだよ。