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奈央のセクシャルエステ #51「愛されたい。恋に虚勢は必要?」

  • 2014年08月22日  瀬戸口 奈央  



    出会いを求めている時、ライバルに負けたくないと思った時につい張ってしまう見栄や虚勢。恋の場では常以上に自分をよく見せようとする人が多いもの。愛されるためには見栄や虚勢は有効なテクニックなのでしょうか?
     
     
    エステティシャンとして仕事をしていると、施術の合間に女ならではの恋の話を聞くことが多いです。まぁ、恋の話と言っても多くは愚痴なんですけどね。でも、たくさんの人の話を聞いていると、その道のプロでもないのに「この人は言っていることと行動が違うタイプ」「この人は自分をよく見せようと見栄を張っている」というように、話の中から相手の本心や隠している姿、その恋の問題点などを汲み取れるようになっていくものです。そしてそこで気づいたのが、男性も女性も恋の現場では虚勢を張っている人がとても多いということ。「本音をぶつけ合える相手がほしい」「本当に信頼できる相手と恋がしたい」と言いながら、実は自分が本音を見せていないというケースが多いということです。
     
     
    ◎人間は見栄とプライドの生き物
    唐突ですが、人間にとって「死ぬ間際まで捨てられないもの」って何だと思いますか? お金? 家族? 愛情? いえいえ、それは違います。私が思うに、人間が最後まで捨てられないものは、「見栄」と「プライド」です。たとえば世間に本来の自分よりも良く思われたい、生活レベルを落としたくない、弱っている自分の姿を見せたくない。これらはすべて見栄やプライドから来る行動。絶体絶命のピンチでぐっと踏ん張るのだって、泣き言を言わないのだって、プライドがあるからこその行動ですよね。そう。プライドがあるからこそ人は自分を高めて頑張ることができるし、見栄を張る気持ちがあるからこそ外に向けて体裁を整えようとするのです。つまり、人間にとって見栄とプライドは、切っても切れない根底をなすものと言えるのではないでしょうか。
     
     
    ◎見栄っ張りな人ほど恋愛経験が多い!?
    人間にとって最後まで切り離せない見栄とプライド。それは恋愛でも同じです。というよりも、恋愛の場ではそれがより強く出ると言ってもよいでしょう。
    実際、お客様含め色々な人の恋愛を見ていると、大抵の人は恋愛の場では本心をさらけ出さず見栄を張って恋をしています。これは付き合い初めて間もない人だけでなく、何年も付き合っている二人にも見られる傾向です。
    この見栄を張る行為、あなたはあまりよくないと思いますか? でも、実はこれってとても大切なことなのです。これはあくまでも私の統計ですが、自分をよく見せようという気持ちの強い人ほど恋愛経験が多く、異性の目にとまりやすいという傾向があるのです。そして、見栄を張ることをよしとしない人を見ると、そうでない人よりも恋愛経験が少ないという傾向が。中には、真っ正直に恋愛にぶつかって、そのまま躓いてしまうという人もいるくらいです。つまり、恋愛に関して言うなら、正直に向き合うことが正しいというわけではないのです。
     
    「恋の場では時として見栄や虚勢を張ることも必要。敢えてすべてを見せない。隠す部分は隠して演じる部分は演じる」
    これこそが、恋愛の大切な心得と言えそうです。
     
     
    ◎虚勢を張る男と女、軍配はどっちに?
    恋愛関係にある男と女、両方が虚勢を張っていたとしたら、軍配はどちらにあがるのでしょう。これまた私の統計になりますが、年齢やキャリアなど二人を取り巻く条件が同じであれば、基本的には女性に軍配があがります。多くの場合、同じくらいの年齢、キャリアの男女であれば、虚勢を張った相手を論破して主導権を握ろうとするのは女性のほう。男性は女性に太刀打ちできず不満を抱えることが多いようです。でも、世間的には男性が年上のケースが多いですよね。なので、世間的には軍配は男性にあがり、女性が振り回されるケースが見られがちです。実際、2−3歳の年の差だと女性が勝つことが多く、それ以上になると経験や交渉術の差で男性に軍配があがるという感じです。
    ちなみに、ここで見落としてはいけないことが1つ。年の差で女性が完璧に負けたかというとそうでもないのです。基本的に女性は聡い生き物。口では何も言わなくても、男性の見栄や虚勢、プライドから来る不合理な行動についてしっかりと気づいている人が多いです。男性の皆さん、女性をうまく手のひらで転がせていると侮ることなかれ。女性はあなたのそんな思惑にしっかり気づいていたりするものなのですよ。
     
     
    ◎見栄や虚勢は恋の敵?
    施術中に恋愛話をすると言いましたが、の中でも多いのが、これは何もハッピーな話ばかりではありません。むしろ、喧嘩や失恋など暗い話のほうが多いと言ってもよいでしょう。
    でもこの喧嘩や失恋、よくよく話を聞くと見栄や虚勢を張りすぎた結果、引き起こされたというようなものが多かったりします。
    もちろん、ケースによって違うので一概にそうとは言えませんが、積もり積もったものが爆発した喧嘩、本音を見せなかったことによる別れ、無理して合わせていたことによる最後通牒など、見栄や虚勢の張りすぎでダメになってしまう恋が多々あります。
     
    「見栄や虚勢の張りすぎ」、これって恋を一番ダメにするものですよね。見栄や虚勢はほどよく張るのなら恋のスパイスになりますが、度を超してしまっては相手との間に亀裂を生む結果に。このバランスをよく分かっていない人が最近増えているように感じます。
     
    「見栄や虚勢は恋愛に必要なもの。
     でも同時にさじ加減が大切で、決して暴走してはならないもの。」
    皆さんも、見栄や虚勢の張り方には気をつけるようにしてくださいね。