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恋する係長◆Noと言える恋をする方法

  • 2014年03月27日  恋する係長  



    ビジネス同様、恋愛でも交渉は不可欠です。

    「No」と言える関係がベストですが、なかなか難しいもの。

    関係に亀裂が入らないよう、言葉に工夫が必要です。

    断り方を工夫し一緒に ”奴隷状態” から抜け出しましよう(笑)

     

    まるで奴隷!?精力的な取り組みが災いした係長

    私の会社には幾つかの販路があります。ある商社(H社)を担当した時のことです。そのH社は業界でも指折りの影響力がある企業です。仕入先に求めることの一つに『サービス』というキーワードがありました。キーマンからの要求は厳しかったのですが、私はキーマンの期待に応える為に精力的に取り組みました。

    「在庫が切れるから納期を短縮して!」「イベントがあるから展示物を提供して!」「○○を調査し、30分以内に回答して!」大きな売上を期待できるH社でしたので、どんな業務よりも優先して対応を行いました。その結果、売上も順調に伸びていきました。キーマンから「係長(私)という人間を評価した結果」だとお褒めの言葉も頂きました。

    半年後、相変わらず私はH社の業務に力を注いでいました。ある時キーマンから「新しく立ち上げた営業所の人材が足りないから、そこで業務を手伝って」と依頼を受けました。私は唖然としました。本来の私の業務とは異なります。しかしキーマンは「断ったら・・・。判るよね?」と脅しを掛けてきました。キーマンからの評価を下げたくない一心で、自分の会社には黙ってH社の業務を行いました。H社での業務は日を追う毎に増え、気づけば一日の殆どをH社で過ごすようになりました。

    H社への直行や直帰が続きました。H社では社員以上にこき使われ、精神的にまいっていました。身に覚えの無い腹痛が発生するほどです。私の異常なスケジュールに気づいた上司の課長が新店舗を視察すると、H社の社員の如く黙々と業務を行う私がいます。課長は部長へ報告。部長は即座にH社のキーマンと何らかの会話を行い、私はH社の担当から離れることになりました。

    部長から呼び出されました。冒頭に厳しい表情で「まるで奴隷だな」という一言がありました。私はその言葉に苛立ち、私という人間をキーマンが評価してくれたこと。売上が伸びたことを説明し自身を擁護しました。すると「気持ちは判るが、もう少し工夫したら、結果が違ったと思う。」と言い、二つの恋愛にも活かせるテクニックを解説してくれました。

     

    「無理」「難題」をかわせる2つの断り方

    当時の私には付き合えそうで付き合えない曖昧な関係の女性がいました。私は女性にベタ惚れで、どんな要求にも100%応じました。例えば「今すぐ○○の苺のタルトを買って来て」という真夜中の無茶苦茶な要求にも応じました。その姿は奴隷の様だったかもしれません(笑)。しかし、努力の甲斐なく、女性は離れていきました。

    今だから判ることですが「No」と気軽に言える関係こそが信頼の証であり、理想形です。一時的には議論をすることになっても、最終的にはお互いの関係を強固にするからです。但し「は?何を言っているの?そんなもん、無理に決ってんだろ」とバッサリと切り捨てては、関係に亀裂が入ります。そこで部長から教わった、「無理」や「難題」をかわせる2つの断り方を解説します。

     

    1)組織やルールを盾にする

    自分の意思ではなく、会社や規定を悪者にするというテクニックです。これならば、自分の評価を落とすことなく、交わす方法です。例えば、ビジネスなら以下のような言い回しです。

    「私としては、ご期待に応えられるようチャレンジしたいのですが、あいにく会社の規定上応じることは致しかねます」という言い回しです。

    <恋愛で使えるシチュエーション>

    どうしても”今は応じられない”女性からの要求が発生した場合の、応じ方です。女性から下記の様な無理な発言があったら、どのように断れば良いでしょうか?

    「今すぐ会いたい!」 「私より仕事が大事なの?」 「今日はずーっと一緒にいて!」

    <効果的なレスポンス>

    「もちろん僕も会いたいけど・・・」 「もちろん○○さんの方が大切だけど・・・」と相手の気持ちや立場を思いやる前置きを行った上で、次の様にレスポンスすると良いでしょう。

    「プロジェクトで今月は重要なポジションを任されているから、今だけは少し時間が欲しい」

    「論文の期日(試験日)が来週に迫っていて、集中したいから、今だけは少し時間が欲しい」

    ポイントは女性が関与しない組織で、どうしても時間を割かなければいけない理由を明確にすることです。”いつまで”と期間を設けるとより効果的です。

     

    2)検討したと女性に思わせるパフォーマンスをする

    却下することが明らかな要求でも、その場では回答しないことです。まずは相手の意思を受け止め、前向きに検討をするフリをするというのもテクニックです。例えばビジネスなら以下のような言い回しが効果的です。

    「かなり難易度の高いご要求ですね。難しいかもしれませんが、せっかくお話を頂いたものですから、一度、部長へ話しをしてみます。」 後に時間を置いてお断りを入れることになりますが"検討している”という演技をすることが重要です。「なんとか要求を実現させようと検討した」ことを相手に伝えることで、努力を認めてもらうことができます。

    <恋愛でのシチュエーション>

    恋愛では下記の様な、お金や時間にまつわる要求が発生した場合の応じ方です。

     「(急に)○○に連れて行って欲しい!」「○○のバッグ(高級品)が欲しい!」

    <効果的なレスポンス>

    「素敵な場所だよね。でも今からだと、スケジュール調整は難しいかな・・・でも、何とかクライアントとの打ち合わせの予定を変更できないか、相談してみるね。」

     「可愛いデザインだね。でも、予算的にかなり厳しいな・・・誕生日までに間に合うか判らないけど、バイトを増やすだけでなく、自炊するなど工夫して節約を頑張ってみるよ」

    ここでも、相手の立場や意見を尊重する前置きを行います。但し、期待を膨らませてもいけないので、”困難な状態を認知させる”布石を打っておきましょう。更に具体性を持たせ、どのように努力をするのかを宣言するとより効果的です。

     

    女性に対して過度に尽くしすぎると、誠意が当たり前の状態になってしまいます。これはあなたのサービスの価値が減ってしまうということを意味します。時には断る勇気も必要なのです。断るときの言葉の選び方で、あなたの印象は大きく変わりますので、是非、2つのテクニックをお試しください!・・・まぁ、試す機会が無い方が良いんですけどね。