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<美愛の国際恋愛 et cetera>カンヌの超イケメンとアバンチュール!?

  • 2014年10月21日  小波 美愛  



    今までアバンチュールなんてしたことがなかった美愛ですが、カンヌで出会った超イケメンに心を奪われてしまいました。彼には女性を惹きつけるオーラがあり、美愛も彼に初めて会った時から虜になってしまったのです。今回は、そんな彼とのアバンチュール!?のお話です。

     

    カンヌで出会った超イケメンの彼…

    パリでの暮らしを初めて3か月が経った時、パリの、雨が多くてどんよりした気候、そして人の多さに馴染めなかった美愛は南仏に移ることに決めました。南仏に移るには学校と住むところを決めなければと、まずは1泊2日で南仏に行ってみることにしました。訪れたのはニースとカンヌ。学校と事前に予約を取っていたアパートの見学でハードな日程でした。

    学校はニースを考えていたのでカンヌには行く必要がなかったのですが、せっかくだからと忙しい日程にも関わらず、ニースに近いカンヌも立ち寄ってみたのです。

    カンヌ映画祭でよく知られているカンヌですが、実際にはどんな街か想像ができませんでした。列車から降りたってみると、意外に小さい街だなという印象でした。カンヌの駅から海までは歩いて10分ほど。こじんまりしたお洒落な港町でした。カンヌの落ち着いた雰囲気に魅せられて港を歩いている時、その超イケメンのフランス人と出会ったのです。

    彼は港町カンヌにぴったりのイメージで、ジーンズにラフなマリンルックを着こなしていました。美愛は、なんて素敵な男性だろう!と思わず彼に目がいってしまいました。彼の写真を撮りたいけれど、そんなことは頼めないと思いながら彼の前を通り過ぎたら、彼がにこりと笑ってくれたのです。彼の素敵な笑顔につられて、つい私も満面の笑顔を返してしまいました。彼と挨拶ができただけで嬉しかった私ですが、なんと彼は私に話かけてくれました。

     

    カンヌで出会った超イケメンとの約束…

    話を聞くと、彼はカンヌの港から出ている船で働いていると言います。彼がマリンルックだったのもそのためです。私と会った時、彼は休憩時間だったので話す時間はほとんどありませんでした。

    普段ならとても慎重な美愛なのですが、彼にすっかり魅せられてしまい、すぐに仕事に戻らなくちゃ行けないから連絡先を交換しようという彼の言葉をあっさり受けてしまいました。後先は考えず、目の前にいるそれはそれは素敵な男性を逃がしていけないと思ったのです。

    そして、その夜には彼から電話がありました。私のフランス語は当時たどたどしかったのですが、数か月後にはニースで暮らすことをなんとか伝えることができました。彼は、私がニースに移ったら再会しようと約束してくれました。

     

    超イケメンの彼はバツイチだった…】

    ほんのわずかな時間しか会っていないのに、港町カンヌにぴったりイメージの超イケメンにすっかり魅せられた美愛は、数か月後には彼と再会できると有頂天になっていました。彼は1週間に1回くらいは電話もしてくれました。20代に見える彼ですが、ハスキーな声をしていて、電話で話をするだけでも、とてもセクシーだなと感じていました。

    そして、美愛が数週間後にはニースで生活を始めるという時に、彼から子供がいると打ち明けられました。よく聞くと、子供はハイチに住んでいて、別れた奥さんの元で暮らしているとのこと。そして子供は年に何回か彼のところに来て、彼が面倒を見ていると言うのです。想像もしていなかった話に美愛は驚きましたが、奥さんと別れているなら問題ないと思い、あまり気にしませんでした。それよりも彼と再会したいという思いが大きかったのです。

     

    超イケメンの彼は超自由人だった…】

    そして、待ちに待ったニースでの生活が始まりました。彼に会いに行きたいと思いながらも、ちょうどカンヌのボートショーが始まった時だったので、すぐには再会ができませんでした。ボートショーが終わった頃、ニースに今から行くから会えないかと彼から電話がありました。

    数か月もずっと再会を待っていた美愛。この機会を逃しては次がいつになるか分からないと、すぐにデートの誘いをOKしました。慌てて家に帰り、約束の時間に合わせて準備していると、なんと急に仕事が入ったからニースに来れなくなったと言うのです。準備万端で待っていた美愛は気落ちしてしまいましたが、仕事ならしょうがないと次の機会を待つことに…。

    デートをドタキャンされてから数日後、彼から電話がありました。そして、彼は言うのです。「私と関係を持ったとしても、それは遊びに過ぎない」「自分は自由に生きていきたいから、誰にも縛られたくない」と。そして「それでもいいか?」と彼は聞きます。

    つまり、彼と関係を持ったとしても美愛は結局捨てられてしまうわけです。「先のない恋をしよう」と言うのです。この時の彼の言葉に、美愛は金槌で頭を殴られたようなショックを受けました。たった1回しか会っていない彼でしたが、美愛の想像はどんどん膨らみ、彼とラブラブなカップルになることまで夢みていたのです。

    彼との再会を果たし、彼の魅力に益々はまっている時に彼から同じように打ち明けられたら、たとえ先のない恋でもオーケーしていたかもしれません。でも、彼と数か月も会っていなかった美愛は、その言葉に目が覚めました。先のない恋をすべきではないと思ったのです。

    そして、美愛は彼に「もう会いたくない」と告げました。その後も彼から何回か電話があったのですが、美愛の決心は固く、彼からの電話を取ることは二度とありませんでした。