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ドクター蘭の恋愛コラム「PMSを克服して恋愛トラブルを回避しよう!」

  • 2014年11月25日  ドクター 蘭  



    生理前になると、意味もなくイライラして恋人とケンカになっちゃうことはない?それは、女の気まぐれなんかじゃなく、しっかりとした理由が隠されているのよ。
     
     
    そのイライラの原因、もしかするとPMS(生理前症候群)かも?
     
    女のからだはとっても複雑。毎月の生理サイクルによって体調や精神状態も大きく変化しているの。
    特に生理前は情緒不安定になりやすくて、無性にイライラしたり、悲しくなったり、はたまた頭痛や腰痛が現れたり・・・心も身体も乱れまくり。そんな症状のことを総称して「PMS」=生理前症候群と呼んでいるの。
     
    PMSのよくある症状は・・・
    身体的症状 
    下腹部痛や胸の張り、眠気、食欲増進などが主な症状。
    その他、頭痛・腰痛・乳房痛・関節痛・肩こり・むくみ・肌荒れ・冷え・動悸・渇・吐気・にきび・便秘、睡眠障害などがあるわ。
    精神的症状 
    イライラ、精神不安定が主な症状。
     
    その他、攻撃的になる・感情を制御できない・パニック・集中力の低下・判断力の低下・不安感・無気力・憂鬱・引きこもり・性欲の変化・自殺思考にまで及ぶことも!
    代表例だけでもこれだけの症状があるのがPMS。
    PMSの症状は個人差が大きく、代表的な症状だけでもこんなにあるものなのよ。生理前に今あげた症状がある場合は、あなたも知らないうちPMSになっているのかも?!
     
     
    PMSはなぜ起きる?
     
    PMSは排卵後に多く出る女性ホルモン、プロゲステロン(黄体ホルモン)の影響が大きいと言われているわ。
    プロゲステロンは、水分を体に保つ働きをするので、体のむくみや体重増加が起きるの。そして、体内に過剰に水分が溜まると、体内が冷え、血流も悪くなるから、腸の調子が落ちたり、肌が荒れたりと、いろいろな不調がどんどん起きてきちゃうのね。
     
    また、プロゲステロンが多く出る時期は、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が減り、自律神経のバランスが崩れ、イライラや精神不安定を起こしやすくなるの。
     
    実はPMSの時期はプロゲステロンが多く、エストロゲンが少ない時期というだけじゃなく、両方の女性ホルモンの分泌が減少し、ホルモンバランスを崩しやすくなる時期でもあるの。
    だから、ホルモン分泌のバランスは人によって様々。PMSの症状も人それぞれ違っているのはこのせいなのよ。
     
     
    PMS対策で恋愛トラブルを回避しよう
     
    生理前の情緒不安定は、生理のない男にとっては全く理解不能な行動にしか映らないものなの。
    だから、些細なことで彼にいいがかりをつけたり、デート中にいきなり泣き出しちゃうなど、彼が彼女のヒステリックな行動に嫌気がさして、違う女性と浮気しちゃうなんてトラブルが、「別れ」の原因にも繋がってしまう恐れも!?
    そうならないためにも、ここでは、PMSを予防していつもおだやかな女性を目指す方法を伝授するわ。
     
    ・アロマテラピーでリラックス
     
    PMSの症状改善にはアロマテラピーがお勧めよ。アロマテラピーは、植物から抽出した香油(アロマオイル)によって、身体と心の健康を維持する民間療法よ。
    ここでは、自宅で簡単に取り入れられるアロマテラピーの方法をご紹介しましょう。
    ・アロマオイルを入浴剤代わりに湯船に数滴たらし、ゆっくりお風呂に入る
    ・アロマポットを部屋に起き日常的に香りを楽しむ
    ・枕の上にアロマオイルを1滴たらしたハンカチをのせて眠る
     
    次にPMSの症状に効く香りをお教えしましょう。是非参考にしてみて。
     
    1. ローズ
    不安を鎮める効果があるわ。ホルモンのバランスを整える働きもあるのよ。万能な香りなので、気軽に使いやすいわね。
    2. イランイラン
    緊張をほぐして不安を取り除いてくれるわ。ただし香りの好き嫌いが大きい香りなので嫌な場合はパスすること!
    3. カモミール
    心身をリラックスさせてくれるわ。体を温めたり、消化促進効果もあるので、ハーブティーにしてもいいわね。
     
    その他、クラリセージもエストロゲン分泌に近い効果を脳に与えてくれるため、PMS対策や女度アップにもおすすめよ。
    アロマテラピーの注意点として、持病や体質によって使用を控えたほうがよい香りもあるの。アロマオイルを購入する際には、まず香りを試して「心地よい」感じるかを判断し、注意事項をよく読んでから使用し始めましょうね!
     
     
    ひどいPMSの症状は「低用量ピル」で治療できる
     
    PMSの原因は女性ホルモン。ひどいPMSの症状にお悩みなら婦人科へ受診し「低用量ピル」でPMSを治療してみてはいかがかしら?
     
    低用量ピルは、お薬でエストロゲンとプロゲステロン、両方の女性ホルモンを補充することで、女性ホルモンを卵巣から分泌するのを抑制し、卵子を排卵する作業を休止させ、結果として卵巣を休ませる働きを持っているのよ。
    だから、低用量ピルを服用していると、常にホルモンバランスが整いPMSで体調が崩れることもなくなるってわけね。
     
    実は、ピルを飲んでいるから生理は来ないって勘違いしがちなんだけど、それは違うのよ。けれど、生理は来るけど生理痛やPMSの症状はほとんどなく、生理不順に悩まされている人にとっては、生理周期が整い将来的には不妊症予防にもつながるの。
     
    ただし長期間の服用はエストロゲンの作用により「血栓が出来やすい」という副作用があるから、医師と相談しながら使用していくことが重要よ。
     
    今回、PMSの症状をみて、「私ってPMSだったの?」と思い当たるふしの多い人は、一度婦人科で診察を受けてみてはどうかしら?PMSの検査には恥ずかしい「内診」はなくて、血液検査で診断が可能よ。
    PMSは、生理になるたびに出現する症状だから、「また生理前に近づいてきた・・・」という恐怖感やストレスで、さらに症状が悪化する特徴をもっているの。
    だから、PMSの症状が軽いうちに治療を始めたほうがある意味「お得」。
    それと、婦人科では診察によってその人にあった低用量ピルや漢方薬を処方されるから、確実にPMSを改善することができるワケ。